阿波池田「禿頭」の酔っ払って候(元福寿司2代目)

ブログ開始9年目、75歳になった。家族、師、友にブログ通じ少しでも恩返しが出来れば幸いなり。

2.26の2

2014年02月28日 22時12分02秒 | 日記
2.26で思い出しますのは
渡辺和子(ノートルダム清心学園の理事長)先生、現在87歳。

(青山先生は81歳、お二人ともお元気に活動されています。)

お父様は、日本陸軍中将で旭川第7師団長だった渡辺錠太郎で、
53歳のときの子だった。4人兄姉の末っ子で次女[1]。
1936年、成蹊小学校3年生で9歳の時に二・二六事件に遭遇。
父の居間で1mのところで、当時教育総監だった父が青年将校に襲撃され、
43発の銃弾で命を落としたのを目のあたりにした。(wikipedia)

青山先生も松原泰道禅師も渡辺先生の次の話を引用されています。

「渡辺先生がアメリカのミッションスクールに留学中のことです。ある日
渡辺先生は食事当番にあてられ、学生たちの食べるパンを皿に配る仕事を
命じられました。まだ若い渡辺先生は、こんな雑用を私に言いつけてと
心中に不満を感じます。それを早くも見て取った先輩のアメリカ人の
シスターが渡辺さんに注意します。
”私が配るこのパンを召し上がる友に、どうぞ神の愛が届きますようにーー
と、神に祈りながら仕事をなさい。お皿の後片付けをするときは、お皿だけ
ではない、友やあなたの心を拭き清めるのです。そのように神に祈りを
こめて仕事をなさいーー」と。
この忠告を聞いて以来、渡辺和子先生は「雑用はない」と確信したと
言われます。(松原泰道著、道元より)

まさしく道元様の典座教訓の世界ではありませんか!



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