

cold_sleeper様のブログを拝見(捕物帳一覧)していて、
うちにある本を探してみました。
両方ともに廣済堂出版から出ていました。
この廣済堂出版の「安吾捕物帖」は、初版が1972年ですが、
1973年から「快刀乱麻」としてテレビドラマ化されており、
そのときに増刷(これは1973年3刷)されたものと思われます。
中学生のころたしかテレビ放映の前に読んだ記憶があります。
角川文庫で出るずいぶん前でした。
「顎十郎捕物帳」も同じく1972年の初版です。(表紙が汚れててスミマセン)
両方ともにちゃんと味わって読んどけばよかったなあ、と。
「安吾捕物帖」の装丁画は堂昌一(昨年亡くなっています)。
今さらながら、どこかで見たような絵かと思えば、
春陽文庫の表紙を飾る一連の美人画を描いた人ではないでしょうか。
巻末の既刊リストによると、林不忘の「藤吉捕物覚書」も出ていたようです。
ほんの数日前「顎十」(朝日新聞文庫)読み終えたところです。
この廣済堂のカヴァーデザインの意図が
理解できない。
2.3日中に記事にします。
「安吾捕物帖」はちくま文庫の全集で、
なぜか下巻だけ持っていますが多分読んでないんでしょう。
すっかり忘れてます。
読み始めていますが、感想はいずれ。
たしかに「顎十郎」の装丁はなんだか分かりません。まさか仙波顎十郎の家紋?なんてはずもないでしょう。
アゴとアンゴだったんですねぇ
それは偶然です(笑)。