eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

よくぞ柱てっぺんまで登ったり...

2021年06月30日 | eつれづれ

PAS電源ブッシングにストンと上手く落ちて昇天する。
真上の中相クランプカバーより裸電線が見えるがカバーズレたのか?右側が電源。

PASは夏期なので開放している。

中程で地絡して肉片飛び散る。

さぞかしアークも飛び痛かっただろう...アーメン。
針金電気ヤも66kV特高変電所に勤務していた昔、3.3kV感電死亡は、このような悲惨な状態だった。
柱上部のクランプカバー隙間に鳥営巣、ヘビはこれを狙ったもの。
暑い時は茂みに潜み、日が落ち涼しくなってから活動するので夜間の地絡事故多い。
詳細は支障があるのでこれ以上のUPはブロック。

こんな時は保安管理必須アイテムのカマが便利...遠くの草むらに不法投棄?する。
施工工事業者談:コン柱からは登らず(れず)支線(カバー有り)クルクル巻き付いて目標めがけて移動し途中、電線と接触し碍子の金物とスパーク感電し落下。
★ネット検索コピー、残念だが画像無し。
スズメのひなくわえたままヘビ感電死…停電
新潟市中央区笹口付近で142戸が停電した。
東北電力新潟営業所が調べたところ、付近の電柱と高圧線の境目付近で蛇1匹が感電死しているのが見つかった。
停電は約2時間後に復旧した。
同営業所によると、蛇は体長約80センチ。
電柱の上部にはスズメの巣があり、蛇はスズメのひなをくわえたまま死んでいた。
ひなを餌として捕った後に電線に接触したとみられるという。
蛇が送電設備に接触したことが原因となった停電は、県内では例年10件前後起きているといい、今年は6件が発生している。
県内には電柱が約50万本あるが全ての電柱に蛇対策を施すことは難しく、素早く復旧させるしかないのが実情だという。

後日、配電線切断して停電、クランプカバー他、交換するのでバケット車に乗りアーク痕跡とか撮影してくる。
H柱装柱、配線はPASの電源側が責任分界点では無く柱の最初の碍子受けヶ所となる。
よって、ここで地絡した場合、電力配電線と同じでPAS保護の範ちゅうとはならず波及事故扱いとなりトホホの現実。


当該の供給変電所のOVGRは当然、遮断した。
この時のVo電圧は、これは問い合わせしなければ判らない。

今回、PASの電源側なので地絡事故検知は不能だったがVo5%設定で当然、動作した時の地絡電流は2.1Aとなる。
Io設定は0.2Aなので10倍の零相電流が流れた事になる。


無理難題な事も経験して見る

2021年06月29日 | eつれづれ
要旨:リアクトルなど不要にもかかわらず耐圧トランスに並列に接続して交流耐圧試験をやってみた。

CV3芯の高圧ケーブル14sq*9m、10,350V.10分間印加した時に流れた二次側充電電流16.9mA(17 mA)実測値となる様に静電容量μFをエクセルに入力する。
この時に必要とする一次側励磁電流(コンセント電流)は-18.3Aとなった。

二次側充電電流16.9mAとリアクトル電流202mAを入力すると一次側励磁電流は18.5Aとなり前項の計算と一致する。
この時の電源容量は1.9kVA(約コンセント電流は20A必要となる。
もちろん使用した耐圧トランス容量は15A(10,350V時150mA最大)なので無理な事が判る。



交流耐圧試験論外も実際に経験して何故、無理難題?なのか理解し体験して見る。
実際の検証では10,350Vまで昇圧など当然、無理なので5kVまで行ったか...。
これも限界印加電圧は計算出来るが時間のムダ。
この程度まで理解して交流耐圧試験をやれば大きな事業所の電気主任技術者、立ち会いでもクリア出来るカモ。
まだまだ検証テーマはあるが今日はここまでUPしてENDオソマツ。



直流耐圧、交流耐圧試験の研修

2021年06月28日 | eつれづれ

耐圧試験用のCV3芯14sq*9m高圧ケーブル。正確な長さが判っているので計算値との比較は簡単に確認出来る。端末処理は以前、針金電気ヤにて行い30kV直流耐圧試験もクリア。

今回、規定値の20,750V.10分間印加。
耐圧試験の実技なので一般的なE端子方式とG端子方式を行う。

直流耐圧試験の次は交流耐圧試験10,350V.10分間印加。

高圧ケーブル短くsqも細いので二次側充電電流は少ないが、リアクトルを入れた場合にどの様な事になるのかを体験してみる。

二次側充電電流データロガー表示。

二次側充電電流、試験器読み。

100ミリチャートグラフ。最初は10kV~20kVへ昇圧。

現場感覚でDC.AC耐圧試験を2名の電気管理技術者が体験する。
この試験データで各種の計算値と近傍一致するのかを研修する。
ここまでは場数、踏めば素人でも、さも技術者らしくノーガキ語りは出来る!。
今日の耐圧試験UPは、ここまで。



ここに来て新型コロナウイルスリバウンド

2021年06月26日 | eつれづれ

東京すでにリバウンドの兆し 第5波、五輪直撃の懸念も
新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が解除され、まん延防止等重点措置に移行して間もない東京都内で、感染者数が再び増加に転じる兆しが見え始めている。23日の新規感染者数は619人で、5月28日以来の600人超えとなった。同じ水曜日だった前週の16日と比べても118人増えた。
7月23日に開幕が迫る東京オリンピック(五輪)期間中に「第5波」が襲う懸念が高まっている。
リバウンド(感染再拡大)の兆しは、この数日で顕著になりつつある。
3度目の宣言最終日の20日に確認された感染者数は376人。
同じ日曜日だった前週(13日)を72人上回り、その日以降4日連続で前週の同じ曜日を上回った。
1週間平均の感染者数の前週比も日に日に上がり、23日時点で109・9%となった。都の担当者は「リバウンドしつつある状況。ぜひ、人混みを避ける行動を取っていただきたい」と呼びかける。
宣言解除直後の感染拡大、第4波でも
宣言の解除に前後して感染が再拡大し、新たな感染の波が起きる――。こうした懸念が高まるのは、3月21日で解除された2度目の宣言直後に、実際にリバウンドが起きているからだ。
都内の感染者数(1週間平均)は3月下旬に300人程度で下げ止まると、すぐに増加傾向に入り、5週間ほどで倍増。4月12日から重点措置を適用しても感染拡大を抑えることができず、解除から約1カ月後の4月25日に3回目の宣言発出を迫られた。
今月20日で解除された3度目の宣言でも1週間ほど前から感染者数に下げ止まりの傾向がみられた。
今後、「第4波」と同じ経過をたどれば、7月23日開幕の東京オリンピックの期間中に大きな感染の波を迎える懸念がある。

オリパラ開催に合わせて新型コロナウイルス拡大の予想の様だ。
全国民、ワクチン接種するしか無いが、副作用のデマを信じるバカは罹患したら死ぬ思いをするしか...これも選択した自己責任となる。
それにしても通販のシワ、膝、腰痛い諸々のコマーシャル多く、まんまと、こちらも騙される何の事はない単なる健康食品、判っていてもツイツイ。
毎日、全国規模のCM、幾ら払っているものやら...悪質なものはお上が、根拠無しを公表...これもバカにつける薬無しの1例となると多くのネット民からの声が!!。