なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

下り坂も上り坂も不安だらけ

2010-07-31 00:10:00 | Weblog
 「下り坂 いつか登ると 信じつつ」 これは囲碁で不調な時の心理ですね。
  この勝てない原因が自分の不調なのか、単に自分が弱いだけなのか、あるいは総体的に相手が好調なのか・・・この辺がアマの常としてはっきりしない事が多い。
 ただ普通のスランプ・・・典型的なスランプで言うと、初めに接戦の半目負けで始まったり、あるいは全くの馬鹿なチョンボで始まったりすることが多い。
 こういう時は悔しくて気持ちが「もう一丁」状態なので連戦になることが多いのですが、相手が変わって、先の負けを返してくれるような人の良い敵はいない。
 概ね大スランプ的な泥沼も初めはこんなところから始まる。
 『素人のお楽しみなんだから、そのうち勝てるさ』と自分で自分を慰めるしかないのだけれど、『そのうち勝てる』保障なんて何処にもないのも心の隅で感じ・・・。
  ”明けない夜は無い””止まない雨は無い”とは言いながら、一方でこの道は奈落に続く道ではないかと不安を抱いたり。

 私が若い頃は大先輩の棋力が年とともに変わっていくのを見たような気がしまして・・・弱くなると言うのではないが、鋭さが無くなったり、あるいは案外辛抱良く打てなくなったり・・・。
 さて、自分を振り返ると、嘗て私が先輩に対して抱いた年代に差し掛かって来ている。
  現状維持を目標とするような。
 せいぜい『矍鑠たる、この翁!』・・・三国志だったかな・・・思い出せないですが。
 いや『aizomechou衰えたり!』って打ち取られる夢でうなされるでしょう。

 実生活では平坦の道で躓きそうだし、足腰が弱いので下りの坂道が好きなんですけれど。
  先日の、故郷での贔屓チームのサッカー観戦・・・あそこは大好きなスタジアムなんですが、玉にキズは小高い丘の麓にあること。
 見晴らしが良くて、風通しが良いと言う長所は、小高い場所にある!と言う条件と引き換えなんです。
 それでも、市内からシャトルバスで直行すればスタジアムのすぐ横まで行けるのですが、今回は近くの古刹を回ったためにスタジアムまで歩いて登るはめに。
  確かにこの地方のサッカーのメッカみたいに丘の上にスタジアムが聳えています。
 足腰の弱い+持病持ちの私は必死の苦行(他の人に嗤われないように気をつかいながら)。
 先の苦労は後の楽と言い聞かせ『見上げては 帰りは楽と 言い聞かせ』。
  苦労の甲斐あってか結果が良くて疲れが半減しました・・・その晩は姉の家でぐっすり。
  

1912年

2010-07-30 00:10:00 | Weblog
 (昨日の話の続きで)その墓は龍華寺の裏手の少し高くなった場所、町と港と駿河湾が眺められる墓地の一番前にありました。
 やはり不思議、、自分のご先祖ならアルファベット表記のお墓は作らないと思う・・・年号だけは確認したけれど全体をデジカメで撮ったり、裏面を確認しなかったのが大チョンボでした。
 Mr.とするのですから、親族以外の人が建てた可能性も大きいし、もしかしたらお墓ではなくて記念碑の可能性だって無いわけではないでしょう。
 (こういう推理と言うか、ナゾナゾ遊びが好きなんです・・・家族から見れば”どうでも良い事”を考えてどうする?と言うことですが、こういう事を楽しむ感覚が無い人は私から見れば可哀そう)
 さて、僅かですが手持ちの知識を動員してネットで検索すると、、、『もしかしたら』と言うような記事にぶつかりました。
 今年の5月、「第62代全米さくらの女王マーゴ・フェフェリーさんが静岡県を表敬訪問」
  あの明治時代にアメリカに渡った、ポトマック河畔のサクラ!、おぼろげな記憶では東京都から贈られたと思いこんでいた。
 実際には贈ったのは確かに東京市長の尾崎行雄だが、初めに贈ったサクラが害虫に汚染されアメリカでは全て焼却処分せざるを得なかったと言う失敗から、2度失敗は出来ない為ほぼ当時の総力で用意したサクラだったのです。
 台木は伊丹市、苗木は荒川堤、そして継ぎ木して苗を仕上げるのが清水区興津の果樹研究所。
  土の消毒とか薫煙消毒とか当時の最先端技術で作ったとか。
 その甲斐あって、送られた数千本のサクラの苗木に1本も害虫などいない、完璧な苗木だったのだそうです。
 
 さてそのサクラを送ったのが、1912年の事なのです。
  もしかしたら、アルファベット表記のこの墓石はその事と関連があるのかもしれない。
 ネットでの検索ではT・Hijikataと言う人は発見できなかったので何とも言えないけれど、推測は出来そう。
 それとこの墓石は、高山樗牛の墓とホンの10メートル余りしか離れていません。
  樗牛は清水を愛し興津の清見寺で暮らした筈・・・
 亡くなって、ここにお墓がある。
  興津の果樹研究所という興津繋がりがあるから、ここにその苗木関係者のお墓があっても不思議ではない・・・。
 
 全て僅かな見分を目いっぱい膨らませた想像に過ぎないのですが、空想の世界で遊ばせて頂き、さらに次に故郷に帰った時の宿題を貰い、ポトマックとニューヨークのハドソン川のサクラの勉強まで出来ました。
 それに明治45年そういう事があったと言うオサライ。
  そう言えば死んだオヤジは明治44年生まれ・・・こういう時代に生まれたと言う感慨がある。

 尚、1912年の故郷がらみの出来事としては、
  三保にコンクリート製の灯台が出来たのがこの年。
 これが日本でのコンクリートの灯台の始まりだそうです・・・マアそっちの関係も否定は出来ませんが、それならアルファベットは無いと思うので先ずは違うでしょうね。
 三保の灯台と言いましたが・・・三保の真崎・先端に近いところにある灯台ですが、清水灯台が正しい名前だとか。
 子供時代から三保の灯台と呼んでいた事を思い出しました・・・間違っていたらしい。
 
