赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

⑤仁義なき中国のハニートラップ:日曜限定版 

2023-03-26 00:00:00 | 政治見解



⑤仁義なき中国のハニートラップ:日曜限定版 
――アメリカ人22人を骨抜きにした中国人“ 留学生 “ の正体:230326情報



それでは日曜日限定、中国のハニー・トラップの罠に落ちた人の第五弾です。


アメリカの比較的新しいニュースメディアのAxiosがある中国人女性スパイ関係関連のニュースを報道しました。

このAxiosは実は1年かけてこの記事をずっと追ってきたのです。そして4名のアメリカの情報当局の調査官を調査して、そしてこの中国人女スパイは実は少なくと22名のアメリカの政治家と付き合っており、この22名の政治家からいろんな情報を得ているということです。

この中国女スパイは誰かというと、この方芳(ほう・ほう)氏っていう人間です。

彼女は実は2011年に中国人留学生として、アメリカのカリフォルニアのサンフランシスコ校に留学したわけです。彼女は留学してすぐに、頻繁にサンフランシスコにある中国の領事館に出入りをしているのです。

中国当局と非常に緊密な関係を持っているということで、そして中国の領事館のコネクションによってなんと頻繁に全米の市長会議にも参加していたのです。

その中で彼女は、実はこの調査によると、少なくとも2名の中西部にある市長と関係を持ったということです。その中のひとりは、オハイオ州のある市の市長で彼女とかなり歳が離れているみたいですね。

この記事によると、この市長が彼女に「なんでこんな若いあなたが歳の離れた私と付き合っているのか」(と聞いたところ、)当時のこの方芳は、この美人スパイは、英語を勉強するためにと言ったのです。

実はこの関係はFBIも、かなり前の段階でこの情報をキャッチしていたみたいです。そして密かに、この市長さんの車に隠しカメラをつけていたようなのです。

ある日、この美人留学生が、この市長さんと車の中で英会話を練習したのでしょうね。非常に激しく汗ダラダラになって、英会話を勉強しながら親睦を深めたようです。

その一部始終は全部隠しカメラに撮られたのです。ちなみに車は頑丈だったようで車は無事でした。そして彼女のすごいところはアメリカの将来ある政治家を見抜く眼力も持っていたのです。

実は彼女のいるカリフォルニアの小さな町ダブリンは、アイルランドの首都ダブリンと同じ名前です。人口約6万人の小さな町の、当時は一市会議員だった30代のエリック・スウォルウェル。民主党の市会議員だったのです。彼を応援して、選挙キャンペーンに協力して、そして募金も協力したのです。政治献金も協力しました。

皆さん、政治家というのは何に弱いかというと、一番は票(有権者の票)、2番目に弱いのは金ですね。

カリフォルニアは中国人がいっぱい住んでいるところですが。彼女が選挙キャンペーン、票集めさらにその政治献金も協力して、政治家の2つの弱いところを彼女は把握しているわけです。それに男性の政治家は、おそらくみんな美人に弱いですね。

実はエリック・スウォルウェルは彼女と付き合って、そしてアメリカの情報当局の調査によると、実は彼女と体の関係も持っていたようです。この人は今現在40歳です。そしてこの人は、実は2011年のときは市会議員だったんですけれども、2013年にアメリカの下院選挙ダブリン選挙区で、民主党下院の国会議員に当選しました。

それからずっと連続当選して、今も現職の国会議員です。そしてなんとこの人は若いけれども、国会に入るといきなり下院の情報委員会のメンバーになったのです。

この情報委員会というのは、アメリカの機密情報も手に入る立場なんです。そしてまたその情報委員会の中にある小委員会。彼はCIAを監督する小委員会の委員長になっている。なぜなら彼は、異様に民主党の下院議長(当時)のナンシー・ペロシにすごくかわいがられているからです。

そしてAxiosの報道が出ると、それからいろんなアメリカのマスコミも報道するようになった。その中の1つは実はこのFOXニュース。これは非常に有名な政治討論番組の司会者なんですけれども、タッカー・カールソンは、「このスウォルウェルは、『この議員はきっとこの女性と女スパイと体の関係を持っている』ということで、しかしこれは本人に確認しなきゃいけない。」ですから、この国会議員本人に確認したんです。

けれども、このスウォルウェル氏がですね、このことについて、「これは国家安全に関わる事項なので、お答えできません。」と言ったんですね。皆さんこれは実は非常に素晴らしい口実です。おそらく奥様にも同じような答えをしているのではないかと思います。

「これは国家安全に関わることなのでお答えできません」、するとおそらく理解のある奥様であれば、「はいわかりました。あなたも大変ですね」と言ってくれるかもしれない。

ところがこのタッカー・カールソン氏はそんな甘くはなかったんですね。彼は「それは違うんじゃないの。なければとないと言えばいいんじゃないか」と言ったんですね。そしてこのことはかなり広がって、ついに共和党の議員たちが、スウォルウェル議員の辞職を要求したわけです。少なくともこの人が、このアメリカの機密情報を得られる立場にある。これは中国に情報が筒抜けになっているのではないでしょうか。

ということで実際はこの女スパイは、このアメリカの調査の動きを知って2015年にすでに中国に逃げたわけですが、誰がこの情報を漏らしたのか。おそらくこの民主党の国会議員しかないでしょうね。さらになんとこの女スパイが自分で逃げても、自分の後輩をこの国会議員のオフィスに事務員として置いといたんです。それからもずっと連絡を取り合ったようです。

なぜならこのスウォルウェル氏は、実はトランプ大統領の弾劾に一番積極的に動いた人間なのです。まずロシアゲートでいろんなフェイクニュースを流したり、そしてウクライナの偽の情報を流したりして、積極的にトランプ大統領の弾劾に動いた急先鋒の一人はこの人。

そのフェイクニュースは基本的には中国が製造して、そしてアメリカの彼に渡して彼がアメリカで拡散するということになっている。



 (第一弾 ブッシュ・ファミリーに切り込んだ中国の手口)
 (第二弾 ロンドン副市長:「まさか自分が騙されるとは…)
 (第三弾 フランス製薬会社の上級研究員の場合 他)
 (第四弾 日本人上海領事・自殺事件「私は国を売ることはできない…」)


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