日本は現世利益を求め宗教にはいる。神の沈黙 これは遠藤周作が作り上げた文学的
表現であり、西欧のキリスト教などは、無償の愛 そして辛いとき、苦しいとき
悲しいとき ただ祈るだけでしかなかったし、これが宗教というものなのだ。
対価を求めず、無償の 神への愛 神からの愛 正直言えばこの感覚が日本人に
わかるのかという大きな疑問がある。遠藤が書いた「沈黙」を禁書扱いした位だから
日本基督教団などの度量の狭さとあまりにも世俗的な行動。あくまでも文学であり
かつモチーフに過ぎないのである。
神について確かに言える事がひとつだけある。それは神は個々の人々の中にあると
いうことだ