
某アニメで「るぱあ~ん」などと叫ぶしか能のない警部のご先祖が、
銭形平次の親分ですね。
(原作や旧ルパンシリーズではけっこうキレ者だった銭形警部は、
ルパンのジャケットが赤いシリーズではただのマヌケキャラになってしまったのが実に残念)
先日コメントをいただいたcold_sleeper様のブログがすごくて、
角田喜久雄の全作品リスト製作という快挙に感銘を受け、
時代小説を本棚から掘り起こしてきました。
愚者の悦楽
cold_sleeper様のブログは、内外の映画のDVDジャケ、フライヤー、パンフなどの画像が並び、
ハイブラウな雰囲気に門外漢の私はただただ眺めるだけ。
そんな映画資料の合間にときおり時代小説のエントリーがはさまるちょっと不思議な造りです。
この「銭形平次捕物控」は富士見書房の時代小説文庫から、全10巻で出ていたものです。
うちに7巻までしかないのは、作者の野村胡堂の文体が「です、ます」調で緊張感がこっち側に伝わらず、
さすがに読み飽きたからだったような記憶があります。
反対に体調の悪いときや床に伏せっているときは、この優しい感じがちょうど良いとも言えます
(わたしも病気のときに読んでいたような)。
捕物控というタイトルを与えられていますが、狭義のミステリ成分はまったくなく、
偶然で事件が解決したり人情話で終始するパターンです。
それでも、銭形の親分とガラッ八とのやりとりが、昔の漫才みたいでほのぼのとしていいですね。
どうでもいいことですが、この富士見書房はいまやライトノベル(※)やコミックしか出していませんが、
かつては時代小説文庫のレーベルがあり、この野村胡堂の「銭形平次」をはじめ、
都筑道夫の伝奇ものや角田喜久雄、山手樹一郎の作品、中里介山の「大菩薩峠」も出していました。
※アニメ「これはゾンビですか」は意外に面白いです
銭形平次 主題歌
ちなみに歌っている舟木一夫は、うちの町出身の数少ない芸能人の一人です。
ほかには、つボイノリオ。
スイングするリズムに三味線がからむアレンジがすばらしい!
大川橋蔵版が一番ですね。
銭形平次の親分ですね。
(原作や旧ルパンシリーズではけっこうキレ者だった銭形警部は、
ルパンのジャケットが赤いシリーズではただのマヌケキャラになってしまったのが実に残念)
先日コメントをいただいたcold_sleeper様のブログがすごくて、
角田喜久雄の全作品リスト製作という快挙に感銘を受け、
時代小説を本棚から掘り起こしてきました。
愚者の悦楽
cold_sleeper様のブログは、内外の映画のDVDジャケ、フライヤー、パンフなどの画像が並び、
ハイブラウな雰囲気に門外漢の私はただただ眺めるだけ。
そんな映画資料の合間にときおり時代小説のエントリーがはさまるちょっと不思議な造りです。
この「銭形平次捕物控」は富士見書房の時代小説文庫から、全10巻で出ていたものです。
うちに7巻までしかないのは、作者の野村胡堂の文体が「です、ます」調で緊張感がこっち側に伝わらず、
さすがに読み飽きたからだったような記憶があります。
反対に体調の悪いときや床に伏せっているときは、この優しい感じがちょうど良いとも言えます
(わたしも病気のときに読んでいたような)。
捕物控というタイトルを与えられていますが、狭義のミステリ成分はまったくなく、
偶然で事件が解決したり人情話で終始するパターンです。
それでも、銭形の親分とガラッ八とのやりとりが、昔の漫才みたいでほのぼのとしていいですね。
どうでもいいことですが、この富士見書房はいまやライトノベル(※)やコミックしか出していませんが、
かつては時代小説文庫のレーベルがあり、この野村胡堂の「銭形平次」をはじめ、
都筑道夫の伝奇ものや角田喜久雄、山手樹一郎の作品、中里介山の「大菩薩峠」も出していました。
※アニメ「これはゾンビですか」は意外に面白いです
銭形平次 主題歌
ちなみに歌っている舟木一夫は、うちの町出身の数少ない芸能人の一人です。
ほかには、つボイノリオ。
スイングするリズムに三味線がからむアレンジがすばらしい!
大川橋蔵版が一番ですね。
まあ趣味の世界ですので取り合わせの妙は
ご勘弁願います。
「銭形平次~」は五大捕物中最も好きで
記事も未公開ながら準備中であります。
とても全作(383話!?)読破は叶いませんが
頃合いを見はかり公開したいと思っております。
富士見書房、92年の解説目録が手元にありますが笹沢佐保の「音なし源捕物帳」なんてのも
出ていました。読みたい。
アニメ「ルパン~峰不二子という女」絵柄がTV版1stシーズンに近くて気に入ってます。
「ルパン~峰不二子という女」は、こちらの地方では放送されておらず、うらやましい限りです。