あかねの出来事

毎日いろいろな出来事、出会いがあります。
今日はどういう一日だったでしょう?

都市農業について改めて考察

2014-03-27 21:33:37 | Weblog







自治研究センターの月例フォーラムに参加しました。

「都市農業の意義と課題、現状」について武蔵大学の後藤光蔵教授の
講義。

1968年の都市計画法によって市街化区域内農地・農業は
10年後には消滅する経過的な存在として位置づけられたことは
誰でも御存じだと思うのです。

しかし、その10年の間に都市環境の変化がありました。
一つは人口減少。二つ目は高齢化の進展。
3つ目は私たちの価値観の転換。
「心の豊かさ」に重きを置く人が「物の豊かさ」をもとめていた1970年代に
くらべると、半数以上を占めるようになったのです。
そして、環境にやさしい都市を求めるようになりました。
とくに、東日本大震災以降は「低炭素」「循環型社会」「自然との共生」が
強まったと思います。
そういった私たちの価値観の転換、都市環境の変化に
対する課題に一番貢献するのが「都市農業」。

「街づくり」をかんがえていく上で、都市農業の多様な機能(農業による
生産機能)以外の点を活かしていかざると得ないと私も思います。

けれども、私有地である農地、私的経済活動えある農業をいかに街づくり計画に
位置づけ、実現していくか・・・という課題も指摘されていることは事実。

「都市農業・都市のうちの特徴を踏まえた施策の展開が必要」と後藤先生は
述べられました。

それには後継者と外とを結ぶ、いろいろなコーディネートする組織や、
都市住民やその組織をも対象に考えていく、展開。

また、相続税を代表とする税制の諸制度の見直しも必要・・・と。

あらためて都市農業を考えるいい機会となりました。

練馬区の農家の「白石さん!!」いらしてました。

お話しを伺える機会がありそう!
いまから楽しみです!

平成26年度第1回定例会閉会

2014-03-27 09:31:16 | Weblog
3月26日、平成26年度第1回定例会が閉会。

一般会計、特別会計の議決がメインでした。

私は会派を代表し、賛成討論を行いました。

一般会計は修正案も出されましたが、原案賛成多数で、原案可決。
特別会計も、企業会計も原案可決となりました。

討論の中でもふれさせていただきましたが、
伝統文化交流事業に更なる厚みと深みをもたせる意味からも、
国(文化庁)の事業である「伝統文化親子教室」の活用を
求めました。
勿論、子どもだけの教室も可能なのです。
伝統文化を将来に渡り、確実に継承し、発展させると共に、子どもたちが
地域の伝統文化に触れ、軽傷していく機会を提供する取り組みをはかることは
市の事業の目的とも合致しています。

30歳・35歳の節目検診は30歳代の非正規雇用労働者が
増えている現在、健康診査を受診する機会のない若い世代には
有効な取り組みだと評価しました。
積極的に受診するよう、周知・広報をしっかりと行っていただきたいと
思います。
特定不妊治療費助成も対象件数が20件から25件に増えました。
特定不妊治療助成は平成20年第1回定例会で
「羽村市独自の特定不妊治療費助成をおこなってはどうか」と質問。
それが実現し、いままで200万円、対象件数20件だったのですが、
来年度からは250万円、対象件数が25件と拡大されました。
現在、3多摩市町では、5市1町で実施されていますが、
来年度からは羽村市の制度は更に手厚くなったと思います。

最後に意見したのは、経常収支比率90%前半を目指すと、
審議のなかで、行政側の言葉もありましたが、職員の皆さまも
大変だと思いますが、経常経費の更なる抑制、国や都の補助金の確保、
確実な市税収入の確保など、歳入の確保にしっかりと務めていただきたい、ということ。
あらゆる世代の、市民一人一人の声を聴いて、活かしていき、質の高い
市民サービスを提供してほしいと願います。

夜は部課長の皆さんとの懇談会でした。
今回退職なさる3人の方には本当にお世話になりました。
また、東京都教育委員会人事で羽村市の教育にご貢献いただいた
お二人には、いろいろと教えていただきました。
ありがとうございました。

会場のコナモーレさんからは、サプライズな
お料理も提供され、会場が一気に盛り上がりました。
羽村市の市章が施されたサーモンのお寿司です。

 
並木市長もびっくり!!

  

いただくのがもったいないほどでした。

いろいろとアドバイスや励ましの言葉をいただき、有意義な
ひとときとなりました。