 

謎のT.Hijikata

2010-07-29 00:04:35 | Weblog
 火曜日に故郷のスタジアムでのサッカーの試合を観戦・応援に行ってきました。
  東京駅から高速道路をバスで行きまして・・・これは新幹線に比べ多少時間がかかりますが、平日でも有りほぼ予定通りに現地到着。
 なんと言っても料金がほぼ半額で済むのが魅力です。
  試合時間までに余裕があるので女房殿と息子をスタジアム近くの(現地では)有名なお寺に連れて行きました。
 鉄舟寺と龍華寺(リュウゲジ)子供時代に何度か行ったところ。
  着いたのが4時半と言う事で、鉄舟寺は閉門時間と言う事で断られ、残念・・・200メートルほど離れた龍華寺だけ参観することが出来ました。
 片方だけと言うのは少し残念でしたが、長年疑問に思っていたことが少し分かった事があり、少しだけ疑問が解消されました。

 私が小学校だったか、、、イヤ中2だったような気もします。
  このどちらなのお寺で変わったお墓を見つけたのです。
 ここは日本平の麓で、やや高い場所にあり、墓地はそれより更に高いお寺の裏手にあるので、非常に見晴らしが良いのです。
 あの年代の少年が墓地歩きと言うのも変?、あるいはシブイ趣味?
 港や街が見下ろせるポイントでもあると思っています(今回は庭の木が茂りすぎてヤヤ見晴らしが悪かったけれど)。
  そこに変わった墓石があった。
  先ず色、、、通常の御影石と違って少し黄色い、、、天然大理石なのか黄色の砕石を白セメントで固めてグラインダーで研ぎだしたかのどちらかだとは思いますが、他の墓石に比べるとまさに異色。
 墓誌名がアルファベットと言うのも他の墓とは違う。
  そこには「Mr.T.Hjikata」とあった・・・この記憶は鮮烈で今でも記憶に残っている。
 思い込みでは「土方歳三?」、、、しかし北海道で戦死した人の墓がここに?
  更に黄色の墓石の意味?
 何故アルファベット表記?
  誰がここにお墓を作った?(こういう有名なお寺の墓地に埋葬あるいは墓石を建立出来るのは??、、、直ぐ近くに高山樗牛の墓も有るのです)
 こういう疑問を半世紀近く持っていたことになりますから我ながらしつこい。
 
 記憶が曖昧なので墓が鉄舟寺なのか龍華寺なのか、二つのお寺並んでいるようなものなので記憶も曖昧になってしまっていました。
 鉄舟寺なら幕末の山岡鉄舟関連でここにT.Hijikataの墓がある可能性も0ではないでしょう・・・
 しかし今回の訪問でその墓は龍華寺のある事が確認できました。
  更に墓誌名の先頭に1912と言う数字を発見!
 (何と言う見落とし!、こういう肝心なところを見落としてはいけません)
 1912年は明治45年もしくは大正元年・・・土方歳三は明治2年(5月11日)1869年6月20日に戦死、、、となるとT.土方氏は歳三とは限らないでしょう。
 
 これは墓石なのか、あるいは記念碑なのか?
  何故こういう変わった色の石なのか?
  何故その時代にアルファベットなのか?
 何故名前をTだけの表記にしたのか?
  その人は地元の人?どんな人物?
 今でも子孫はこの地に居る?
  依然謎のままの事も有るし、新たな疑問も生まれるし・・・
 アレッ!?謎が増えた?謎はなかなか解けません。
  お寺の過去帳を見せて貰うしかなさそうですが、素人の興味本位にしては行き過ぎかな?。
 

遠い昔、遥か彼方の・・・

2010-07-28 01:51:40 | Weblog
 「遠い昔 遥か彼方の銀河系に置いて・・・」というナレーションで始まる映画、好きですね。
  私は特に映画好きと言う事も無し、フィクション物についてはどちらかと言えば、ストーリー展開の前に状況が納得できなくて距離感を感じてしまうのです。
 フィクションとしてもあり得ない物・事についていけない性格。
  「話は話として」と言うような割り切り方が出来ない。
 マア、それでもこれは概ねOKだったので、エピソード4(当時はこれが始めげしたね)から6までは全て見ました(ビデオですが)。
 (後からのエピソード1から3はどうにも見る気になりませんが)

 先月ですか、今年のローズパレードの再放送とか、その中でジョージルーカスフィルムの企画の放送がありました。
 世界中からスターウォーズファンを集めて、ダースベーダー以下数百人の帝国軍のパレード・・・世界中からやって来たファンが帝国軍のコスチュームでの行進・・・考えることが面白いですね。
 思わずTV放送を全部見てしまいました。
  それとこの7月はスターウォーズを毎晩1本づつ放送。
 エピソード1,2,3とクローンウォーズとか言うのは見る気になりませんでしたが、懐かしい4から6は毎晩見てしまいました。

今は猛暑の夏、外出する時は帽子着用
 ご婦人は日傘、帽子、サンバイザーと選択肢が多い様ですが、今年も数年前から流行っている可動式のサンバイザーが目立つ季節になって来ましたが、今年は単なる流行りものとは見え方が違っています。
 「この夏は ベーダー卿の サンバイザー」
  可動式のサンバイザーを上げたら・・・アナキン・スカイウォーカーが出てきたら怖い。
 サンバイザーのご婦人は公衆の面前ではヒサシを持ち上げないように。
  イヤ、その方がスリルがあって涼しいか。
 

