赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

統一教会問題、創価学会への影響は? topics(642)

2022-11-08 20:55:22 | 政治見解



topics(642):
統一教会問題、創価学会への影響は?


ツイッター社の大量解雇の話と同時に話題になっていたのが創価学会でした。いまのアクセスはやや減少しているようですが、ここは統一教会の規模とは比較にならないほどの巨大宗教団体で、「財務」という名目でこれも統一教会が比較にならないほどの集金活動をしている団体として有名です。


読売新聞と産経新聞が恐る恐る創価学会を取り上げ始めました。但し、影響力の大きい読売の記事については、ヤフー・ジャパンでのコメント欄は見つけることはできませんでしたが、産経新聞の方にはありました。ヤフー・ジャパンも創価学会の恐ろしさを知っているのかもしれません。

一方、創価学会の機関紙、聖教新聞を受託印刷して60年、ほとんど経営の柱にしている毎日新聞は、創価学会に火の粉が及ばないよう、統一教会と安倍元総理のお父さん・安倍晋太郎氏との結びつきを今頃になって報じています。安倍晋太郎氏は毎日新聞出身なのですが、それでも、毎日新聞を支える創価学会の方を守らなくてはならないわけです。毎日新聞の80歳以上のOBにとっては複雑な心境でしょうね。

読売の記事、産経の記事とも、立憲民主党が「創価学会を含む宗教団体の高額寄付などの被害の救済・防止を積極的に推し進めようとしている」とありますので、この点だけは、立憲民主党を応援したい気分ですが、どこまでやれるかは未知数です。

また、共産党は何も発言していないところを見ると、1969年からの創価学会との死闘の記憶がぬぐい切れていないからかもしれません。志位さんをはじめとする共産党幹部にも鮮烈な印象が残っている可能性もあります。

両者の戦争は、創価学会が政治評論家・藤原弘達氏の『創価学会を斬る』の出版差し止めしたことに対して共産党が異議を唱えたことが発端で、表では誹謗中傷合戦、裏では相互に尾行や暴力事件があったと見られ、創価学会お得意の動物の死骸を送り付ける作戦などこのころには始まったのではないかと思います。

1974年には「日本共産党と創価学会との合意についての協定」が結ばれて停戦となりましたが、1980年に創価学会の顧問弁護士山崎正友氏を中心とした宮本顕治宅盗聴事件が発覚して両者の対立は決定的となりました。

立憲民主党が創価学会叩きに乗り出そうとしているのは、当時のことを知らないからかもしれません。立憲民主党が本気で創価学会・公明党と戦うとなれば、立憲民主党には相当の覚悟が必要です。なにせ、警察には上層部から末端に至るまで学会員がおり(このことは70年代の『文藝春秋』で特集されていたのを今でも覚えています)、司法には裁判官から検察、弁護士まで学会員がいる状態では、立憲民主党では歯が立たないと思います。覚悟して、戦ってもらいたいと思います。

立憲民主党にはそれほど期待できるわけではありませんが、世論の風向きは変わってきていると思います。ツイッター上でも、「創価学会」とか「旧統一教会と一緒くた」などの言葉が多く見られるようになりました。創価学会員はすさまじく高齢化していますのであまりツイッターはみないのか、反論はあまり見当たりません。

また、ツィッターの正常化と軌を一にしているのかどうかはわかりませんが、東村山市議会議員の朝木直子さんのこのツィートが注目を集めています。

もう27年が経過しましたが、1995年に、#創価学会 の脱会者の救済活動をしていた #東村山 市議であった母が、何者かに殺害されました。そしてその際の担当検事や、その担当を決めた地検八王子支部の支部長検事までが創価幹部信者でした。

昨日、「オマエは自殺した母親を他殺に仕立て上げ、創価学会が殺したとデマをまだ言っている」という電話が入ったので、発信しておきました。ちなみに、「創価学会が殺した」とは誰も言っていません。
「殺された」と言うとワアワア騒ぐ人達がいますが、「自殺」でないと困る人がいるのですか?


これに対しての反論ツィートは極めて少数です。でも、反論は創価学会員だとすぐにわかりますが・・・。こうした投稿は増えるかもしれません。なにせ創価学会絡みの事件は相当数ありますので、話題には事欠きません。ただし、投稿する人は相当の覚悟がいると思いますが・・・。

したがって、この流れがどうなるのか、広がるのか、押さえつけられて収束に至るのかはまだ全く分かりませんが、日本という国家がよくなるためには、早急に膿を出した方がいいのではないかと思います。もし、組織的に押さえつけられたとしても、名誉会長と言われるお方のご逝去の報が広がると組織分裂は間違いないし、また学会員の高齢化の加速が組織の維持を難しくしていることだけはしていること確かと言えます。



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