視察2日目
防府市にある「夢のみずうみ村」を視察。
「バリアフリー」ではなく「バリアアリー」の施設としても有名ですが、
藤原代表の「強くなくていい、よわくない生き方をすればいい」という考え、そして
「マイナス」を減らすのではなくいまの自分を受け止め、「プラスを増やしていく」という
考えに基づく、介護が行われています。
「夢のみずうみ村」では身体機能の回復ではなく、「生活の回復」そして
「人生の回復」を重視するリハビリが行われていました。
一般のデイサービスは利用者が全員で同じメニューを行う
「集団同時一斉方式」ですが、ここでは「自己選択自己決定方式」です。
どんなに高齢になっても、身体が不自由であっても、
ひとり一人、皆さん違う、そこを認める施設です。
パンつくり、陶芸、園芸、そしてクルージングもあるのです!
(釣りをするそうです。釣った魚は持ち帰ることができるということ)
食事もバイキング。自分で食べることができるものを食べることが
できる量を食器にとっていただきます。
訪れた日にも、皆さんの予定が掲示されていました。
バーコード管理されていて、誰が何をやっているか職員には
わかるように、なっているのです。
職員はあくまでも「見守り」の体制。
「できそうか」「できるか」「できないか」の見極めがしっかり
なされています。
私たちの水先案内人さんをしてくださった広見さんも
倒れて、介護3に・・車いす生活だったそうですが、
ここのリハビリによって、歩けるようになったそうです!
恐らく、口も不自由になってしまわれたのでは??と
昨日も思いましたが、しっかり説明してくださり、
左半身はマヒが残っているようでしたが、足取りもしっかり
施設内を案内してくださいました。
とにかく表情が活き活きとしていて、一緒にいて私たちまで
元気になってしまいます。
お料理教室も利用者さんが、利用者さんを指導するのです。
お料理教室といっても「片手でできる料理教室」です。
動かない手にこだわらず、動く手を使い、工夫して
お料理をつくります。
ここでは50種類の料理を取得した人には「初段」。
そして、「初段」の免許を取得し、10回程度、料理教室の手伝いを
こなすと「師範」になるのです。
木工教室では来年の干支の馬を作成中。
「これは素敵!」と早速購入していた委員も・・・
ここの施設でのリハビリによって「達成感」を見出し
「生きがい」を感じる方がなんと多いことでしょう!
村内通過の「ゆーめ」でリハビリに使う、達成したらもらえる、
等等、様々な仕掛けも面白い!
「今日の案内で1000ゆーめいただけるんですよ。」と
笑顔で広見さんもおっしゃっていました。
案内も「ひとつのリハビリ」なのです。
夢のみずうみ村には「人生の現役養成道場」という看板がかかっています。
これは
「人生の現役とは加齢に伴う身体の衰退や、なんらかの障がいを持つ身と
なり生活上の不便を強いられたとしても、自己選択・自己決定による
活発な日常生活を求め続けて行く姿勢を持つ人のこと」
みずうみ村に通うことで「いきたい」という意思を引き出し、
「い・き・る」と「意思」を全面に押し出し、自分が納得いく人生を謳歌する場所。
それを養成する道場なのです。
この施設には手すりも一切ありません。
皆さん、自分の持っている能力を活用し、リハビリに励み、施設を利用なさっています。
弱さを強さにする介護の在り方。
「強くなくてもいい、弱くない生き方をすればいい」
改めて、この言葉が心に沁み入りました。
防府市にある「夢のみずうみ村」を視察。
「バリアフリー」ではなく「バリアアリー」の施設としても有名ですが、
藤原代表の「強くなくていい、よわくない生き方をすればいい」という考え、そして
「マイナス」を減らすのではなくいまの自分を受け止め、「プラスを増やしていく」という
考えに基づく、介護が行われています。
「夢のみずうみ村」では身体機能の回復ではなく、「生活の回復」そして
「人生の回復」を重視するリハビリが行われていました。
一般のデイサービスは利用者が全員で同じメニューを行う
「集団同時一斉方式」ですが、ここでは「自己選択自己決定方式」です。
どんなに高齢になっても、身体が不自由であっても、
ひとり一人、皆さん違う、そこを認める施設です。
パンつくり、陶芸、園芸、そしてクルージングもあるのです!
(釣りをするそうです。釣った魚は持ち帰ることができるということ)
食事もバイキング。自分で食べることができるものを食べることが
できる量を食器にとっていただきます。
訪れた日にも、皆さんの予定が掲示されていました。
バーコード管理されていて、誰が何をやっているか職員には
わかるように、なっているのです。
職員はあくまでも「見守り」の体制。
「できそうか」「できるか」「できないか」の見極めがしっかり
なされています。
私たちの水先案内人さんをしてくださった広見さんも
倒れて、介護3に・・車いす生活だったそうですが、
ここのリハビリによって、歩けるようになったそうです!
恐らく、口も不自由になってしまわれたのでは??と
昨日も思いましたが、しっかり説明してくださり、
左半身はマヒが残っているようでしたが、足取りもしっかり
施設内を案内してくださいました。
とにかく表情が活き活きとしていて、一緒にいて私たちまで
元気になってしまいます。
お料理教室も利用者さんが、利用者さんを指導するのです。
お料理教室といっても「片手でできる料理教室」です。
動かない手にこだわらず、動く手を使い、工夫して
お料理をつくります。
ここでは50種類の料理を取得した人には「初段」。
そして、「初段」の免許を取得し、10回程度、料理教室の手伝いを
こなすと「師範」になるのです。
木工教室では来年の干支の馬を作成中。
「これは素敵!」と早速購入していた委員も・・・
ここの施設でのリハビリによって「達成感」を見出し
「生きがい」を感じる方がなんと多いことでしょう!
村内通過の「ゆーめ」でリハビリに使う、達成したらもらえる、
等等、様々な仕掛けも面白い!
「今日の案内で1000ゆーめいただけるんですよ。」と
笑顔で広見さんもおっしゃっていました。
案内も「ひとつのリハビリ」なのです。
夢のみずうみ村には「人生の現役養成道場」という看板がかかっています。
これは
「人生の現役とは加齢に伴う身体の衰退や、なんらかの障がいを持つ身と
なり生活上の不便を強いられたとしても、自己選択・自己決定による
活発な日常生活を求め続けて行く姿勢を持つ人のこと」
みずうみ村に通うことで「いきたい」という意思を引き出し、
「い・き・る」と「意思」を全面に押し出し、自分が納得いく人生を謳歌する場所。
それを養成する道場なのです。
この施設には手すりも一切ありません。
皆さん、自分の持っている能力を活用し、リハビリに励み、施設を利用なさっています。
弱さを強さにする介護の在り方。
「強くなくてもいい、弱くない生き方をすればいい」
改めて、この言葉が心に沁み入りました。