タイムラグ

2010-07-27 00:22:31 | Weblog
 先日書いた気持ちの上で納得のいかない敗戦・・・私のパソコンのトラブルならこれは諦めざるを得ないのですが、どこかシステムの穴と言うか、ネットという物の許容値の問題かもしれないし・・・それでいてどこかおかしな結末。
 それにシステムの穴なのかもしれないし、チーター的に人為的に引き起こされた?・・・・。
  先日のワールドカップの誤審みたいなものかもしれません。
 もしかしたら第三者的に見ることが出来なら公平とは言えない結論なのに当事者は従うしかない形デス。

 タイムラグと言う説明になりそうなんですが、
 タイムラグと言う言葉自体はどこかで聞いたことはあるような気がします。
  例えば景気回復見通しが出てから、半年ぐらいのタイム差があって回復を実感できるような場合。
 そうそうデジカメで言えば被写体を見つけ撮ろうと思ってから、実際にシャッターが切れるタイム差・・・このほうが納得しやすいです。
 実際海でボラが水面に跳ねるのを見て、デジカメに写そうと思ったのですが・・・これが思うに任せない。
 この場合は車のブレーキに関する空走距離の話に似ている。
 ともかくネット事務局に話をしたとしてタイムラグによる説明をされるかもしれない。
  但し、納得の行く説明があるとは思えないので結局は「泣き寝入り」になるでしょう。
 マアネット碁のたかが1局の結果、、、それも勝敗不明の局が、負けになっただけなので計算上は0,5の損ではある。
 でも気持ちが悪いものは気持ちが悪いのです。

 それとタイムラグ・・・昔・子供の頃ですが体の不調について、説明しにくい症状についてお医者さんは「自律神経失調症」と言っていました。
 それでなんとなく分かった様な分からないような診断・・・多分医師も説明しにくかったでしょうが、今回の件も「タイムラグ」という都合のよい診断でしょう。

 ただ、素人考えですが、
 ① 私が着手点をクリックした行為で私のパソコンは私の画面上に着手を表示し相手の時計が動き始めた。
 ② ところが私の着手の信号がサーバーに伝わっていなかったのか、サーバーに無視されたのか、あるいは混雑のせいで後回しにされてしまった。
 ③ そのために、私のパソコンでは相手の時計が動いていたのに、サーバーでは私の時計が動いている状態になっていた。
 ④ 従って私の方が先に先に反則負けとなったのでしょう。
 ⑤ これはタイムラグではなくてパソコンの誤作動の感じです・・・二つの違う状況が同時に存在したことになる。
 ⑥ 機械的なミスなのかシステム上のバグか
 ⑦ 異常なネット混雑でも引き起こされる事も有るらしいとか・・・

 ともかく未だ納得がいかず、
 さりとて県外のネット事務局に電話をするのも何だか・・・
  ⑧人為的関与などが無い事を祈っている。

”一手すき”の感じ

2010-07-26 01:59:44 | Weblog
 将棋には「一手すき詰め将棋」と言うのがあるらしい。
  普通の詰め将棋なら一本道(マアいくつか別法があったとしても)で、絶対手の連続で有無を言わせず王様の自由を奪う。
 それが「一手すき」の方は即詰みではないが、相手を受け無しの形で追いこんで行く(当然自陣は2手以上の余裕がある)、、、これが結構難しいですね。
 未だ面白いと言う感想を言えるほど理解できていないので、囲碁の方と比較するのもおこがましいのですが、囲碁の方では「詰むや詰まざるや」の段階での判断。
 勝負の決まり方が将棋と囲碁では違うので、囲碁の方では「詰む」事の比重が違う。
  従って「詰んだ時の利益」と「詰まない方が儲けか大きい」などの比較計算が大事になる。
 尤も、取ってしまった方が決定的な展開になることが多いとはいえ、その逆を利用した「捨て石作戦」と言う事も有るわけです。

 ところで何故このような事を言っているのかと言うと、、、いつもの公園である光景を見て”句”らしきものを思いついたのは良いけれど、どこか満足できなくて完成形にはならない状態・・・。
 それでも、初めに“見た”光景は捨てがたいので、何時までも頭に引っ掛かっている、、、、そういう”今一歩の状態”が”一手すき”の感じがした。
 何とも「もどかしい」けれど、もしかしたらこれも大事なことかもしれない。
  これは、頭の中で中断では無くて、どこかで他の事と並行で考え続ける事が良いような気がしまして、そういう意味で緩めずに「一手すき」。

 事の起こり?は土曜日の朝。
  朝寝坊して誰に叱られると言う事は無いけれど、朝食は出てこない(いつの間にか我が家はそういうルールになっているらしい)。
  かと言って昼まで食事を待つには余りにも待ち時間が長い。
 さて、これらを一挙解決するには「公園」が良いのです。
  家を出て多少の遠回りをすれば24時間ディスカウントスーパーがあるので、そこで三角サンド、バナナミルク、ミニトマトの小袋、500ミリ飲料水を仕入れていつもの公園のいつもの屋根付きの休憩席に行く。
 (これで運動不足と食事問題を一挙解決!)
  ここは花の美術館の奥庭ですからツルバラ、数種類のアジサイに囲まれていて、芝生の庭を挟んで向こう側はハーブ園があったり、ガラスの大きな温室が見えています。
 こういう静かな、自然の風が吹く空間が、何と私一人で独占して、木の床木製テーブルに木製椅子で持参の本を開いてテラスカフェです。
  ついた時は2人先客がいたのですが、その後直ぐに私一人に・・・20人以上は座れる屋根の下の施設ですから、朝食だけでなく、ほんの短い時間とは言え贅沢な時間を戴きました。

