日曜日は半端な時間からTVを見始めました。
12時近かったので、NHK杯の将棋の方は最後の詰めに入る直前の場面・・・相手に大駒を与えても使う余裕も無く攻めきってしまうと言う読みを完了して、最後の攻めを開始する局面。
続いて12時から囲碁の時間。
久し振りに「囲碁講座」を見ました・・・テキストは毎月買うのですが、TVの方は殆ど見ないで、テキストだけを読んでいる。
不謹慎な感想ですが聞き手の稲葉さんて、ブログの写真と少し違うような印象?だとか、横田先生に質問する聞き手ってタイミングと聞く内容が難しそうとか・・・
稲葉さんの名前のところに「アマ6段」とありますから、分かっている事を聞く難しさ、「わざとらしく無く」「肝心なことを引き出す」・・・。
ところで、囲碁講座は教育に例えると小学校・中学校に当たるのが初級・中級講座でしょうか?
これは基礎と基礎の形から派生する問題・・・ここは「分かっているからもういい」みたいな気分にはなりますが、意外とそういう感覚は危険だと思う。
アマでも高段者には眠たくなるようなことかもしれませんが、普通のアマにとっては基礎ですから繰り返し聞いても悪くは無いでしょう。
今回の横田先生の講座のタイトルは「厚みの戦略」ですから、この事自体昔から言われている事・基本の繰り返しではある。
しかし、同じテーマが繰り返されると言うことは理由が二つはあるでしょう。
① 一つは常に初級・中級クラスで基礎を理解して貰う必要がある。
② 二つ目は、基本的な事なのに案外実戦では軽視されている。
基本的な死活問題、基本的な定石、布石の考え方、序盤の戦略・・・
こういう講座は、実戦中心で楽しむ人には軽視され勝ちのような気がします。
それに・・・
私は例えば碁会所で3段くらいのランクの人にも「NHK囲碁講座」のテキストを薦めたり、「これが出来たら初段の詰め碁」を薦めたり・・・これが私は基礎として大事なことですから「温故知新」的に手元に置いて時々見るのに良いと言う意味なんですが、案外棋力を低く見られたように勘違いして憤慨されてしまう人が多いので、最近はうっかり紹介しにくいと感じています。
「基本」て運転免許みたいに合格すればもうお終いでは無くて、繰り返し確認が必要で基本を無視すれば車なら事故に結びつきますが、囲碁ではそういう痛い目には合わないだけ。
韓国や中国の若手が開発研究した新手法・・・勿論そういう本・知識も良いのですが・・・知って置くのは悪くは無い、しかし自分の碁のレベルの問題としてはそういう勉強は果たして良いことかどうか疑問に思ったり。
友人に「棋戦で打たれて新聞で紹介されたような新手を必ず試して来る」人がいます。
そういう意味では新知識が無いと一時的にせよ彼を良い気持ちにさせてしまいます・・・マア対処法さえ知っていれば危険は少ない・・・
勉強したことを試すのは悪くない・・・しかしそういう勉強で地力がどれだけ向上するかが問題でしょうね。
話を講座に戻します。
厚みをホテル・レストランのランキング見たいに☆一つから☆4つまでに分けて表わしたのが先生の工夫のようです。
厚みの高さと根拠によって星の数が変わります・・・確かに面白い表現ですが、実戦では自分で星の数を決めなくてはいけないのですから、そこが勉強と言うことですね。
表現の方法でとっつきやすくしたと言うことでしょう。
ところで12月のテーマは「厚みは囲うな!」で「大きく広げよ」「戦いに誘いこめ」「囲わず追いこめ」「厚みに押しつけよ」となっている。
全く基本であり尤もなことなのだが・・・この裏返しが私の(インチキ)必勝法でもあるのです・・・マア「お笑い囲碁必勝法」の部類ですが。
断って置きますが県大会のベスト○○みたいな人には通用しません。
○ 相手に地を出来るだけやらない・・・4隅のうち出来るだけ3隅以上は確保して置き、局面の展開によっては何かと引き換えに地をあげても良い。
○ 相手に大きく広げさせても良いが時限爆弾を仕掛けるとか、完成寸前に必ず蟻の穴を作っておく。
○ 相手に地が足りないような不安を与えて囲いたくなるとか、石を取らなくては間に合わないような気持ちに仕向ける。
○ 相手の厚みの脅威にさらされないように、トカゲの尻尾を切り離して、安全に・出来るだけぎりぎり安全に。
こうして見ると先生の「厚みの戦略」を忠実に活かそうとする生徒さんに「教えられた通りに打ったけど上手くいかない」と嘆かせるような作戦。
イヤ、作戦と言えるかどうか・・・
これが教えを守って忠実に実行しようとする人に効果があったりする。
勿論知識を確実に消化しきれていない段階だけでしょうが・・・。
難しいのは置き碁の白番の時
指導碁的な感じではこういうインチキ作戦は取りにくい・・・あるいは黒に咎めて貰いたいと言う意味で打ちます。
同じ置き碁でも持ち点が変動するような場合は、置き碁の作戦としてはやらざるを得ないでしょう。
尤も、普段でも先生が「良い子は○○しなさい」の反対をやりたくなる・・・性格に難ありか?
