熱烈なるファンであったので、北杜夫氏の著作についてあちらこちらの公募に私論などを応募しまくり
実はそれなりに賞金などを稼いでいた(少し大げさかな)好きな作家のことを書くだけで良いのでこれほど
楽しい事は無かった。そもそも自分の本名が紙媒体に初めて載った時、なんだかどきまぎしたものだった。
リーフレットのようなものから、ちゃんとした本等に載ったので、それらは全部記念に撮っておいたものだった。
雑誌などで掲載が決まるとその通知とともに掲載された本が贈られてくるのだが、時たま△×■の編集長から
直々にほかの事も書いて送ってみてくださいなどと手紙がそえられていたりしたが、北杜夫以外の事はてんで
駄目なことは判っていたので、「書いたら送りますので」と書いて送ってそのままにしてしまった。
もちろん書く努力はしたが、自分で駄目だしをして終わった。
そんなものでよいのだぁ~。けれどあの時くらい付いていたら別の道もあったかも???しれる?