 さて”句”を思い立った光景。
  公園の中の海沿いの道・緩やかな下り坂を少女(多分4,5才)が自転車で勢いよく下って来ます。
   多分本人としては全力疾走・・・補助輪付きの自転車ですが顔が輝いている。
 マア、その後ろを彼女の父親と思しき方が小走りでついて来られる程度のスピードではあるけれど、この辺りの光景が面白いと思ったのです。
 (一瞬自分の子育て時代が蘇りました・・・娘と休日はよく公園に行ったものだし、やはりソノ時期は補助輪付きの自転車から始まりましたし、、、他に当時流行っていた”アラレちゃん”や、その中のキノコちゃんを思い浮かべました)
 (擦れ違ったのはほんの僅かな瞬間ですが、結構なお題を戴いた)
 最初に「補助輪の 少女は走る 海の道」 マアこれは見たままですから『ああそうか』みたい
   それと、本人が感じているスピード感と後ろの父親の感じるスピード感、更に第三者の私に見えているスピード感は皆違うような感じがして、、、それを全て表わすのは至難の業でしょうね。
 ですから、これは常に頭の中の掲示板にクリップで留めておかなくてはいけないと思った。
  ということで、屋根付きの休憩所でサンドイッチを食べながらアレコレ、、、
 今のところ 「補助輪の 娘みどりの 風起こす」、、、難しいですね。

 肝心の囲碁でも最低でもこれくらいは考えなくてはいけない・・・でしょうネ。

本当に不具合が起きていた?

2010-07-25 03:57:54 | Weblog
 夕食の直前にネットで対局しまして序盤早々に事件発生、これは私が有利な別れでしたが直後に騒動が起きまして、これは相手が有利。
 事件が続けて起きた場合、どうも後に有利な方が良いみたいです。
  マアそれでも大変な局面ではあるが、打てなくもない・・・という判断。
  ここで本当の事件が起きていたようなのです。
 相手の手番で(当然ですが)長考に入った。
  複雑な読みを必要とする場面では無い・・・しかし打たない・・・。
 と言う事は『全体の局面からある程度の大寄せまでを考えているのだろうか?』と思うしかなさそう。
 我が家は夕飯時なので「ご飯ですよ」の声がかかり、取り敢えず「試合中!」と返事。
  相手の持ち時間は見る見る減っていくのに、例の5分ルールの枠を超えていて、相手の残り時間は32分が15分に・・・それでも打たない!。
 とうとう残り時間が0!・・・ところが時間表示が-1、-2秒となって行くではありませんか。
  こんな表示はおかしい!
  ここにきてようやく何かおかしい事に気がついた。

 今使っているパソコンは比較的新しいし、光ブロードバンドなので立ち上げは早い・・・強制終了して5分以内にネットに戻れば反則にはならないので一旦強制終了。
  ところが私がネットに再接続すると、とっくに対局は終っていた!。
   私の負け、、、ところが本来時間に関しては超過したら「反則負け」と表示される筈なのに、何の表示も無い。
 棋譜倉庫にはこの碁と数局前までの記録が失われている。
  こういう負け方は初めてだし、処理なども納得がいかない負けでした。
  
 機械音痴に加え、ソフトの理解も殆どないので決め付けることは出来ないのですが、何だかパソコンの不具合以上の何かが起きたような気がする・・・疑り深いです。
  かすかな記憶ではこの相手との対局では過去に似たような通信の不具合があったと記憶している。
 しかし、本当にそんなことは出来るかどうかは分からないのに、疑る事だけは・・・
  誰か詳しい人がいたら教えて下さい。
 私のパソコンでは、「私が着手して相手の持ち時間が動いている状態」。
 この形で私の時間が切れると言う事は、相手からの着手連絡が届かない状態で相手のパソコンでは私の時間が切れた!。
 私のパソコンではその時には相手は5分以上考えている事になっているのに、それは5分ルールに抵触していない・・・何とも相手に都合のよい不具合?でした。

 さてこの対局の3時間後に、なんとなくリターンマッチ(相手は違いますが)。
  この碁も序盤で有利になって、、、そこで相手が長考状態。
 これは私は疑心暗鬼に陥ります。
  即自分のパソコンを強制終了して、再度立ち上げネット接続。
 今度は不具合は起きていなくて、目出度く?相手が投了。

 何とも不可解な対局と言う思いです。

キョウチクトウ

2010-07-24 00:53:03 | Weblog
 私の住んでいる市の花はキョウチクトウです。
  遥か昔のことですが、市役所に婚姻届を出した時に市からの記念品・お祝いの品がキョウチクトウの株でした。
 マア正直に言って余り有りがたいとは思いませんでしたけれど、ともかく市の花はこれだと言う事は知りました。
 認識としては暑さとか大気の少々の汚れには強いイメージ。
  原産地はインドだそうで、地中海からアジアにかけて分布しているらしい。
 イメージとしては「丈夫」「悪条件に強い」「毒性がある」
  私の住んでいる千葉市だけでなくて南房総の御宿、関西の尼崎、中国地方・広島市、九州の鹿児島市などでも市町村の花・木に指定されているのだそうです。
 
 毒性と言えば、バーべキューの串にした人がいたそうで、事故の原因になり毒性の証明になったとか・・・よりによってこの枝を串にするなんて信じられないような話です。
 毒になるだけに薬にもなるのだそうで、強心剤になるのだとか、、、もしかしたらお世話になっているのかもしれない。
 ネットでは3,4メートルになると書かれていますが、ここでは土地と相性が良いのか、あるいは記述が不正確なのか剪定しなければ7,8メートルの大きな株になって花をたくさんつけるのです。
 花は白とピンクの二種類。
  6月から10月ごろに花が咲く・・・夏中咲き続ける。
 インド原産で乾燥・洪水・猛暑・寒風に鍛えられている・・・私には無いところばかり特徴として記述されています。
 江戸時代に中国経由で渡来し庭園に植えられたのだそうです。
  暖かい地方の方が育ちが良い。

 高浜虚子の句「病人に 夾竹桃の 赤きこと」、、、句の読まれた背景が分からにと意味が分からない(私には)けれど、何やら健康と言うより不健康の方が連想されるのだろうか。
 
