拉致被害者家族会＝横田さんの場合

北の核実験についてコメントを求められた夫妻は、
「娘を早く帰して欲しい」勿論編集でカットされているのだろうから全てではないだろう。でもそういう編集をする意図もまた変である。そういう発言があった事はまごうかたなき事実だ。ところで拉致された被害者に対して私の反応は冷たい。何度かそういう趣旨の事を書いている。
正式な外交問題として日本が表から交渉すればますます北は意固地になる。
さらに現在も生存しているかどうかは確認されていないし、親を思う気持ちがあっても、もしかしたら北の中で脱走できず開き直って今はそれなりの地位があるので帰れないかもしれない。
子を思う親の気持ちは万人共通だろうが、その逆もまた然りとは言い切れないのではないか？
国益を考えれば、核問題ロケット問題は世界が共通して非難できるが、日本だけは一度結論が出てきてしまった問題を引きずる事となるので、交渉のテーブルは果てしなく遠い。
横田さん夫妻は、拉致問題担当相まで作っている政府などに対して感謝の言葉を話したのだろうか？
交渉の仕方等について常に不平不満を言っている、民間の市井の一市民という当たり前のことができないしない人だと印象を持つ。 市井の市民が政府相手にものを言えることが例外中の例外の事で、国費を使っていることは、他の国内の失踪者と比すれば恵まれていることすらわからない。この方々が、そういう人たちに恵みの心を持たないからめぐみさんとの再会に恵まれないのではないかと思うが。