久しぶりに書きます。
ラージフォーマットという定義はここでは シノゴ以上のあおりが使えるカメラや付随遺品及び
使い方など再定義します。
基本編
シノゴのレンズは メーカレス。
シノゴを作るメーカー自体少ないが、リンフォフボードというものにレンズを取り付ける事が
多い。リンフォフボードとは、フィールドを得意とするリンホフスーパーテヒニカという木製式
カメラの規格を用いたものだ。
一部 . . . 本文を読む
今までの話の腰をおることになるかもしれないが、要するに
アオリが使えればシノゴでなくても良いのです。ポイントは後ろの
アオリが使えることである。前方のあおりだけでは、物の変形を
修正できないからだ。だから 今そういうカメラが発売されれば
ヒットすると思うのだが、残念ながらそういう気配はない。
なので こればかりは致し方がないのだが、
後ろのアオリがじゅうようなのです . . . 本文を読む
例えば 顔のアップを(ネックアップ)をシノゴで写すと 髭剃りあとの毛穴まではっきりと写ります。
それとか 歴代の医師会長のバストアップの写真などは 関わりのあった幾つもの会長達
何とか市のとかね、 これを顔面だけはピンを合わせて 写した。
この時は 各医師会の会長の写真の中ではダントツに評判がよかったのです
この場合は自作のソフトフィルターと修正とあおり&モノクロのバライタ紙でプリントとい . . . 本文を読む
アオリがなければ難しいもの、例えば鏡などの光沢物や、四角い入れ物、丸い
入れ物などの写真 建築物の写真等が挙げられます。
さて、まずは被写体をよく観察して、アングルを決めます。例えば料理の写真などは
上から俯瞰気味に撮影となるので、まずはアオリなしでともかくアングルを固定します
この場合はカメラ全体が下向きになりますし、高層建築ならば上向きになります
基本的にはレンズ側はピントの位置をコ . . . 本文を読む
建築写真 について必要な操作を書いたのでそちらをご覧頂きたいです
でも もう一度書いておきます
機材は揃ったことを前提とします。それと リンホフタイプは基本的におなじですが
私は使った事がないので省きます。上記の写真はモノレールタイプのシノゴです。
写真ではリンホフボードが付いていないので、基本的にはレンズの部分が異なります
一番下にあるのが三脚座でレールが見えますが、この部分でピント . . . 本文を読む
これに対して 後部のアオリは
主に、遠近による被写体のゆがみを補正する場合と斜めの被写体に対して広範囲に焦点を合わせたい場合がある。
ゆがみの補正目的では建物の商業用の写真などで用いられることが多い。
高いビルなどを、地上の近い距離から撮影した場合、上に行くに従い小さくなって写るが、あおりにより遠近感を補正することができる。ビューカメラではカメラ本体を水平に構え、レンズボードを上方にシフ . . . 本文を読む
アオリの用語
光軸をずらす操作(操作量を表す単位はmm)
ライズ(上へずらす:レンズボード側では感光面に対して光軸を上に、フィルムバック側では光軸に対して感光面を上に。以下同)
フォール(下へずらす)
右シフト(右へずらす)
左シフト(左へずらす)
通常撮影される画像はイメージサークルの中央に固定されているが、光軸をずらす操作によってイメージサークル内の(あるいは、 . . . 本文を読む
必ず揃えなければならないもの
本体 1 リンホフタイプかモノレールタイプのどちらかです
リンホフタイプは 木製の箱の前がレンズ面 後ろがピンとグラズ面です
2 モノレールタイプは写真を載せてあるようなタイプで基本的にはスタジオ等
持ち歩かない事が多いと思います
この2つに大別されますが、決定的な違いはアオリの量(可動範囲)と
2で . . . 本文を読む
ラージフォーマットを使う理由は
利点 フォーマットが大きいということは 引き伸ばしの際に倍率が小さくすむ
アオリが使える
レンズの大半はリンホフボードと言うものに付けるので使い回しができる
この2点が大きな理由にあげられます。
欠点 操作が煩雑(慣れれば簡単)
コスパがいまいち?
個人的には 欠点は感じられませんでした。
よく重たいという . . . 本文を読む
35mm全盛のというか、それしか選択の余地がなくなりつつある
昨今ですが、中判カメラ(ブローニーフィルムを使う)とか大判カメラ(シノゴ等を使う)に
対する興味が有る方が多いように感じました。しかし、デジタルでラージフォーマットを
使うのには莫大なお金がかかるようなのです。
ですが逆を言えば、これらの種類のカメラの中古価格はかなりの安値で買えます
理由は関係なく 中型カメラ~の写真の写し方 . . . 本文を読む