 さて私の住んでいる周辺には夾竹桃の大きな株がたくさんあります。
  通勤路にもあるし、いつもの公園にも有る。
 現在満開状態の株も多いので、素直に花を見ればそれなりに奇麗だとは思うのですが、、、何故か夾竹桃の評価は低いと言うか。話題にならない・無視されているようにも思う。
 公害に強いと言う事で、穴埋め的な植物に過ぎない印象か・・・
  真夏に咲くと言う事で、「暑苦しい」象徴みたいな印象なのか、あるいは毒があると言う事で印象が悪いのか・・・
 花言葉は「危険な愛」「用心」「油断大敵」「危険」・・・

 「 夾竹桃物語 わすれていてごめんね 」と言う本があるらしいが未だ読んだことはありません。

 私の印象を纏めると「可愛いと 褒められたことは ないけれど」あるいは「可愛いと 言われたことなく 花盛り」オソマツ。

誰も気づいていない?

2010-07-23 00:46:59 | Weblog
 宇宙好きとか天文ファンという言い方をすると多少違う気がしますが、毎晩空を眺めている人はいるわけで、新しく星を発見した場合・・・。
 これが凄いですね。
  夜空に見えている星をわかっていて、その中に名前のない星が混じっているのを区別できるのですから。
 私の場合は自転車を走らせていて、足元の植物の名前が全て分かるわけは無くて、むしろ名前と顔が一致する方が少ないでしょう。
 ともあれ、「気がつく」という事では、恐らく発見した本人は相当に興奮するでしょうね。
  「命名権が与えられる」とか「発見者として名前が残る」と言う事の他に「自分しか知らない」と言う気分の良さも有るかも知れません・・・想像でしか無いですが。

 ともかく「もしかしたら誰も気がついていない?」と言うようなことに出会った時は、単に「見た」以上の喜びと言うか秘かな興奮があるようです。
 かなりレベルの低いと言うか、・・・。
  もしかしたら単に話題になっていないだけで、本当は誰もが知っている事かも知れないのに。
 話題に出したら「今頃何を言っているの?」とか「知らなかったの?」とか言われるかも知れないが、開き直って「私が初めて話題とした」みたいに考えるしかないのかもしれない。
 イヤ、実に大した事では無い。
  いつもの公園に沿って大きな道路が走っていて、そこで気がついた。
   50メートルほどの道路で、真ん中が広い植え込みのあるセンター、片側2車線ところどころ右折あるいは左折レーン。
 その外側に緑地があり更に幅の広い歩道と言う形です。
  その歩道わきの緑地部分の植え込みに奇麗に刈り込まれた植物を発見。
 2種類の木で構成されていて、低い部分が船の形に刈り込まれていて舳先とか艫のイメージ。
  中に脊の高い植物が3本立っているので、これが船橋と言うかマストのイメージです。
 見てくれは玩具の船の感じですが、割合良く出来てる。
  こういう刈り込みに気がついたのですが、よく見ると・・・これは50メートルほどの間隔でずっと続いている。
 思わず「確認」のため自転車で走ってしまいました。
  概ね3キロくらい、道の両側にありました。
 車で走ると「船」と擦れ違う形で続いている。
  「新発見」に興奮しましたが、考えてみるとこれを仕上げた植木職人さんたちがいるわけですし、こういう作業を発注した(おそらく)行政の担当部署も有る・・・。
 とすると、それなりにお金がかかっている。
  その割にアピールして居ないと言うか、気がつきにくい作品?。
 
 ともあれ、何人が気がついたのか?
  あるいは通りかかった人のどのくらいの割合で気がつくものなのか?
 考えると面白いと言うか変なものなのかも知れません。
  仮に50メートルおきだとすると片側3キロで60個、それが両側に並んでいる。
 「静かなる 小舟の列が 擦れ違う」・・・どうもいつも以上に出来が悪い。
 童話で鉛の兵隊のイメージで言うと、夜中に船の列が動き出す?
  それとも黙ったままの行列と言えば葬列のイメージか・・・そうなると多少の不気味さも無いわけではない。

規格外

2010-07-22 02:43:43 | Weblog
 先日地元JAで最近オープンさせた直売センターに行ってみました。
  「しょいかーご」・・・ダサいと言うか”いかにも”と言う感じですが、名前で中身が変わるわけではないので「マア、好いか!?」。
 同名の店は市内の他の区にも有りましたが、今回は隣の市に新規オープンした。
  私の家からはこちらの行政区的には隣の市の方が近い・・・車で15分か20分。
 距離的には問題はありませんが、駐車スペースとか県道の渋滞がどうか、、、途中に高速道路のインターチェンジ入り口も有るので、渋滞すれば距離と所要時間は正比例しません。
  夏休み初期の日曜日の午前中なので出足としてはこれからなのか、比較的スムースに行けました。
 女房殿は・・・張り切って買い物。
  地元農産物を中心に全国の農協関連の品物が並びます。
   トマト、キューり、ナス、レタス、キャベツ、、、見る見るショッピングカートが一杯になって行きます。
 要するに規格外商品で市場に出すと買いたたかれる、あるいは相手にされない農産物が安い値段で並んでいる。
 確かに扱う方としては規格外農産物は値段が付けにくいのかもしれませんが、農産物ですから『できちゃったものはしょうが無い』のに・・・

 思い出話ですが、昔銚子港の横の魚屋で聞いた話。
  サンマの季節ですが、良い値段で取引されるもの以外・・・つまり漁獲品ですから規格外のサンマも有る。
 そういうものを例えば東京とか神奈川の他の市場に送ったとして、1箱数百円の値段しかつかないのだそうです。
 概ね1匹3円程度。
  これが引き取り手が居ればまだ良い。
 仮に「誰も買手が居ないから持ってお帰り」と言われたら荷主は往復の運賃だけ費用がかかり、更にサンマの処分に困るわけで、「タダでも良いから引き取って下さい」になりかねないのだとか。
 まさに足元を見て弱みにつけこむやり方。
 現実にはそういう規格外サンマが1匹100円とかのサービス品になって並ぶのだとか・・・。

 農産物が魚と同じ仕組みで取引されるのかどうかは知りませんが、同じ「規格外」と言う事なのでしょうね、食べる方としては同じ事なので安いのは有りがたいですが。

 そう言えば私自身も規格外のような感じだったでしょうね。
  イヤ、女房殿はそうは言わない。
  規格に収まらない大物ではないし
 多分「標準外」=単に標準レベルに達していないに過ぎない・・・。

どうしたSさん!?

