赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

安倍元総理の死を、統一教会問題にすり替える動き コラム(445)

2022-07-14 12:38:36 | 政治見解


コラム(445): 安倍元総理の死を、
統一教会問題にすり替える動き


凶弾に倒れた安倍元首相を、奈良県警、メディア、反安倍勢力が一体となって、「犯人に同情する。悪いのは統一教会と深いつながりのある安倍だ」という論調に持っていく流れが露骨になってきました。

この安倍元総理を貶める策動はモリ・カケ・サクラと同じ構造です。安倍元総理ご本人が直接関与していないことを証拠もないのに、「アベの関与がある」としてでっち上げて、「アベがすべて悪い」とした流れと共通しています。

その流れを、犯人と同じく統一教会を憎むあまり、安倍元総理まで憎くなった紀藤弁護士が画策していますが、これは安倍元総理には何を言ってもいい、何をしてもいいとして傍若無人の振る舞いをしてきたアベガー論者の犯罪を隠すことに加担するものです。紀藤弁護士の正義感は頓珍漢としか言いようがありません。

一番の問題は、奈良県警の捜査情報のリークかもしれません。警察がメディアを通じて「犯人の統一教会への憎しみ」を過剰に流すのは、犯人のマークを疎かにしていた公安と適当な仕事しかしていなかった警備部が一体となって「自分たちに落ち度はない」とする責任逃れに終始しているからです。

また、メディアにとっては、アベガー勢力に加担した負い目があり、この問題で自らが火の粉を浴びることがないように祈るような気持ちだと思います。そこに、「犯人の統一教会への憎悪」という問題がでてきたために、アベガー問題の論点ずらしのために喜んで利用しています。なお、映像は、1990年代と同じパターンです。

連日テレビメディアでは、安倍元総理への弔意を消し、さらに、安倍元総理の輝かしい世界に誇れる活動ぶりよりも無視し、統一教会問題を熱心に放送しています。そこには、まるで安倍元総理が「隠れ信者」であったかのような報道をすることで、安倍総理が凶弾に倒れた一番の原因であるかのように錯覚させるものがあります。

また、ここにはアベガー勢力の「アベシネ」「アベを叩き殺す」と言った言動の数々を隠蔽しようとの意図が含まれています。そのため、過去の安倍元総理に対する罵詈雑言と殺害パフォーマンスなどをなかったことにしたいアベガー勢力にとって、うれしいことであることは間違いありません。

例えば、日本共産党の吉良よし子氏、「ブルドーザーで安倍元総理をもした人形の首をはねる」デモに関して、「デモは言論の自由です。過去に私が参加した安倍政権打倒を掲げるデモで、行われたとされるパフォーマンスに私は一切関与していませんし、支持していません。その行為に私が関与したかのように写真を加工して拡散し、今回の凶行を扇動したかのような言説を流布する誹謗中傷に強く抗議いたします。」とツイートしています。どの画像かはわかりませんが、この『赤旗国民運動部』2014年8月2日の画像も偽物なのでしょうか?



実際、アベガーの皆さんは、安倍元総理が名誉棄損などで訴えないことを知っていましたのでやりたい放題でした。その分、意外に証拠は残っています。



元衆議院議員の池内さおり氏は、赤旗祭りで、ヒトラーに模した安倍元総理の顔を大太鼓に描き叩くパフォーマンス、「アベシネ」とツィートした翻訳家の池田香代子氏のスクショ画像は今でも見られますし、「安倍は人間じゃない。たたき斬ってやる」と国会前で叫んだ山口二郎法政大教授の発言は新聞記事に残されています。

いまでは、アベガーの人たちに隠したいことばかりなのですが、メディアが統一教会と安倍元総理の関係性を祖父の岸元総理に時代から報道するものですから、彼らにとってはみんなの目がそっちに移っているように思えて安堵しているようです。しかし、テレビを見ているのは暇人か高齢者ばかりであることをお忘れなく。

なお、余談ですが、民主党の鳩山由紀夫元総理、立憲民主党の菅直人元総理も統一教会との関連が取りざたされています。鳩山氏は合同結婚式の写真の中に、菅直人氏は2013年ころ、統一教会の機関誌の表紙をかざっているようです。

いずれも安倍ガー勢力にとっては、早く葬り去りたい黒歴史の一コマだと思います。


ところで、この重大事件、アベガー勢力の思惑通り、統一教会がらみの事件として幕引きがはかられるのでしょうか。

まだ、伝聞の域を超えませんが、犯人が反アベ過激団体により洗脳されていた説が浮上してきています。それも二つあるとのこと。犯人はそれらの団体の指示あるいは教唆で、標的を統一教会から安倍元総理に切り替えたのかもしれません。

単純に考えても、統一教会への憎悪を安倍元総理の殺害に向けさせることなど洗脳を繰り返されなければ不可能なことです。奈良県警はどこまで本気なのかはわかりませんが、面子丸つぶれの警察組織は総力を挙げて取り組んでいってもらいたいと思います。

なお、現在メディアを中心に事件の本質を統一教会がらみの問題に矮小化する動きが顕著ですが、メディアが統一教会問題を深堀にすればするほど統一教会自体の闇が明らかなってしまうため、安倍元総理と関連付けようとしても無理になる時期が必ず来ます。

そしてメディアは統一教会問題にのめり込み安倍元総理が凶弾に倒れたという問題もどこかに置き忘れてしまうことでしょう。これが愚民を作り続けてきた日本メディアの愚かな側面で、しかも、自らが愚民となってしまった証拠です。



安倍元総理は2012年の衆議院総選挙で「日本を取り戻す」ことを宣言して以来、空白の20年で低迷していた経済を立て直し、また、安保法制によって日米同盟を強化することで、確実に日本を取りも戻しました。

凶弾に倒れたいま、安倍元総理は護国の神となられ、日本を取り戻す大事業の仕上げに取り掛かると思います。安倍元総理の思いを多くの国民が引き継いでいくからです。

そのとき、アベガーと騒いでいた魑魅魍魎たちは意気消沈していくのは当然です。アベガーと叫ぼうにも安倍元総理は存在せず、その憎しみは内向きにせざるを得なくなり、自滅が加速されるからです。

安倍元総理を貶めようと策動する勢力の力が弱まる時と軌を一にして、安倍元総理の思いと行動が大きく評価される時が必ず来ます。それも国際社会からの世界史的評価を伴って・・・。

同時に、自分の利益のために、無知な輩にアベガーと叫けばせていた首謀者たちには厳しい判断が加えられると思います。




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