今年の冬は暖冬と思いきや、結構寒かったですね
でも、子供の頃に比べたら、たいしたことは無いのでしょう・・・私は静岡でも暖かいところで育ったのですが、その頃は真冬なら霜柱を踏んで通学した記憶があります。
道端の土が多少軟らかなところに霜柱がでているので、わざわざ踏んで行く
そういえば、職人さんたちが仕事前に焚き火をしていたら・・・石ころを暖めてもらって、布に包んでだりしてカイロ代わりにしたものです
最近では街中で焚き火はお目にかかれないし、、、
寒い冬だったような気がしましたが、まあ平年並な感じで、しかも昔に比べれば寒さが違う
しかも、地球規模では温暖化傾向・・・
マア真冬でも自転車通勤ですから、余り寒いのは困る・・・温暖かも困るけれど、個人的な都合も・・・
それでも、今年の冬は耳アテを2,3回しか使わなかった、、、丸いつばの帽子を被ると、なんとなく耳の辺りの風を防げるようで、耳アテ無しでも自転車に乗れました。
数年前などは、耳アテが無いとまるで千切れそうな・・・寒さと言うより痛みがあったので使わずにはいられなかった。
と言うことは、寒いようでも、我慢できる寒さと言うことですね
それでも2月の末、自転車で『春は名のみの・・・』という気分でしたが、
勿論声に出しては歌いませんよ
昔の女学生趣味と言うか、ママさんコーラスみたいだから、人に聞かれた恥ずかしい。
ここのところは、朝の空気も、寒いながらもややピリッとしまるような心地よさを感じていましたから、春は今一息でしょうね。
今日などはだいぶあたたかです、そういえば明日はもう3月
3月と言えば桃の節句・・・娘が嫁いでしまったので、しまいっぱなし
娘に女の子でも出来ればまた飾れるのですが、さて何時になるやら
さて娘ですが、小さな頃に寝付くまでお話を聞かせるのが日課でした。
大草原の小さな家シリーズは全て読んでしまいましたが、だんだん読み聞かせではなくて、落語を聞かせるようになりました・・・
だから、娘・読み聞かせ・落語みたいな発想の繋がり方があったり
相撲・落語・花筏みたいなものもあります
そこへ持ってきてNHKの朝ドラが落語絡みですし。私そのものが落語の主人公見たいな生活感覚
ですからどうも最近は頭の中に、落語ネタとか落語的オチとか落語的発想みたいなものが転がっている
ですから最近のネット碁の成績を考えると・・・これは「勝ったり負けたり」ですから、落語の「花筏」の勝ったり負けたりをつい思い出してしまう・・・『相手が勝ったり、こちらが負けたり・・・』
そうなると「落語的な話」が一人歩きをします(私の頭の中で)
昔お話したことがありますが、私としては面白いと感じているので、いつもこういうときに記憶の沈殿槽から浮かび上がってきます。
繰り返してしまいますが・・・大体コンナ話
「この話は、確かプロの先生のお話です。戦後すぐの焼跡時代です。電車の中で囲碁の雑誌を読んでいると・・・特殊な職業のお兄さんに声を掛けられたんだそうです。『おメエ囲碁をやるのか、感心じゃないか、俺の兄貴もよ囲碁をやるんだ。インテリだな(当時特攻隊崩れとか、インテリヤクザの時代)。ところでコメを知っているか?、コメはいいぞって兄貴がいつも言っている。何コメを知らない?しょうがネエナ。しっかり勉強しろよ』
「オメエ、ゴキョウゲンって知ってるか?ゴキョウゲンは強いぞ。何知らない!?
オメエ本当に囲碁を打てるのか?もぐりみたいな奴だな」
さて相手が怖いから適当に相槌を打っていたプロの先生、ハタと気がついた。
コメとは「小目」のことで、ゴキョウゲンとは「碁狂言」ではなくて「呉清源」の事だ・・・。
私はこの話を何かにつけて思い出します。
プロの先生から見れば、私など結構真面目そうな顔をして囲碁を打っていても、中味はこの程度かななんて思うと、なんだか面白くなってしまうのです。
これも前に話したことがありますが、私にも落語ネタになりそうなエピソードがあります。
「土曜日には碁会所でFさんが仕事の帰りに駆けつけます。お昼を食べる時間が惜しいので、碁会所に来てから店屋物を頼む・・・これがいつも五目ラーメンで、碁を打ちながら食べるのです。私などが手空きだと、こういうFさんに必ず声を掛けられます・・・マア私相手なら、食べながらの碁という無作法を咎めることもありませんし・・・。ところで、どちらも碁キチですから白熱してくると思わぬアクシデントも発生するのです。トイメンに座ったFさんは当然自分の左側にラーメンどんぶりを置いて、碁石を打ったり、時折ラーメンをすすったり・・・熱戦になると丼を置いたまま、考え込んだり、一手打った後も盤面を眺めていたり・・・。相手をしている私も夢中になると・・・碁笥に手を伸ばして石を摘むはず・・・がそこは碁笥ではなくてFさんのラーメン丼だったり・・・思わず『アチッ!』。これを一度ならず繰り返してしまいます。ところがそういうことをFさんは意にかいさずラーメン丼を持ち上げてすすります・・・そしてテーブルに置いて・・・。また私が『アチッ!』。全くおかしいような、熱くて汚い話。横を見ると席亭の奥さんがいつも口を押さえてお腹を捩じらせていたものでした。
さてさて私も落語の国の住人ですね。
あの、奥さんは今も元気だろうか、もうだいぶ高齢のはずです。
