道を歩いていたら 小鳥が何かをついばんでいるのが見えた。
私は杖歩行、だから歩みは遅いのだが 小さな鳥ほど警戒心が強いのに
私が近づいていっても、なかなか逃げない。
3m位になっても・・。ようやく 鳥がついばんでいるものが蝉だとわかった。
生きていたら ジジジ と鳴くのだろうが もう役目を終えた蝉のようで
2m位に近づいたら 小鳥は自分のくちばし程ある亡骸をくわえて電線へと
飛んで行った。命のサイクルである。
よく見たら燕さん? 燕が巣を作ると縁起が良いといわれている。
昨日 買い物によく行く場所で 燕の学校を発見してひなが4羽、
親鳥が餌をあげた直後のようだった。餌がほしいときは、大きな口をあけて
ぴーぴーと鳴くので・。でも、いくら何でも蝉は大きすぎる・・・。
話をもどせば 蝉が鳴いて抵抗していないかったのが幸いだった。
でも 命のサイクルは時には非情な時もあるものだ。それは人間だろうね
雑食だし いらないものまで確保したがる。なんという貪欲な・・