今は大型の遊戯施設がある時代ですが、昔は東京ディズニィーランドなどは有りませんで、故郷にはローカルな小規模の遊園地があり、春・秋の行楽シーズンとか夏休みには家族連れで遊びに行ったものです。
規模はともかく、家族でピクニック気分を味わいながら楽しむには良いかもしれませんし、当時学校行事で行ったり、町内の子供会の行事とか、家族・親しい友人仲間で行ったものです。
私の故郷にあったのは地元のバス会社が運営している遊園地。
「野球のボールをぶつけると鬼が唸り声を上げて手を挙げる」
「ミニゴーカートというかバッテリーで動く自動車」
「螺旋状に何回も回転する蛇のおすべり台」
「揺れるベンチに座っていると、家が回転するような錯覚をするビックリハウス」
「鏡のボードで出来た迷路」・・・今考えるとレトロですが、当時はそういうものが好きでした。
それと、そこには大きい池もあったので、貸ボートは必ず乗りました。
普段は常設のそういうものが好きでして、夏限定でのお化け屋敷は必ず覗いたものです。
作り物のお化けという暗黙の了解のうえで「怖がるのを楽しむ遊び」という事でです・・・家では怪談話でいじめられている成果があったらしく、「お化け屋敷」では怖いというよりも楽しかったのです・・・。
夏の暑い時期に薄暗い小屋の中なのに不思議と蒸し暑さを感じないのですから、やはり夏向きのイベントだと思います。
話は変わりますが父の生家は古かったので・・・「町の北側に聳える1000メートルほどの山に住む天狗が大音響とともに空を飛んでやってきて家の柱とか雨戸に爪痕を残した」という言い伝えがありました。
いつの時代の事かも不明だし、何の為とか、何が起きたのか、その後どうなったのかなどの結果も不明な話なのでストーリーとして整っていないし、家の中だけの言い伝えなので郷土の昔話にもなっていません。
マアこれは意味不明の言い伝えの部類で、本当は何か多少は意味のある話だったのかもしれません。
尤もこういう種類の話を他人様にしたら普通の人間には見られない可能性は大きいので、”しない”に限ります・・・従って消えていく運命の話です。
私が子供のころはこういう怪奇的な言い伝え、因縁話、特殊能力というか、透視能力とか、霊能力というか、管キツネなどなど信じる人は今よりは多い時代です。
私の母も多少はそういう気分を持っていたかもしれません。
ある時(新潟地震の後)既に亡くなった祖母の夢を見て、「おばあちゃんたちが、お墓から抜け出して遊びに来た夢を見たので気になる」という話。
私はその日風邪気味で高校を休んでいましたが「じゃ、ちょっとお寺を見てくる」と墓を見に行きました。
気分が乗らないと何かにつけ学校を休むのですが、そういう時にはさっさと出かけられる都合のよい腰の軽さもあるらしい・・・。
さて、墓石は倒れてはいなかったものの、石のふたがずれて中の骨壷が倒れて骨がこぼれているのが見える・・・
マアこれが霊関係の夢なのか、単なる状況が導き出した推測可能な事が夢になったのか・・・
高校生の頃、私は夜中に家を抜け出して近くの海の堤防で明け方まで釣りをするのが好きでした。
狙いは黒ダイで餌は朝の味噌汁の具にする生アサリ。
勝手に夜中に一人で自転車で出かけるのですが、マア概ね公認・・・というか、両親は呆れている息子だしあきらめているためか叱られたことが無い。
週末ですと東京方面からも釣り人が来るのですが平日の深夜は流石に誰もいないので100メートルくらいの突堤が独占状態です。
ここで堤防に2本くらい置き竿をして小魚を狙いながら、数か所にワタリガニ用に網を仕掛けて置いてリール竿で遠くのテトラポットの根元を狙うのです。
母からは、夜中ではあるし、場所は人気のない海に突き出た突堤なので事故があったらいけないという注意はされていた。
朝の6時頃に家に帰って、1,2時間眠ってから登校・・・ナニ眠くても特定の科目では熟睡出来る性格です(座席は先生の指名により中央の一番前)。
注意と言えば、何やら霊的な現象にも気をつけなさいと・・・
現実にはそれらしいものに出会ったことはないのですが
『海に突き出た突堤で釣りをしていると、白っぽい寝間着を着た、多分お爺さんみたいな人が突堤の先端の方向に歩いて行ったのだけど・・・当然海で行き止まりなのに後で見ると誰もいなんだよ』『その時は気にならなかったけれど足元は覚えていない・・・足音も』という話を母にしたことがあります。
さて母の心理を満足させるために話したのか、現実に自分で体験したことなのかは今でも定かはではない。
こういう話をすればなんだかんだ言いながらも母が喜ぶ(?)かも知れないので、創作話をしてみただけかも知れない。
自分で話たのにはっきりとした記憶が無いのです。
でも、母親以外の人なら無視されるか、せいぜい笑われてお終いでしょう。
この手の話は信じられますか?
