トランスオイル表の誘電正接0.0003にするには1例で電圧60kV.600GΩで静電容量0.0017μFにすると、この数値になる様だ。
☆ネット質問での素人にも分かり易い...回答例か:
tanδ=ε2/ε1は誘電正接の定義です。
厳密性は置いておくこととして誘電正接をどうしてこう定義してるかと言えば電気の世界では抵抗(レジスタンス)とキャパシタ(容量性リアクタンス)があります。抵抗成分というのは、印加した電圧(交流を考える)に対して電流が流れ、それがそのまま抵抗成分でエネルギー消費(熱になる)されます。
ところがリアクタンス成分に交流電圧を印加すると見た目上電流は流れて抵抗成分のようにエネルギー消費されたように見えますが実際はエネルギー消費はされてはいません。
実際の誘電体を用いたキャパシタ(コンデンサ)でこれを考えると、ほんのわずかに抵抗成分があり、そこでエネルギー消費(熱)になっています。
このときエネルギー消費に寄与している部分が抵抗成分であるε1の部分になります。
結局、エネルギー消費に寄与しないε2とエネルギー消費をしてしまうε1の割合を知りたいのでtanδ=ε2/ε1としているわけです。
かなり大雑把に説明したので厳密性を問う場合は複素インピーダンスについて調べてみるのが良いかと思います。
☆ネット質問での素人にも分かり易い...回答例か:
tanδ=ε2/ε1は誘電正接の定義です。
厳密性は置いておくこととして誘電正接をどうしてこう定義してるかと言えば電気の世界では抵抗(レジスタンス)とキャパシタ(容量性リアクタンス)があります。抵抗成分というのは、印加した電圧(交流を考える)に対して電流が流れ、それがそのまま抵抗成分でエネルギー消費(熱になる)されます。
ところがリアクタンス成分に交流電圧を印加すると見た目上電流は流れて抵抗成分のようにエネルギー消費されたように見えますが実際はエネルギー消費はされてはいません。
実際の誘電体を用いたキャパシタ(コンデンサ)でこれを考えると、ほんのわずかに抵抗成分があり、そこでエネルギー消費(熱)になっています。
このときエネルギー消費に寄与している部分が抵抗成分であるε1の部分になります。
結局、エネルギー消費に寄与しないε2とエネルギー消費をしてしまうε1の割合を知りたいのでtanδ=ε2/ε1としているわけです。
かなり大雑把に説明したので厳密性を問う場合は複素インピーダンスについて調べてみるのが良いかと思います。