土曜日久しぶりにコミュニティの”静養室”に午前中顔を出した。
図書館へ行ったついでみたいなものですが、10時を過ぎているから子供と大人が碁を打つ会みたいなものがあるので寄ってみました。
正式な名前は知りません・・・名前なんか無いかも知れません。
前にも話したことがありますが”静養室”というのがこの畳の部屋の正式な名前ですが、実際には午後は将棋と囲碁が半分ずつ使っています。
だから勝負の火花が散っていて、とても静養とは縁遠いと思うのです。
何の目的の部屋だったか分かりませんが、まあ、囲碁の部屋です
今朝は顔を出すと少年とAさんが打っていました。
少年は見たところ中学生くらいかな、いかにも成長期と言ったアンバランスというか伸び盛りみたいな体型をしている。
Aさんは物静かで生真面目タイプですから少年相手でも正座で対戦している
そのせいか少年の方も正座でした・・・なるほどこの方が見ていて絵になる
お久しぶりですと盤から少しはなれたところの座布団に私も正座で座ります・・・マア一呼吸してから膝を崩しましたけれど。
盤面を見るともう30から40手くらい進んでいて、どうも手順がはっきりしない・・・2子か3子か判断しかねる
マアAさんにそういう置石なんだなと思いながら見る
少年はよく考えて結構しっかりした手を打つからこの先が楽しみですね、私がこのくらいの年には1局しか打っていないのですからね。
中盤を過ぎてから細かな形勢になってきて、黒数目残るかなというくらいで、終盤には損な手、よい手を見逃すなどあって結果は十数目の大差となってしまった。
これは経験不足もあり、ヨセというジャンルの知識も乏しいのでしょう。
数え終わったところで席を立ちました。
丁度この囲碁会の会長がやってきてAさんに『一局どう』と目配せしている。
時刻は11時を回ったところで、少年はこれで終わりにするみたいです
今日図書館で借りた本は
<初段免許皆伝シリーズ>
「目で感じる 手筋の基本と応用」 日本棋院編 1998年
私はこういう本で”段位”を表記しているタイトルに疑問というか興味を持っているのです。
手持ちの本の中のタイトルに”七段への挑戦”とか”六段合格”みたいな”恐ろしい”サブタイトルのものもあるし、”天下五段”を標榜したものがある。
段位のインフレはともかく、その段位差と内容の差はどうなのかよく分からないのです。
マア”違いが分からない男”で申し訳ないみたいではあるのですが
活字にして伝えようとしている囲碁的真理というか事柄に代わりが無いはずですから、書かれていることに大きな差があったらおかしいでしょう
伝えやすく・分かりやすい場面を想定して説明するとか
ともかく局面を限定して解説するとか
上級とか低段とかの人にできやすい形の説明はあると思う・・・置き碁とか間違って憶えている(何かの思い込みに陥りやすい形)とかです。
実戦を見たならば、高段者の碁みたいにホンの僅かな違いが結果で大差になるとか、低段者の碁では現実に起こらないとか、ありえないことが起こるとかの違いはありそうですけれど、基本は同じだと考えているのです。
だから午前中の子供とAさんの碁を見ていても勉強になることもあるし、「基本」とか「有段者」とサブタイトルがついている本も役に立つ・・・もしかしたらそれは私が弱い証拠かも知れませんけどね。
そう、前にも話したことがあるけれどポケットサイズの「これができたら初段」というような名前がついた詰め碁とか手筋の本がありまして、試しに三段くらいの人に挑戦してもらったら全問正解とはならなかったのです。
さて初段合格をペーパーテストでやった場合に100%できなければ不合格というものではなくて、例えば80%できたら合格みたいなものでしょう?
そういうペーパーテストは無いかもしれませんが、仮にあったとしてもそういう合格の幅があると思います。
問題はできなかった20%です・・・偶々間違ったものかもしれませんが偶々できたものもあるかも知れませんからね。
それでも”合格”ならば、できなかった20%も含めてクリアーしたと本人も思い込むでしょう。
(想像ではありますが)仮に2段、3段の人が「初段の基本」みたいな本を買うでしょうか、いえ手に取るでしょうか?