2010-07-21 00:31:56 | Weblog
 もしも、朝早く目が醒めてしまってやることが無かったら・・・。
  昔なら新聞受けのから朝刊を取ってきて、隅から隅まで読むか、音をたてないように植木鉢に水をやるとか、マアそんなところ。
 今なら・・・時代は変わっても、それほどやることの選択肢が増えたとは言えません。
  新聞は来ているけれど・・・これは午前3時半から4時頃に来ている・・・新聞の見出し程度の情報ならネットで一覧表が出ています。
 ニュースも天気予報もTV番組も同じく検索できる。
  鉢に水をやるのは億劫、、、
  要するに体を動かさず指だけでパソコンを立ち上げ、ネット検索あるいはネット碁です。
 やはり世の中便利になる=私のような者はモノグサが亢進して行きますね。

 さてネット碁では朝早くから熱心な囲碁ファンが打っている。
  見方を変えると、「朝早く目が醒めてしまって」「他にやることが無いから」「囲碁でも打とうか」と言うことなのか、イヤそれは自分を基準にして他人の行動を類推しているに過ぎない。
  素直に熱心な囲碁ファンと言う事で、、、
 ともあれ「早起き囲碁クラブ」ですね、、、これがもう少し遅い時間(だいたい7時頃なら)「おはよう囲碁クラブ」くらいにネーミングを変更しそう。
 ともあれ対局待ちリストには二人名前が載っていて一人は級の人でもう一人はSさん。
  彼の最近の成績が気になって自分の棋譜倉庫で直近200局を検索するとSさんとの直接対局は1勝1敗で、結果だけなら良い勝負をしている。
 点数を見ると今日は6点差なので向こう先で黒半目コミ出し・・・これは微妙。
  かなりしっかりしていて、鋭いところもあるので、かなり厄介な相手でこの手合いは楽では無さそう・・・従って選択肢は苦しい碁を覚悟して対局希望を出すか、あるいは誰かがSさんと対局するのを待って観戦するかのどちらか。
 しかし、自分で打つのが一番楽しいのですから、現在の点数差によるハンデを信じて対局するしかない。
 Sさんの対局条件は「45分碁」でも「早碁」でもOKなので早碁を選択してオファー。
  オファーしたのに反応が無い!!
   マアこういう事はよくあること。
 対局待ちリストに名前を載せて置いてチョットお茶とか、眼鏡を探して来る?対局前にトイレ休憩とか・・・
  あるいは対戦相「aizomechou」との直近の成績を調べているかもしれない・・・
 しかし「相手の挨拶待ち」と言う状態であまり長く待たされるのは気持ちの良いものではない。
  私は小次郎タイプ?なので武蔵には勝てない
  数分立てば(挨拶抜きで)「自動で対局が開始された状態と認定」され、持ち時間から考慮時間としてカウントされる筈。
 ところが!いつまでたってもカウントが始まらない。
  こうなると疑心暗鬼です。
 『もしかしたらSさんが反応して居ないのではなく、私のパソコンがフリーズ?』
   と言う事で思い切って私のパソコンを強制終了させてみて、ネット碁に再入場(今この動作が速く出来るようになったのでコレをやれます・・・遅い時代はコレは命取りになりかねない)。
 すると今度は対局開始状態になっていて時間表示が出て黒番Sさんの時計がカウントされていた。
  『どうしたSさん!、眠っている?』
 こういう時の心理って嫌ですね、持ち時間10分の内初めの1手目で相手は4分以上経過して行く・・・。
 このまま進めば1手も打たずに勝ってしまう・・・こんなに楽な勝ち方があっても良いのか。
  こういう事を期待してしまうような自分の心持が「普通」のような「さもしいような」嫌な気分。
 仮にギリギリで相手が着席した場合に、気持ちの・失望感で気持ちが乱れるようではおかしな話。  さて考慮時間5分を経過し、相手は1手も打たないので5分ルールにより黒さんの反則負け。
  儲けたような、すかされたような・・・
 「打ちたかった」のです。
  勝つのが目的で打つわけではないのです。
 勝利を目指しますが、そうでないと囲碁のノウハウに反するからであって、勝てるかどうかは結果に過ぎない(本当です)。

公園は面白い

2010-07-20 00:11:45 | Weblog
 公園のメイン施設的な海浜プールがオープンして最初の日曜日にいつものコースを自転車で走りました。
 私がこの公園を利用するようになってから日が浅いので冬の様子は分かりませんが、多分真冬でも人影がまばらと言う事は無いでしょう(想像ですが)。
 しかし夏の賑わいはスゴイ。
  広々とした駐車場が2カ所とも結構な賑わいで埋まり、大きな道路の土日祝駐禁除外ゾーンにもたくさん車が止まっています。
 つまり普段は来ない人にも公園のシーズン到来のようです。