12時近かったので、NHK杯の将棋の方は最後の詰めに入る直前の場面・・・相手に大駒を与えても使う余裕も無く攻めきってしまうと言う読みを完了して、最後の攻めを開始する局面。
続いて12時から囲碁の時間。
久し振りに「囲碁講座」を見ました・・・テキストは毎月買うのですが、TVの方は殆ど見ないで、テキストだけを読んでいる。
不謹慎な感想ですが聞き手の稲葉さんて、ブログの写真と少し違うような印象?だとか、横田先生に質問する聞き手ってタイミングと聞く内容が難しそうとか・・・
稲葉さんの名前のところに「アマ6段」とありますから、分かっている事を聞く難しさ、「わざとらしく無く」「肝心なことを引き出す」・・・。
ところで、囲碁講座は教育に例えると小学校・中学校に当たるのが初級・中級講座でしょうか?
これは基礎と基礎の形から派生する問題・・・ここは「分かっているからもういい」みたいな気分にはなりますが、意外とそういう感覚は危険だと思う。
アマでも高段者には眠たくなるようなことかもしれませんが、普通のアマにとっては基礎ですから繰り返し聞いても悪くは無いでしょう。
今回の横田先生の講座のタイトルは「厚みの戦略」ですから、この事自体昔から言われている事・基本の繰り返しではある。
しかし、同じテーマが繰り返されると言うことは理由が二つはあるでしょう。
① 一つは常に初級・中級クラスで基礎を理解して貰う必要がある。
② 二つ目は、基本的な事なのに案外実戦では軽視されている。
基本的な死活問題、基本的な定石、布石の考え方、序盤の戦略・・・
こういう講座は、実戦中心で楽しむ人には軽視され勝ちのような気がします。
それに・・・
私は例えば碁会所で3段くらいのランクの人にも「NHK囲碁講座」のテキストを薦めたり、「これが出来たら初段の詰め碁」を薦めたり・・・これが私は基礎として大事なことですから「温故知新」的に手元に置いて時々見るのに良いと言う意味なんですが、案外棋力を低く見られたように勘違いして憤慨されてしまう人が多いので、最近はうっかり紹介しにくいと感じています。
「基本」て運転免許みたいに合格すればもうお終いでは無くて、繰り返し確認が必要で基本を無視すれば車なら事故に結びつきますが、囲碁ではそういう痛い目には合わないだけ。
韓国や中国の若手が開発研究した新手法・・・勿論そういう本・知識も良いのですが・・・知って置くのは悪くは無い、しかし自分の碁のレベルの問題としてはそういう勉強は果たして良いことかどうか疑問に思ったり。
友人に「棋戦で打たれて新聞で紹介されたような新手を必ず試して来る」人がいます。
そういう意味では新知識が無いと一時的にせよ彼を良い気持ちにさせてしまいます・・・マア対処法さえ知っていれば危険は少ない・・・
勉強したことを試すのは悪くない・・・しかしそういう勉強で地力がどれだけ向上するかが問題でしょうね。
話を講座に戻します。
厚みをホテル・レストランのランキング見たいに☆一つから☆4つまでに分けて表わしたのが先生の工夫のようです。
厚みの高さと根拠によって星の数が変わります・・・確かに面白い表現ですが、実戦では自分で星の数を決めなくてはいけないのですから、そこが勉強と言うことですね。
表現の方法でとっつきやすくしたと言うことでしょう。
ところで12月のテーマは「厚みは囲うな!」で「大きく広げよ」「戦いに誘いこめ」「囲わず追いこめ」「厚みに押しつけよ」となっている。
全く基本であり尤もなことなのだが・・・この裏返しが私の(インチキ)必勝法でもあるのです・・・マア「お笑い囲碁必勝法」の部類ですが。
断って置きますが県大会のベスト○○みたいな人には通用しません。
○ 相手に地を出来るだけやらない・・・4隅のうち出来るだけ3隅以上は確保して置き、局面の展開によっては何かと引き換えに地をあげても良い。
○ 相手に大きく広げさせても良いが時限爆弾を仕掛けるとか、完成寸前に必ず蟻の穴を作っておく。
○ 相手に地が足りないような不安を与えて囲いたくなるとか、石を取らなくては間に合わないような気持ちに仕向ける。
○ 相手の厚みの脅威にさらされないように、トカゲの尻尾を切り離して、安全に・出来るだけぎりぎり安全に。
こうして見ると先生の「厚みの戦略」を忠実に活かそうとする生徒さんに「教えられた通りに打ったけど上手くいかない」と嘆かせるような作戦。
イヤ、作戦と言えるかどうか・・・
これが教えを守って忠実に実行しようとする人に効果があったりする。
勿論知識を確実に消化しきれていない段階だけでしょうが・・・。
難しいのは置き碁の白番の時
指導碁的な感じではこういうインチキ作戦は取りにくい・・・あるいは黒に咎めて貰いたいと言う意味で打ちます。
同じ置き碁でも持ち点が変動するような場合は、置き碁の作戦としてはやらざるを得ないでしょう。
尤も、普段でも先生が「良い子は○○しなさい」の反対をやりたくなる・・・性格に難ありか?