正論ちゃう?正論webBlogトップページです。  嶌田法海華(Simada.Norika)

常識とは何?何気なく使う言葉の危うさ。噛みつき亀風味でもの申す。脱線ご容赦。あくまでもお馬鹿な私の私論です。最近ボケ気味

大川小学校訴訟が

2016年11月06日 19時07分09秒 | タブーな事柄についてー私論

小学生の証言を聞いた。「山に逃げようという声があったのに」とのこと。

証言に嘘はないと思う反面 3.11後によく使われた言葉「かつて経験した事のない

巨大地震と津波」震災以後 震度7でも大丈夫なというキャッチコピーが

不動産会社の宣伝から消えた。また、メルトダウンを起こしているじゃんと

素人の私でも予見できた東電事故。余りにも馬鹿な菅が知ったかぶりをして給水を

止めたことで 被害が深化した。原発がないと、原発は安全でクリーンな発電だと

いう政府のいい加減さが露呈した訳でもある。

さて、なぜ大川小学校の訴訟にこだわるのか、、少年は誰もオトナは信じてくれない

とも証言している。なにかこの少年に免罪符を与えてあげたいと思うのだが

津波というのは大きな波というよりも 洪水に似たものであると後から映像を

みて思うのだが、救助ヘリも飛び立てない、大きな水の塊が何もかも飲み込んでいき

その速度はかなりの速さだというのもあとから出てきた個人の映像をみて解った

山に逃げてという以外に 学校の上層階に逃げるのもあとからのことだが

どちらがリスキーない事なのかと考えてしまう。

結局 何が起きたのか これは永遠に答えが出ない事なのではないのか?

教育委員会が会見していたが 教師たちの証言はどうなのだろうか?

通信機能もなくなっている中で、上部組織が会見しても意味はないのである。

こういう姿勢が遺族の不信感をあおるのだと判るのだが、予見できたかできないかを

争点にしてしまうと、一般論で言えば予見できなかったと言わざるを得ない

この訴訟を考えるとき セ・ウォール号とリンクしてしまう。

明かな人災でもあるが 緊急事態が発生したときに「その場に留まるように」と

アナウンスしかながれず 結果は 同じく尊い命が失われた。

こういう時に リーダーシップを発揮できる人というのは、殆どいないと思う

それと 禁句かもしれないが、親たちはわが子を学校に預けていたのになぜだと

いう事だと思うが、すすんでわが子は勿論だが救助にいった人は何人いたのか?

沿岸なので もしかしたら地震があったら山に避難という言い伝えがあるのかも

しれないので 部外者がとやかくいう資格もない。

とういう否定的な要素がいっぱいある中で地裁の判決は遺族の勝訴。

だったのだから 意義と意味は大きい。ただ、行政は控訴した為、また長い時間が

かかる。水俣病だって未だに未認定患者がいる。海外にお金を振りまく前に

なぜ国民を守るべきだ。最高裁まで争うと恐らく小学生の少年が成人になる頃まで

時間がかかると思う。生死の分かれ目を目にし、守ろうとしても、自然の力に

贖うすべもなかった・・・こんなに辛い別れはない。

何度かこの訴訟について書いているけれど、何かがずうっと引っかかっている

 

 

 


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