eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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今月の電力使用量は太陽光発電バックアップもあったが1,000kWh近い...。

2022年11月30日 | eつれづれ

北陸電力 来年4月から45%値上げ 経産省に申請 大手電力会社で最大

 北陸電力は30日、家庭向けを含む規制料金について、大手電力会社の中では最大となる平均45.84%の値上げを経済産業省に申請したと発表しました。

火力発電に必要な石炭などの燃料価格の高騰を受けた措置で、来年4月の電気料金改定を目指します。

各電力会社の値上げ幅は 申請が認められれば、家庭向けの電気料金の本格的な値上げは、第2次オイルショック後の1980年4月以来、43年ぶりとなります。

標準的な家庭では1か月当たり2696円の負担が増える見込みです。

北陸電力は、来年3月期の連結決算で過去最大の1000億円の赤字になる見通しで、松田光司社長が10月27日の記者会見で「このままでは電力の安定供給に影響を及ぼしかねない」として値上げへの理解を求めていました。

値上げ申請は大手電力会社10社のうち、東北電力、中国電力、四国電力、沖縄電力に続いて5例目です。

今月30日時点での使用量は940kWhで1,000kWhまでは突破しなかったが...太陽光発電バックアップは買電の12.3%。

明日から降雪予想なので0%となり太陽光発電も冬眠状態。

4.5割UPでも電気が来るだけでも良しとしなければ...ウクライナなどインフラ破壊されて悲惨な状況だ。

凍死も覚悟、平和ボケのテレビ、マスゴミは大盛り食堂探し...バカかと多くのネット民からの声が!!。


先の構内配電柱上PGS内部短絡事故停電のtanδ値による検証確認してみる...。

2022年11月30日 | eつれづれ

来月、中に仮に接続して受電している構内、PGS内部短絡事故時の高圧絶縁抵抗測定値。

10MΩ以下はレッドランプが点く整定。

完全地絡電圧入力、零相電圧検出器(ZPD)静電容量250pFは無視してC2容量μFでtanδ値を確認してみる。

PASの零相電流は0.2A整定、零相電圧は5%整定、零相電流438mAなので当然、動作する。

 

PAS表示はSOなので一旦、電力変電所トリップ、付近一帯停電となったが程なく再閉路成功。

テストPBだけで無くAC100VでSO試験も...古いPASは内部コンデンサの容量抜けもあるので肝心な時にトリップ電圧が出ないのは致命傷となる。

SO.GR同時発生したものと思われるが表示はSOだけの場合もあるがSOが出た事故はヘボ経験が対応、処置他の判断が必要となる。

 

 


20年前に保安管理料減額改定したが、今まさに歴史は繰り返す世の常なのか...。

2022年11月29日 | eつれづれ

沖縄電力、規制料金43.81%値上げ申請/自由料金は37.91%

沖縄電力は28日、低圧と高圧の規制料金について、値上げを経済産業相に申請した。

国の審査を経て、2023年4月からの料金改定を目指す。

値上げ率は43.81%(低圧40.93%、高圧50.02%)。

規制料金の改定は15年ぶりで、値上げ改定は43年ぶりとなる見込みだ。

同社は燃料費の高騰と燃料費調整の上限設定によって、財務体質が急速に悪化していたが、値上げを通じて健全な収支と財務基盤を回復する。

自由料金も合わせて値上げする。  

原価算定期間は23年度から25年度の3年間。

送配電関連費用を除く、年間平均の規制料金の申請原価は1732億円で、前回改定時の967億円から765億円増えた。

現行の料金による収支では、622億円が不足するため、今回の値上げに至った。

大手電力各社の大幅な料金UPがそろった。

もう20年前となったが、財界?からの圧力で、泣く泣く某教会も保安管理料改訂...歴史は繰り返す様だ。

令和5年4月大幅な減額改定を発表するのか...。

昔、流行った省エネルギー設備投資のリースもまたぞろ出てくる...結末は裁判沙汰が多く報道された。

通常の使い方で省エネなど無理、1ライン停止でもする事だ、後は禁じ手の人減らしの策が王道か。

今後は企業のコストダウンもエネルギー価格の上昇で耐えきれない現状となるのは必定。