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シャーロック・ホームズとヴィクトリア朝の怪人たち 1・2

2016年01月16日 | ミステリ
世に盗人の種は尽きまじ、とは言いますが、
ホームズパスティーシュやパロディも尽きませんね。
作家ならば一度は書いてみたいと思うものなのでしょうか。

このアンソロジーは、編者と作者たちのプロフィールを見ると、
ゼロ年代によるパロディ・パスティーシュ、というところでしょうか。
「1」より「2」のほうが良かったかな。



「2」収録の「閉ざされた客室」「火星人大使の悲劇」あたりがグッド。
総じて、ホームズ、ワトソンが喋りすぎ。
設定や状況を読者に知らせないといけないので、
仕方が無いとはいえ、もうちょっと寡黙ですよ、二人とも(とくにホームズは)。
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