こういう勝ち方を「快心の勝利」と言う、あるいはそう感じることに疑問を感じながら話しています。
ともかく、昨夜の勝利は所謂、まさに快心の勝利でした。
普段ですと、序盤に稼ぎまわりますから、相手は厚みで勝負してくることになるので、後半に薄みを突かれてヒーヒー言うことになります。
それはあたかも追いかけられるこそドロが、担いだ荷物を少しずつ投げ捨てながら、何とか身の安全を図るのに似ています。
追いかけっこと言うよりドロボーゲームで、お宝を確保して逃げ切れば勝ち。
マラソンに例えるなら序盤で飛び出した貯金で、最後に追い上げられても胸一つ前でゴールのテープを切れば良いという感じす。
最後にこの「胸一つ」が問題なわけで、どんなにカッコ悪くても1cmでも前でゴールできるかどうかが問題。
見ようによってはみっともないような打ち方であるから、観戦者にしたら「弱い・恥ずかしい」みたいに見えるはず。
ですから仮に1目半残したとして、aizomechouの勝ちは運が良かったしか見えない。
下手から見たら、「奴は強いから上にいるのではなくて、偶々運良く勝てるから上にいるだけ」と映る。
マアその通りですが。
それに、大向こうを唸らせるような鮮やかな勝ち方で「どうだ」と見得を切るような趣味はないし、逆によろよろしながらもギリギリ粘り切るようなスリルがたまらないとも思っている。
チョッと脱線しますが、マラソンでも競馬でも(一緒にしても良いのか?)追い込みは嫌いです。
先行か逃げが好き。
昔ならストロングエイト、ホワイトフォンテン・・・脱線しました。
囲碁で勝つときは1目半とか、2目半とか・・・ところが、負ける時は中押しで負けます。
時には微差の碁を最後まで打って数えて負けもありますが、ともかく勝つときは微差で、負ける時は「降参」みたいな負け方が多い。
これを盤側から見るとやっとこ勝っても、相手が勝つときは鮮やかに勝つ・・・
これで「弱い」イメージが定着する。
確かに「目碁」的には損をするでしょうが、普通の囲碁では「立派に?」5割
昨日は心ならずもいつもの碁とは違う戦いになってしまいました。
昨日の相手は過去に10局くらい打っているはずですから、私の特徴を知っているのでしょう・・・多分それが裏目に・・・
私の白番なので、取り敢えずは相手に合わせる感じ
お互い2連星で、黒さんが小ケイマでかかってきたので、白1間ハサミ、黒3三
でこの碁の骨格が決まったようです。
くろの実利先行で白の外勢・・・いつもの逆。
目がはっきりしない黒を攻めあげて、白の壁にぶつける作戦が見事に決まって、黒は白の2子を取っているのですが、もう1眼が出来ない。
これは攻め方のテキストに出てきそうな典型的なスタイル。
周辺の黒に圧力をかけながら中央の白を追い込む・・・
きっと相手の人は「押し相撲は押し相撲に弱い」=「自分の得意技が最大の弱点」的に私の得意パターンを採用したのでしょう。
確かに出だしは嫌なムードはあった・・・
でもどこかで相手はやりそこなったか、やりすぎたと思われる。
競馬で言えば「スローの逃げ」=「おいでおいでの逃げ」ではなくて「一かバチの逃げ」みたいに。
あるいはなれないことをやったので破綻があったのか。
サッカーなどでは良くあるのですが、相手の長所を消すことが出来ても、自分の長所が消えてしまい結局は振り出しで・・・いやなれないことをやっている欠点が出たり。
マア、自分の長所を犠牲にして相手の良いところを消して尚且つ勝てるなら、多分のランクが違いますよね。
ともあれ私らしくない勝ち方・・・こういう戦い方もできる?・・・こういうときに限ってギャラリーがいない!
