私が大学を辞めて別の大学京都 に行くきっかけとなった牧師さんがいた
この人は温厚な人で 様々な心の機微を教えてくれた人でもある
京都だいがくに受かった時 お手紙ともったいないことにお祝い金をいただいた
返事は書いたと思うが 没交渉にしてしまっていた
帰郷する前日に 夢にその牧師さんがでてきて にこにことほほ笑んでいた
あー忘れていた 大失態だ 戻ったらすぐに連絡しようと決めていた。
そして 帰郷してその次の朝だったか、その牧師さんが亡くなられたと
いう電話が来た。
ーあぁしまった、なんていう背徳者なのだ俺は
悔やんでも悔やんでも遅かった。癌であることはもちろん私には病気であることを
伝えないようにと教会の人と奥様には話していた途の事。
もし 訪ねてきたら 手紙を渡してくださいと おっしゃっていたそうだった
最初の手紙も 神父様 と書いていたけれど、それはカソリックの呼び方で
プロテスタントでは 牧師というのを後から知った。
そして 白日夢はキリスト教的にはありえない話でもあるが、この一連の
ことは偶然いや必然だろうと思っている。