今ではこの海も油で汚れてしまって多分クロダイはおろか子アジなども釣れないだろうし、ワタリガニも獲れないに違いない・・・その方が悲しい話ですね。
規模はともかく、家族でピクニック気分を味わいながら楽しむには良いかもしれませんし、当時学校行事で行ったり、町内の子供会の行事とか、家族・親しい友人仲間で行ったものです。
私の故郷にあったのは地元のバス会社が運営している遊園地。
「野球のボールをぶつけると鬼が唸り声を上げて手を挙げる」
「ミニゴーカートというかバッテリーで動く自動車」
「螺旋状に何回も回転する蛇のおすべり台」
「揺れるベンチに座っていると、家が回転するような錯覚をするビックリハウス」
「鏡のボードで出来た迷路」・・・今考えるとレトロですが、当時はそういうものが好きでした。
それと、そこには大きい池もあったので、貸ボートは必ず乗りました。
普段は常設のそういうものが好きでして、夏限定でのお化け屋敷は必ず覗いたものです。
作り物のお化けという暗黙の了解のうえで「怖がるのを楽しむ遊び」という事でです・・・家では怪談話でいじめられている成果があったらしく、「お化け屋敷」では怖いというよりも楽しかったのです・・・。
夏の暑い時期に薄暗い小屋の中なのに不思議と蒸し暑さを感じないのですから、やはり夏向きのイベントだと思います。
話は変わりますが父の生家は古かったので・・・「町の北側に聳える1000メートルほどの山に住む天狗が大音響とともに空を飛んでやってきて家の柱とか雨戸に爪痕を残した」という言い伝えがありました。
いつの時代の事かも不明だし、何の為とか、何が起きたのか、その後どうなったのかなどの結果も不明な話なのでストーリーとして整っていないし、家の中だけの言い伝えなので郷土の昔話にもなっていません。
マアこれは意味不明の言い伝えの部類で、本当は何か多少は意味のある話だったのかもしれません。
尤もこういう種類の話を他人様にしたら普通の人間には見られない可能性は大きいので、”しない”に限ります・・・従って消えていく運命の話です。
私が子供のころはこういう怪奇的な言い伝え、因縁話、特殊能力というか、透視能力とか、霊能力というか、管キツネなどなど信じる人は今よりは多い時代です。
私の母も多少はそういう気分を持っていたかもしれません。
ある時(新潟地震の後)既に亡くなった祖母の夢を見て、「おばあちゃんたちが、お墓から抜け出して遊びに来た夢を見たので気になる」という話。
私はその日風邪気味で高校を休んでいましたが「じゃ、ちょっとお寺を見てくる」と墓を見に行きました。
気分が乗らないと何かにつけ学校を休むのですが、そういう時にはさっさと出かけられる都合のよい腰の軽さもあるらしい・・・。
さて、墓石は倒れてはいなかったものの、石のふたがずれて中の骨壷が倒れて骨がこぼれているのが見える・・・
マアこれが霊関係の夢なのか、単なる状況が導き出した推測可能な事が夢になったのか・・・
高校生の頃、私は夜中に家を抜け出して近くの海の堤防で明け方まで釣りをするのが好きでした。
狙いは黒ダイで餌は朝の味噌汁の具にする生アサリ。
勝手に夜中に一人で自転車で出かけるのですが、マア概ね公認・・・というか、両親は呆れている息子だしあきらめているためか叱られたことが無い。
週末ですと東京方面からも釣り人が来るのですが平日の深夜は流石に誰もいないので100メートルくらいの突堤が独占状態です。
ここで堤防に2本くらい置き竿をして小魚を狙いながら、数か所にワタリガニ用に網を仕掛けて置いてリール竿で遠くのテトラポットの根元を狙うのです。
母からは、夜中ではあるし、場所は人気のない海に突き出た突堤なので事故があったらいけないという注意はされていた。
朝の6時頃に家に帰って、1,2時間眠ってから登校・・・ナニ眠くても特定の科目では熟睡出来る性格です(座席は先生の指名により中央の一番前)。
注意と言えば、何やら霊的な現象にも気をつけなさいと・・・
現実にはそれらしいものに出会ったことはないのですが
『海に突き出た突堤で釣りをしていると、白っぽい寝間着を着た、多分お爺さんみたいな人が突堤の先端の方向に歩いて行ったのだけど・・・当然海で行き止まりなのに後で見ると誰もいなんだよ』『その時は気にならなかったけれど足元は覚えていない・・・足音も』という話を母にしたことがあります。
さて母の心理を満足させるために話したのか、現実に自分で体験したことなのかは今でも定かはではない。
こういう話をすればなんだかんだ言いながらも母が喜ぶ(?)かも知れないので、創作話をしてみただけかも知れない。
自分で話たのにはっきりとした記憶が無いのです。
でも、母親以外の人なら無視されるか、せいぜい笑われてお終いでしょう。
この手の話は信じられますか?
今ではこの海も油で汚れてしまって多分クロダイはおろか子アジなども釣れないだろうし、ワタリガニも獲れないに違いない・・・その方が悲しい話ですね。