朝のニュースで豪雨により堤防が決壊した報道、、、今年は大変な年になっています。
そう言えば学生時代に地元に土木研究所と言う施設がありました。
旧陸軍の関連施設があった場所で当時の建設省が所管していた、、、随分広い土地で、外からは中がどうなっているのか分かりませんでしたが、ある時そこでアルバイトを募集していたので応募しました。
仕事は土木実験の助手の下働き、、、マア体力勝負と多少の気働きが必要といったところ。
初めは実験の準備、これが約1週間かかり最後は24時間連続での実験・観察。
大きな鉄の箱に堤防を作り、そこに人工の雨を降らしてそれを観察、各ポイントでの水の浸み出し具合を見る。
そして堤防の土の水分を含む量を調べる、、、。
これが新潟県の河川決壊に関する実験だとか、、、。
今回の自然災害の場面とダブル所がありそうで、思い出しました。
ニュースで見る限りでは、消防車が並んでいて消防団員が警戒に当たっている場所は自然堤防だったよう見えました。
自然の風景や鳥の写真を撮る方としては自然堤防の方が良いに決まっていますが、集中豪雨では大変ですネ。
さて、関東だって大雨の危険がある、、、らしいのですが、やはり朝から出かけてしまいました。
荷物は最低限にして、代わりにビニール傘を1本追加。
傘は私が雨に濡れない為ではないのです、、、三脚を立てて置いて場合によってはカメラを雨から守るため。
自分用には、丸いつばの帽子が傘代わりで、後は予備に雨合羽の上着を1枚。
ジーンズは濡れたら洗濯と言う事です。
さて、アオバズクの雛は今日も姿を現しませんでした。
イヤ、横で見ていた人が「一瞬白い雛の頭らしきものが見えた」と言っていましたが、マアその程度で今日も空振り。
フクロウの両親が揃って巣を離れるようになってから4,5日なので、卵から雛になったのも多分同じ時期でしょうから、雛が顔を出すとか近くの木に出てくるのにはもう少し時間がかかりそうです。
と言う事は、もう少しここに通い詰める事になるでしょうネ。
今日初めて会ったカメラを構える人は4人、、、顔見知りが増えて行きます。
地元のお爺さんたち、、、アオバズくの居場所を教えてくれるお爺さんたちとは大分親しくなっています。
更に、通りかかりの地元の人に「何を撮っているのですか?」と訊かれたり、夏休みなので小学生の子供を連れたお母さんなどに質問されたり、、、そういう人には木にとまっている鳥の場所を教えたり、カメラのモニターを見せたりするので話しをする事になります。
人と話をすることはどちらかと言うと苦手種目であり、面倒臭いと感じてしまう方ですが、公園では割合スムースに行っていますネ。
写真は土曜日の、多分母親の方、、、下を自転車が通った時に目を開けた。