実際に買わなくても良いのですが・・・もうすんだことと考えるとか、一段低く見ることは無いだろうか?・・・その辺りの意識と現実に差があるような気がしてならないのです。
図書館へ行ったついでみたいなものですが、10時を過ぎているから子供と大人が碁を打つ会みたいなものがあるので寄ってみました。
正式な名前は知りません・・・名前なんか無いかも知れません。
前にも話したことがありますが”静養室”というのがこの畳の部屋の正式な名前ですが、実際には午後は将棋と囲碁が半分ずつ使っています。
だから勝負の火花が散っていて、とても静養とは縁遠いと思うのです。
何の目的の部屋だったか分かりませんが、まあ、囲碁の部屋です
今朝は顔を出すと少年とAさんが打っていました。
少年は見たところ中学生くらいかな、いかにも成長期と言ったアンバランスというか伸び盛りみたいな体型をしている。
Aさんは物静かで生真面目タイプですから少年相手でも正座で対戦している
そのせいか少年の方も正座でした・・・なるほどこの方が見ていて絵になる
お久しぶりですと盤から少しはなれたところの座布団に私も正座で座ります・・・マア一呼吸してから膝を崩しましたけれど。
盤面を見るともう30から40手くらい進んでいて、どうも手順がはっきりしない・・・2子か3子か判断しかねる
マアAさんにそういう置石なんだなと思いながら見る
少年はよく考えて結構しっかりした手を打つからこの先が楽しみですね、私がこのくらいの年には1局しか打っていないのですからね。
中盤を過ぎてから細かな形勢になってきて、黒数目残るかなというくらいで、終盤には損な手、よい手を見逃すなどあって結果は十数目の大差となってしまった。
これは経験不足もあり、ヨセというジャンルの知識も乏しいのでしょう。
数え終わったところで席を立ちました。
丁度この囲碁会の会長がやってきてAさんに『一局どう』と目配せしている。
時刻は11時を回ったところで、少年はこれで終わりにするみたいです
今日図書館で借りた本は
<初段免許皆伝シリーズ>
「目で感じる 手筋の基本と応用」 日本棋院編 1998年
私はこういう本で”段位”を表記しているタイトルに疑問というか興味を持っているのです。
手持ちの本の中のタイトルに”七段への挑戦”とか”六段合格”みたいな”恐ろしい”サブタイトルのものもあるし、”天下五段”を標榜したものがある。
段位のインフレはともかく、その段位差と内容の差はどうなのかよく分からないのです。
マア”違いが分からない男”で申し訳ないみたいではあるのですが
活字にして伝えようとしている囲碁的真理というか事柄に代わりが無いはずですから、書かれていることに大きな差があったらおかしいでしょう
伝えやすく・分かりやすい場面を想定して説明するとか
ともかく局面を限定して解説するとか
上級とか低段とかの人にできやすい形の説明はあると思う・・・置き碁とか間違って憶えている(何かの思い込みに陥りやすい形)とかです。
実戦を見たならば、高段者の碁みたいにホンの僅かな違いが結果で大差になるとか、低段者の碁では現実に起こらないとか、ありえないことが起こるとかの違いはありそうですけれど、基本は同じだと考えているのです。
だから午前中の子供とAさんの碁を見ていても勉強になることもあるし、「基本」とか「有段者」とサブタイトルがついている本も役に立つ・・・もしかしたらそれは私が弱い証拠かも知れませんけどね。
そう、前にも話したことがあるけれどポケットサイズの「これができたら初段」というような名前がついた詰め碁とか手筋の本がありまして、試しに三段くらいの人に挑戦してもらったら全問正解とはならなかったのです。
さて初段合格をペーパーテストでやった場合に100%できなければ不合格というものではなくて、例えば80%できたら合格みたいなものでしょう?
そういうペーパーテストは無いかもしれませんが、仮にあったとしてもそういう合格の幅があると思います。
問題はできなかった20%です・・・偶々間違ったものかもしれませんが偶々できたものもあるかも知れませんからね。
それでも”合格”ならば、できなかった20%も含めてクリアーしたと本人も思い込むでしょう。
(想像ではありますが)仮に2段、3段の人が「初段の基本」みたいな本を買うでしょうか、いえ手に取るでしょうか?
実際に買わなくても良いのですが・・・もうすんだことと考えるとか、一段低く見ることは無いだろうか?・・・その辺りの意識と現実に差があるような気がしてならないのです。