でも、子供の頃に比べたら、たいしたことは無いのでしょう・・・私は静岡でも暖かいところで育ったのですが、その頃は真冬なら霜柱を踏んで通学した記憶があります。
道端の土が多少軟らかなところに霜柱がでているので、わざわざ踏んで行く
そういえば、職人さんたちが仕事前に焚き火をしていたら・・・石ころを暖めてもらって、布に包んでだりしてカイロ代わりにしたものです
最近では街中で焚き火はお目にかかれないし、、、
寒い冬だったような気がしましたが、まあ平年並な感じで、しかも昔に比べれば寒さが違う
しかも、地球規模では温暖化傾向・・・
マア真冬でも自転車通勤ですから、余り寒いのは困る・・・温暖かも困るけれど、個人的な都合も・・・
それでも、今年の冬は耳アテを2,3回しか使わなかった、、、丸いつばの帽子を被ると、なんとなく耳の辺りの風を防げるようで、耳アテ無しでも自転車に乗れました。
数年前などは、耳アテが無いとまるで千切れそうな・・・寒さと言うより痛みがあったので使わずにはいられなかった。
と言うことは、寒いようでも、我慢できる寒さと言うことですね
それでも2月の末、自転車で『春は名のみの・・・』という気分でしたが、
勿論声に出しては歌いませんよ
昔の女学生趣味と言うか、ママさんコーラスみたいだから、人に聞かれた恥ずかしい。
ここのところは、朝の空気も、寒いながらもややピリッとしまるような心地よさを感じていましたから、春は今一息でしょうね。
今日などはだいぶあたたかです、そういえば明日はもう3月
3月と言えば桃の節句・・・娘が嫁いでしまったので、しまいっぱなし
娘に女の子でも出来ればまた飾れるのですが、さて何時になるやら
さて娘ですが、小さな頃に寝付くまでお話を聞かせるのが日課でした。
大草原の小さな家シリーズは全て読んでしまいましたが、だんだん読み聞かせではなくて、落語を聞かせるようになりました・・・
だから、娘・読み聞かせ・落語みたいな発想の繋がり方があったり
相撲・落語・花筏みたいなものもあります
そこへ持ってきてNHKの朝ドラが落語絡みですし。私そのものが落語の主人公見たいな生活感覚
ですからどうも最近は頭の中に、落語ネタとか落語的オチとか落語的発想みたいなものが転がっている
ですから最近のネット碁の成績を考えると・・・これは「勝ったり負けたり」ですから、落語の「花筏」の勝ったり負けたりをつい思い出してしまう・・・『相手が勝ったり、こちらが負けたり・・・』
そうなると「落語的な話」が一人歩きをします(私の頭の中で)
昔お話したことがありますが、私としては面白いと感じているので、いつもこういうときに記憶の沈殿槽から浮かび上がってきます。
繰り返してしまいますが・・・大体コンナ話
「この話は、確かプロの先生のお話です。戦後すぐの焼跡時代です。電車の中で囲碁の雑誌を読んでいると・・・特殊な職業のお兄さんに声を掛けられたんだそうです。『おメエ囲碁をやるのか、感心じゃないか、俺の兄貴もよ囲碁をやるんだ。インテリだな(当時特攻隊崩れとか、インテリヤクザの時代)。ところでコメを知っているか?、コメはいいぞって兄貴がいつも言っている。何コメを知らない?しょうがネエナ。しっかり勉強しろよ』
「オメエ、ゴキョウゲンって知ってるか?ゴキョウゲンは強いぞ。何知らない!?
オメエ本当に囲碁を打てるのか?もぐりみたいな奴だな」
さて相手が怖いから適当に相槌を打っていたプロの先生、ハタと気がついた。
コメとは「小目」のことで、ゴキョウゲンとは「碁狂言」ではなくて「呉清源」の事だ・・・。
私はこの話を何かにつけて思い出します。
プロの先生から見れば、私など結構真面目そうな顔をして囲碁を打っていても、中味はこの程度かななんて思うと、なんだか面白くなってしまうのです。
これも前に話したことがありますが、私にも落語ネタになりそうなエピソードがあります。
「土曜日には碁会所でFさんが仕事の帰りに駆けつけます。お昼を食べる時間が惜しいので、碁会所に来てから店屋物を頼む・・・これがいつも五目ラーメンで、碁を打ちながら食べるのです。私などが手空きだと、こういうFさんに必ず声を掛けられます・・・マア私相手なら、食べながらの碁という無作法を咎めることもありませんし・・・。ところで、どちらも碁キチですから白熱してくると思わぬアクシデントも発生するのです。トイメンに座ったFさんは当然自分の左側にラーメンどんぶりを置いて、碁石を打ったり、時折ラーメンをすすったり・・・熱戦になると丼を置いたまま、考え込んだり、一手打った後も盤面を眺めていたり・・・。相手をしている私も夢中になると・・・碁笥に手を伸ばして石を摘むはず・・・がそこは碁笥ではなくてFさんのラーメン丼だったり・・・思わず『アチッ!』。これを一度ならず繰り返してしまいます。ところがそういうことをFさんは意にかいさずラーメン丼を持ち上げてすすります・・・そしてテーブルに置いて・・・。また私が『アチッ!』。全くおかしいような、熱くて汚い話。横を見ると席亭の奥さんがいつも口を押さえてお腹を捩じらせていたものでした。
さてさて私も落語の国の住人ですね。
あの、奥さんは今も元気だろうか、もうだいぶ高齢のはずです。