歴史的な会談を開いたことは大いに評価したい。
ところで、実際のところ多分アメリカとしては、キューバの難民や不法入国に多くの警備をしなければ
ならず、その経済的損失やキューバ危機という世界的に有名な事態(戦争になる一発触発の状況)を
招いたカストロ議長の弟ということで、対立を緩和できたのではないかと思う。
アメリカにとっては自国の隣国に爆弾を抱えた状態であり、一方キューバはテロ支援国家ということで
経済的にかなり追い込まれていたので、両者の利害関係が一致したということだろう。
今後アメリカは、キューバに対して輸出ができれば販路が広がるに違いない。
さらに、オバマ大統領が白人ではないことも理由のひとつかもしれない。
アメリカは多様な人種が混在しているが、例えば警察官でさえ、露骨に黒人を差別する事件が絶えない。
それはともかくとして、キューバはマイアミビーチやあのハリウッドのすぐ近くだということを
改めて知った次第