ピングドラム 終

輪るピングドラム　OP２




「輪るピングドラム」、終わっちゃいました。
１クール目でのリンゴちゃんのストーカー話はいったい何だったのでしょうねえ・・・
と思えるくらいに、２クール目のシリアスでへヴィな展開にちょっと驚きです。
最終回ではこれまでの伏線を回収しているようでもありながら、
さらに謎をふりまいていたようにも思えます。
リンゴちゃんが「運命の果実をいっしょに食べよう」という呪文を叫んだ時点で、
運命が乗り換えられたわけですが、これはどういう意味なのでしょうね。
●その１
ヒマリの運命がカンバに乗り換えられたので、ヒマリの粉々になるはずの運命をカンバが背負ってカンバが粉々になった。高倉家の本当の子どもがショウマからヒマリへと代わった。
●その２
呪文を使ったリンゴの運命をショウマが背負って代わりに炎に焼かれた。炎でショウマが消滅してしまったのですが、モモカは火傷を負った程度だったのに、どうして？　地下鉄のテロを阻止したということで、モモカ以外の人々の運命も乗り換えたので、ショウマ本人が消滅するほどの炎になった、ということでしょうか。サリン事件を下敷きにしているようです。

最後にモモカがペンギンの帽子を２つ持っていましたが、
エピローグで少年となったカンバとショウマに関係があるのでしょうか。


終わってみたら、今年の後半はこの「輪るピングドラム」が一番でしたネ。
「まどか★マギカ」といい、この「ピングドラム」といい（あと「シュタゲ」も）、
世界改変モノがパラダイムみたいです。
「愚弟」は最終回のエピローグが一番面白かったと言うと怒られますかね～。