尤も私にとっての快心の勝利は、微差を保って2目半くらい残す・・・2目半あれば多少余裕があるし・・・こっちの方が「快心」「会心」。
ともかく、昨夜の勝利は所謂、まさに快心の勝利でした。
普段ですと、序盤に稼ぎまわりますから、相手は厚みで勝負してくることになるので、後半に薄みを突かれてヒーヒー言うことになります。
それはあたかも追いかけられるこそドロが、担いだ荷物を少しずつ投げ捨てながら、何とか身の安全を図るのに似ています。
追いかけっこと言うよりドロボーゲームで、お宝を確保して逃げ切れば勝ち。
マラソンに例えるなら序盤で飛び出した貯金で、最後に追い上げられても胸一つ前でゴールのテープを切れば良いという感じす。
最後にこの「胸一つ」が問題なわけで、どんなにカッコ悪くても1cmでも前でゴールできるかどうかが問題。
見ようによってはみっともないような打ち方であるから、観戦者にしたら「弱い・恥ずかしい」みたいに見えるはず。
ですから仮に1目半残したとして、aizomechouの勝ちは運が良かったしか見えない。
下手から見たら、「奴は強いから上にいるのではなくて、偶々運良く勝てるから上にいるだけ」と映る。
マアその通りですが。
それに、大向こうを唸らせるような鮮やかな勝ち方で「どうだ」と見得を切るような趣味はないし、逆によろよろしながらもギリギリ粘り切るようなスリルがたまらないとも思っている。
チョッと脱線しますが、マラソンでも競馬でも(一緒にしても良いのか?)追い込みは嫌いです。
先行か逃げが好き。
昔ならストロングエイト、ホワイトフォンテン・・・脱線しました。
囲碁で勝つときは1目半とか、2目半とか・・・ところが、負ける時は中押しで負けます。
時には微差の碁を最後まで打って数えて負けもありますが、ともかく勝つときは微差で、負ける時は「降参」みたいな負け方が多い。
これを盤側から見るとやっとこ勝っても、相手が勝つときは鮮やかに勝つ・・・
これで「弱い」イメージが定着する。
確かに「目碁」的には損をするでしょうが、普通の囲碁では「立派に?」5割
昨日は心ならずもいつもの碁とは違う戦いになってしまいました。
昨日の相手は過去に10局くらい打っているはずですから、私の特徴を知っているのでしょう・・・多分それが裏目に・・・
私の白番なので、取り敢えずは相手に合わせる感じ
お互い2連星で、黒さんが小ケイマでかかってきたので、白1間ハサミ、黒3三
でこの碁の骨格が決まったようです。
くろの実利先行で白の外勢・・・いつもの逆。
目がはっきりしない黒を攻めあげて、白の壁にぶつける作戦が見事に決まって、黒は白の2子を取っているのですが、もう1眼が出来ない。
これは攻め方のテキストに出てきそうな典型的なスタイル。
周辺の黒に圧力をかけながら中央の白を追い込む・・・
きっと相手の人は「押し相撲は押し相撲に弱い」=「自分の得意技が最大の弱点」的に私の得意パターンを採用したのでしょう。
確かに出だしは嫌なムードはあった・・・
でもどこかで相手はやりそこなったか、やりすぎたと思われる。
競馬で言えば「スローの逃げ」=「おいでおいでの逃げ」ではなくて「一かバチの逃げ」みたいに。
あるいはなれないことをやったので破綻があったのか。
サッカーなどでは良くあるのですが、相手の長所を消すことが出来ても、自分の長所が消えてしまい結局は振り出しで・・・いやなれないことをやっている欠点が出たり。
マア、自分の長所を犠牲にして相手の良いところを消して尚且つ勝てるなら、多分のランクが違いますよね。
ともあれ私らしくない勝ち方・・・こういう戦い方もできる?・・・こういうときに限ってギャラリーがいない!
尤も私にとっての快心の勝利は、微差を保って2目半くらい残す・・・2目半あれば多少余裕があるし・・・こっちの方が「快心」「会心」。