
数日前に届いた電気工事技術情報の最新バージョンにあったもの。

1月の交流耐圧試験時に気づいたが手直し指示、遅くなり既に受電開始。
工事担当者に伝え、本日再度の高圧ケーブル交換で全停電となったので手直しとなった。

高圧ケーブルのサポート金具より接地線を開放する。

高圧ケーブルシース接地線を零相変流器(ZCT)に貫通させ教科書通りに施工する。
☆
そもそも高圧ケーブルシースはサポート金具に接地ネジ止めの固定観念があるので工事ヤも間違ってしまう。
6kV高圧ケーブル地絡事故発生で零相電流が、零相変流器(ZCT)で検知し方向性地絡継電器(DGR)等が動作する。
6,600V/3,300Vタイトランスの3,300V回路にある高圧ケーブルの地絡事故検知は零相変流器(ZCT)と接地コンデンサで地絡電流を十分検知可能となる様にコンデンサの透過を利用している。一般的には一次と二次が絶縁されており回路に接地はとれない。
GPT(接地変圧器)で接地する方法もあるがコスト的に採用しない。