 公園を走りまわっているといろんな発見があって面白い。
  物で有り、生き物であり、人、景色いろんなものに驚かされたり興味を持ったり出来る。
 そういう方法で気持ちのリフレッシュ。
  今日の発見その1。
 ヨットハーバー近くの浜には屋根付きで日影のレストスペースがありまして、そこを通りかかるとハワイアンのいメロディがが流れて来ました。
 こういう時固定観念的反応に思考が左右されるようです。
  つまりレジャー施設的なサービス?で拡声器からハワイアンの音楽を流して、夏シーズンを盛り上げている・・・そういう風に頭が反応してそこを素通り。
 帰りにそこを通りかかると何やら様子がおかしい。
  メロディは相変わらず流れているのですが、そこには首からレイを下げた、お揃いのムームーを着た女性が3組(3チーム?)。
 要するに本当の砂浜の上で、はだしでハワイアンを踊っていたらしい。
  度胸試しと言うか砂浜での発表会のような。
 初めの私の反応が固定観念だった事が分かりました。
  少女チームに、年配女性チームがあるらしい・・・そこで一句
 「砂浜で 裸足で踊る 12才」その心は
  仮に少女が小学校6年生だとして年配女性の年くらいまで踊るとするとこの先半世紀踊り続けるのかな?と言う感想です。

 踊りと言えばおそらく「鳴子踊り」ダンスチームらしき30人くらいの人達の野外練習にも行きあいました。
 暑さの中で、コンクリートの道路の上での練習でした。
  これは同じチームダンスでもハワイアンとは逆に激しい踊り
   そこに結構年配?らしき女性も混じっているように見受けられましたが、凄いエネルギーです。

 浜の方では今日は沖にはヨットがたくさん出ていて、ウィンドサーフィンも浜から離れて疾走して居ました。
 波打ち際近くはサーフィンでもカイト(正式名称を知らないので)の方がたくさん出ていました。
  「梅雨明けて 浜の空には 凧が舞う」 梅雨明けたんでしょうか?。

囲碁講座の表紙

2010-07-19 00:13:39 | Weblog
 大型スーパーに昼ご飯の材料を買い出しに行きまして・・・買い出しって表現は相当古そうな感じがします。
 マ、表現はともかく女房殿は教員を生業としているので、夏休みの始まり辺りではPTA関係の催しが多く、教員も参加する事がほぼ義務(嫌味な表現です!)なので、とばっちりは教員の家族、つまり私と息子に来る事になります。
 昼ご飯を自分で作るだけと言えばそれまでですが、「何が食べたい?」「どこかに食べに行く?」と思案して・・・結局作る事になりまして・・・。
 息子はその方面は心もとない。
  数年前まではインスタントラーメンも作った事が無いと言う体たらく。
 (勿論カップヌードルなら出来たらしい)
 それが最近は自分でナンの粉を買って来て自分で焼くようになったのですから、マア少しは進歩しているらしいガ。
 とはいえ、彼に任せるのは恐ろしいので結局私が二人分作る事になる。

 そういう事で近所の大型総合スーパーに行きました。
  ふと日付を思い出しまして、、、
  先ず地下の食品売り場には下りずに、3階の本屋さんからスタート
 囲碁講座の8月号を購入・・・その前にテキストコーナーにトラッドジャパンがあったのでこれもゲット。
 「トラッド」の方は「五重塔」「洋食」「城」「抹茶」「藍染」なのでこれは買わずにはいられません。
 実際に外国人、、、英語圏の外国人にこれらについて説明する機会が来る可能性は限りなく低いので、準備と考えたらまるで無駄な事に違いない。
 それでも、こういう事を読んでおくことは脳の活性化と言うかボケ防止にはなりそうです。

 囲碁の方も進歩が止まり気味の身としては、趣味の意味は同じような役割かも知れませんね。
 囲碁講座は進歩のためと言うより、退化しないための薬代わり。

 さて8月号の表紙、、、「この和服の若い女性は誰だ?。」
  表紙の片隅に「謝依旻女流本因坊」とある!
 初めて顔を見たわけではない・・・写真付きの報道は何度も見ているのに。
  流石私は顔と名前を憶えるのが苦手なだけの事はあると妙に感心してしまいました。
 尤も報道写真は対局室の写真が多いのでやや暗い室内が多かったし、顔を斜めとか上から撮っている事が多いので表紙のように正面の顔ではないのも原因かも。
  更に言うと対局中とか対局直後の顔はモデル顔とは違う筈です。
 それに和服と言うのも意外な衣装と言う意味も有ります。 
  いや何を着ても似合うでしょうが、「和服だとこういう風になるのか」と感心しました

 そこで先日公園で撮った写真を思い出しました。
  (それは謝さんとは正反対のイメージということでしょうが)
 この公園には大きなキョウチクトウの株がたくさんありまして、白、赤の花をつけた大きな株が並んでいます。
 元々市の花ですし,公害に強いと言う事で到る所に植えられている。
  但し花が咲いても、愛でられると言うイメージは無い。
 木には多少の毒性があると言う事も有るためか、あるいは余りに多すぎるためか・・・よく見ればこの暑さの中でけなげに咲いているのに。
  大きな株(7,8メートルにはなる)は白あるいは赤の花が一杯。
 そこで一句「可愛いと言われた事は無く花盛り」オソマツ

いよいよ開幕

2010-07-18 00:46:38 | Weblog
 厳密に言うと先週からワールドカップ明けのJリーブの試合が始まりました。
  マアこれはACL出場組の影響で試合が延期になっている分だけですので、ACL当時者チームとその相手チームで8チームの試合で、本格的な中断明け開幕は土曜日から全チームの試合が始まります。
 本来なら、中断明け緒戦なので応援・観戦にスタジアムまで行きたかったのですが・・・今回は見送って約10日後のホームの試合に行く事にしました。
 前売指定席をコンビニで購入し、高速道路バスの指定席をネット予約し、試合後の宿泊に姉の家に頼んで・・・準備万端、後は当日のお天気が暑すぎず、曇りならOKで、酷く荒れない事を祈るだけです。

