eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

ウェンナー4電極法による大地抵抗率の測定と接地棒...。

2024年03月11日 | eつれづれ

本日、午前中に配達なった冊子記事だが、現場での測定等は2014年の秋に行った...10年前となった。

アースオーガーで穴明け、コンクリートパイルを打ち込み基礎工事風景。

奥のブルーの土手にて大地抵抗率Ωmを測定したもの。

仮設高圧キュービクルより大地抵抗率Ωmを測定する。

ここでのQB接地抵抗測定値EA=7Ω、EB=15Ω。

今は発売していない共立電気計器(株)接地抵抗.大地抵抗率計KEW4106 の測定画面...これを1m毎にSAVEして行きパワコンに取り込む。

建物の一部の足場解体工事中。

(公益)東管協の本を参考に測定値と計算値が≒(近傍一致)するのかを、ノーガキ語らず、実際に共立電気計器(株)接地抵抗.大地抵抗率計KEW4106 を使い、測定した。

もう、当時より10年以上、経過したが当時のデータは多くある。

 

 


2011.3.11の3日後に事業所へ...当時のブログには燃料配管のエア抜き。

2024年03月11日 | eつれづれ

東日本大震災発生、数日後のブログより。

舗の非常用自家発電機設備に軽油を20L入れる。東北地方太平洋沖地震による長時間停電で燃料尽きる。もう後はスタンドも休業で配達も不可能。取りあえず入れて燃料配管のエア抜きを行い、試運転の確認をやって終了。

燃料ポンプ2ヶ所ネジを緩め手動ポンプ弁にてエア抜き。メーカーエンジンによって色々な燃料配管のエア抜きがある。(初めてなので車の整備士を連れて回った)

店長を呼んで起動確認をして緊急対応をPR、軽油代金は後日シッカリ請求するが...。
本日も非常用自家発電機設備がある受託先を回って少ないながら燃料補充と配管のエア抜き作業を行った。再度の停電は、どうにもならないがコチラも車のガソリンを買えないので、出る事も出来ない状態。
こんな長時間停電、ディーゼルエンジンのガス欠は初めてなので警報停止から事後処理等に忙殺されたが受託先よりは対応の素早さで感謝された。

まさか、津波で町が全滅になるとは犠牲者万単位の報道となった。なんとも恐ろしい天災だ。所詮、人間が作ったものなど自然相手では無能に近い現実。避難所に大勢の人々、財産も皆、流され早く国の救済を...寒さで限界近い。近県なのでホームスティとか早く考えないと、どうしょうもない。

これも請求無しのボランティア保安管理だが...。

本日、午後に東日本大震災発生。

今日の月次点検で非常用自家発電機設備の運転確認。

非常用自家発電機の燃料は常に確認しておく。

この事業所も長時間の停電で燃料切れ発生...もう燃料補充だけではNG。

もう、東日本大震災発生から今日で13年たった。

13年前のブログをコピーしてUP。

 


ジュール熱の定数をAI.ChatGPTに聞いてみた...レベルは中学生か。

2024年03月10日 | eつれづれ

 

先のIV100sq電線ビニル被覆が燃えだした時のジュール熱は幾らになるのか。

H=0.24×I^×R×t(cal)

     0.24×130^A×0.1Ω×600s

    243,360

実際の5ノッチでのグリッド合成抵抗は0.12009Ωである。

10分の600s、抵抗は0.1Ωとしたが、抵抗を1Ωとした場合は

2,433,600calとなり、この電力発熱エネルギーで10分流した時は短絡状態が想定される...本当か判らないが。

1カロリーは約4,184ジュールなので換算すると2,433,000×4,184=

10,177,239㌔ジュールのとんでも無い熱量となるのか。

因みに100sqの電線抵抗5mの場合、0.000850Ω、0.850㍉Ωと計算される。

ハンディミリオームテスター測定値の桁が1つ違う。

当然、材質が悪い△◯製などのコード類は電流を通電していると抵抗で過熱、ショートする、結果は火災となる。

ビニルも粗悪なものもあり直ぐ亀裂が入るので安物は見かけだけは本物らしく...管理徹底している?日本製を買うことだ。

 


これで納得、ゴミ処分...グリッド抵抗接続線の電線焼損事故原因。

2024年03月10日 | eつれづれ

過電流で焼損したグリッド抵抗接続IV100sq線全景。

3kV、8P.190kW巻線形誘導電動機二次側に接続。

参考のため、撤去してきたもの電線。

3kV巻線形誘導電動機二次グリッド抵抗回路に、こんな感じで挟み込み。

赤キャップは250sqで電動機二次側からグリッド抵抗へ。

ボルト締めしてハンディミリオームテスターSK-3800で電線抵抗を測定する。

2.15㍉Ω→0.00215Ωの表示で、端子部の接触抵抗は高いのか?。

次のブログupでIV100sq×5mの導体抵抗値あり。

100sqなので13φの直径、素線径2.6㍉×素線数19本。

ビニル厚さ2㍉、電線許容電流298Aの仕様。

昨日、届いた電気協会報に暮らしの電気安全、火災の話があり、ジュール熱の

ノーガキがあったので、これも確認してみようかと!。

グリッド抵抗ノッチ5では合成抵抗は0.12009Ωが入っている事になる。

130A×0.12009=15.6 Vの電圧.電力P=√3×130×15.6=3.5kW

3kV巻線形誘導電動機二次グリッド抵抗回路には、速度制御で常にIV線には

低電圧、大電流130A程度(電動カムコントローラ5ノッチ)、流れている。

IV定格電流は300Aなので、電流は多く見積もっても50%程度。

何故、ビニル被覆燃えだし焼損したのか...結論は

① 電線端子同士の締め付け緩く、結果電流熱で鈍り、接触不良で過熱して行

  きジュール熱で燃えて焼損した。

② グリッド抵抗接続部との端子取り付けが狭く、締め付け強度が足りなかっ

  た。(メーカー設計ミス、業者の施工不良)

③ その他