current topics(434):危ぶまれる東京五輪開催
東京五輪マラソン会場移転問題は、IOCと大会組織委員会に対する国民の不信感を増幅させています。この問題について、当ブログが信頼する社会学者は、東京五輪の開催自体に暗雲が漂っていることを指摘しています。
マラソン会場の札幌への変更は、森喜朗組織委会長、橋本聖子五輪相、自民党東京都連の議員らが、
小池都知事よりも早い段階で知っていたことが重大な問題となっています。
東京都と国民を欺くような方法がまかり通っている日本の政治状況が暴露されたわけです。
懸念されるべきは、国民の多くが「こんなことならオリンピックなど中止したほうがよい」と
考え始めていることです。
国民は政治的な裏工作がまかり通っていることに嫌気をさしているわけです。
盛り上がるはずのオリンピックがいきなり興ざめの大会になろうとしています。
こともあろうに、テレビに出ている評論家が
「都知事が事前に知らなかったということは小池都知事の政治力が負けたということだ。
小池都知事に政治力が無かったからだ」と言っていました。
この評論家は「政治とは卑怯で狡猾な裏面工作を巧みにやることだ」と思い込んでいます。
彼はそれをあたかも当然のことのように話していました。
国民と都民の怒りの感情はオリンピックの開催を白けたものにするには十分すぎるようです。
小池都知事は「IOCのバッハも組織委の森も、また自民党都連も絶対に許さない。
場合によってはオリンピックを中止してもかまわない」と思っているようです。
こうした人々のネガティブで暗い感情が、オリンピック開催自体の中止を余儀なくさせられる出来事を
呼び込む可能性があります。
オリンピック開催直前まで何が起きても不思議ではない危険な状況にあるのです。
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