 開幕と言えば、ご近所のプールも土曜日に開幕しました。
  いつも出かけている公園の中にあるプールで、公営だけあって夏休みとともに始まりました。
 長い水路の流れるプールとか波の押し寄せるプール、スライダープール、それに競泳用のプールに室内プール・・・なかなかの人気です。
 この人気が・・・自分勝手な感情を抱くのですから、人間は勝手なものです。
  自分の子供が小さな頃は、非常に便利に利用。
 朝一の開園時に行って、お昼には家に帰って来るような利用の仕方。
  つまり1回は3時間程度で何度も行ける(自転車で10分もかからないですから)。
 それが、子供が利用しなくなると・・・
  JRの最寄り駅からのバスが混むようになるのはヤヤ迷惑。
  人通りがかなり増えて来て町の雰囲気が変わり、
  園内放送がかなり大きく響いてくる・・・
 『困ったものだ』に近くなるのですから。
  それと、プールから人口の浜辺りの人出が多くて、いつもの公園の自転車コースが通りにくくなってくる。
 イヤ、ヨットハーバーも、ウィンドサーフィン、カヌー・・・いよいよ浜は夏バージョン。
 
 ところで、砂浜に打ち上げられたブイが置いて有ります。
  マア簡単な囲いがあるので、撤去するまでの仮置きなのか、季節が変わったら再設置なのかは分かりませんが、とこかく、本来なら沖で何かの仕事としている筈のブイが浜に置いて有ります。
 普段は頭の部分しか波の上に出ていないので、全体像はこういう機会しか有りませんが、だからと言ってブイの全体像を展示する意味は無いので、一体この意味はなんでしょうね?。
 ネットでブイについて調べると案外いろんな種類があるらしい。
  固定して航路標識とか暗礁の表示とか海水浴の遊泳範囲とかの他に、漂流して海流を調査する物、しかも一定の深さを調べる物とか。
 さて浜のブイは多分固定して使うものらしい・・・こういうものって人間世界に置きかえるとなんとなくペーソスを感じます。
 普段沖で漂っているのが仕事で、役目なのに仕事には見えないとか、それが浜に置かれてみるとまるで役立たずの大きくて奇麗とは言えない超粗大ごみ。
 思わず我が身を振り返ってしまいますね。
  ブイは沖で漂っていなくてはいけない。
 何の仕事もしていないように見えても、それが役目なんですね。

 そんなんこんなで今日の一句「何故ここに 訳が分からず 砂の上」オソマツ。(砂の上に置かれた、錆かかった汚れたブイの画像を想像して下さい・・・)

朝から暑いゾ

2010-07-17 03:13:42 | Weblog
 金曜日の朝、5時ごろに目を醒ましまてレースのカーテン越しに朝焼け雲と青い空が輝いて見えまして、今朝の第一感「今日も暑い一日が始まる」。
 大雨に見舞われているところもあるのですから、何とも贅沢で我がままな感想だと我ながら思いながらも、しかし「暑くなりそう」。
  『言うまいと思えど今日の暑いかな』なら素直ですが、『この暑さはどうなってるんだ?』『梅雨はもう明けたのか?』『気象庁は何やっている!?』と言う半ば自棄気味、半ば八つ当たり。
 しかし現実を超オーバーに言えば「どんな条件でも”今日一日”生きていかねば」・・・イヤ今日が特別な日では無くて、毎朝そう思うのです。
 何ともオーバーだけど。
  夏は未だ本番とは言えないのですから”先が思いやられる今日この頃”。

 ところで朝5時起床は、早いと言うよりは、、、この年のジイサマでも中途半端な早さかも。
  昨夜確か9時頃に自分の部屋に引き揚げて来て、『なんとなく疲れていて眠い』と感じながらもネットで一局、、その後観戦した筈ですが・・・その後の記憶が曖昧。
 と言う事は10時過ぎには寝ているかも知れないので、起きたのが朝5時なら「話の辻褄が合う」。
 話が飛びますが、前の晩にTV番組で再放送の「ドクターG・・・」を見ましたが、昨晩の番組の患者は「主訴=眠れない」。
 御蔭さまで私にはそういう経験が・・・マアこれを公言するといかにも「ノーテンキ」な性格であるかを宣伝しているようなものですが・・・無い。
 現実にねむければ寝るし目が覚めたら起きるみたいな・・・これでも勤め人ですからそれほど野放図でもありませんが、主として「流れで生きている」ので囲碁が強くなれない以外では悩まない、、、実際には「生かされている」と言う感じ。

 そうそう、夏と言えば夏休み、夏休みと言えば宿題、宿題と言えば作文、、、こういう風に連想が繋がって行って、作文のテーマとか読書感想のテーマ?”人は何のために生きる?”チョット重すぎ”ますが。
 たいていの作品の究極のテーマはそこのところ・・・そこのところに行く、、、答えによってなんの評価もされなくて本心を言っても良いなら・・・「生まれてきたから生きている」と答えるでしょう。
  点数評価をされる場合、テクニック上これは禁句。
 いかにも無気力な感じだし、いい加減な感じですが、自我と言うか気がついたら生きていたと言うのが本音ですから、私としてはそれ以上の理由を探す方が「恣意的」な感じがする。

 先日朝ドラの「ゲゲゲ・・・」で、漫画の話で「気がついたら猫の餌を買うために働いていた」という下りがありました。
 見方を変えると面白いと言うことです。
  私の最近の見た光景でもそういう経験がありました。
 例の公園での光景。
  大きな芝生広場があって多目的というかサッカー・野球など以外は何でも良いので、巨大ドッグランになって犬たちが走り回る事も有る。
 そういう光景を見ていると・・・
   「飼い主が普段家で飼っている犬たちを自由に走らせている」光景は見方を変えると、中には「犬の先頭を飼い主が走っている」場合もある。
 そこで一句「ドッグランは人が走るところなり」・・・オソマツ。