eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

訃報...旅犬、だいすけ君死亡

2011年11月30日 | eつれづれ
BSジャパンとテレビ東京は30日、テレビ番組「だいすけ君が行く!! ポチたま新ペットの旅」の「旅犬」として全国を旅したラブラドルレトリバー、だいすけ君(6)が29日に死んだと発表した。胃捻転で手術後、容体が急変したという。
だいすけ君は、同番組の前身「ペット大集合! ポチたま」で、06年10月に、父犬のまさお君から「旅犬」役を引き継いだ。だいすけ君の「相方」として一緒に旅をしてきたタレントの松本秀樹さん(37)は「君の魅力は世界中の誰より僕が知っているよ。まさおパパと久しぶりに2人で遊びな」とのコメントを発表した。

2***.6月初代、旅犬のまさお君が松本君、テレビクルーと撮影に当方宅に来訪...全国放送となった。当時のまさお君は3才ぐらいだったか...7才で死亡。


ドカーンの前に確認する事は...

2011年11月30日 | eつれづれ
ドカーンとなる前に内部VTの焼損を外から見分けるには某メーカーの変圧器メンテ資料をみると一番、簡単な方法は...変圧器巻線抵抗を計るのがてっとり早い様だ。これも低抵抗計(mΩ)を持ってないとダメだが。6kV側に100V入れて二次側に電圧が出ればOKの判断。

2004年にあった某工場の新設現場であった例は耐圧試験終了後、数日後に工事業者が受電時に制御用30kVA変圧器の高圧PFが溶断したとの事、呼び出しがあり変圧器の中を見ても特に異常無く11kV直流絶縁診断もOK。高価な測定器も無し...この時、高圧側に100Vを入れ低圧側の電圧を確認3.35V確認し溶断の原因は変圧器で無いと判定。PFヒューズも後、切らす事も出来ず急きょPCSで代替、取付させ受電、以後問題なく現在に至るストーリー。寒さか単なる突入切れで済ましてEND。アバウトに駄目な物は一次側100V電源ヒューズ、ブレーカが飛ぶであろう...黄色線は低圧3.5sq.IVで仮に配線して受電。


VT.LA内蔵PAS焼損

2011年11月29日 | eつれづれ
よく、素人電気技術者??が(VT.LA内蔵PAS)AC耐圧試験等で受電後、ドカーンと波及事故を起こす...PAS内蔵のVT(SOG制御電源用)容量は僅か30VA程度の小さい物。3本、一括で無く1本ずつ印加した場合、高圧ケーブル等のIc(対地静電容量成分電流)を介しての循環電流でコイル焼損する憂き目に...絶縁抵抗測定など問題無し。当然、SOG電源は試験器より入力するので気づかずPAS側は6kV受電してからドカーンとくるハメになる。
高圧ケーブルが長いと、どうしても耐圧トランス容量の関係でケーブル単芯試験になる...直流耐圧試験は長さなど関与しないので便利だ。

因みに30VAの電源容量VTに流される高圧ケーブル38sqの長さは4mとなる。現場的には4m程度の高圧ケーブルでも電圧が高い(AC耐圧試験)のでIc(対地静電容量成分電流)は多く流れ、決してPAS+高圧ケーブル単芯での試験はしない事。リスクを考えるとPASと高圧ケーブル分離させ耐圧試験を行い、つないでしまった時でも外させて実施する事。まして電力貸与品など一緒にかける必要も無い、余計なこと...他人の財産(当地の場合)。SOG電源を試験器から入れ更にP1.P2接続して高圧側、三相短絡中...素人が考えてもVT焼損パンクするのは当たり前。これではメーカー試験出荷も何も成らず性能確認、受入試験と称し壊しているダケの様だ。
エクセル計算の-14.2Aはリアクトル必要ないのに無理矢理??入れた場合の電源電流で、これも何のためにリアクトルを挿入したのか訳が判らなくなる例でIc(対地静電容量成分電流)が耐圧トランス電流(例150mA)よりオーバーした場合にL電流で相殺されて電源電流が少なくなり効いてくる?!リアクトル入れても完全に相殺されるワケでも無い。

丸八真綿は2倍、2倍と高見山関がPRしていたが直流耐圧試験はAC耐圧試験電圧の2倍を印加。イマイチ意味が判らないので深く考えず...新規の高圧ケーブルはガンガン2倍印加してもOK。他はバカ正直に印加してパンクさせては...トホホとなるので納得させた上で適宜、適当に...こんな不貞??は教科書にはアリマセンので。



過電流継電器(OCR)試験

2011年11月27日 | eつれづれ
ポンプインターロック盤を追加したキュービクルの過電流継電器試験を実施。

T=3.L=10.300%試験時の限時動作時間(公称値±17%)は完璧の10秒??。

整定根拠の紙をキュービクル側面に貼付。

試験完了後に計算根拠通りのOCR整定タップに戻して終了。

設定は超反限時で300%.10秒の限時カーブでツマラナイ試験だが当然一致する。


高圧ケーブル交換

2011年11月27日 | eつれづれ
30年を経過した高圧ケーブルだったので程度は別として本年の定期点検で交換要請。

マンホール3ヶ所とも水が有り排水して高圧ケーブルの撤去作業。キュービクル手前ではCD管が潰れておりケーブル抜けず急きょ掘削して...どうも石が上にあり、これで潰れた様だが高圧ケーブル外装は何ともなしの状態。

次の朝は(新規CVT、70m)直流耐圧試験20.7kV.10分間印加、1μAの漏れ電流。