ラウドネス再び

ラウンドワンではなくてラウドネスという日本のハードロックバンドがある。

結成以来もう３０年になるらしい。

多少の離散等はあったが、２５周年ライブは結成時と同じメンバーだったので

とても稀なケースだと思う。

ユーチューブなどで結成当時からほぼ現在に至るまでのライブを見ることができる。

とても好きなバンドなのだが、３０年にわたって同じ曲をノーアレンジで演奏して

いるのが、微妙に悲しい。

高崎晃のギターも殆ど同じである。

おっちゃんになっても、指の動きは衰えないのは凄いと思うが、前にも書いたように

高崎（Ｇ）と樋口（Ｄ）はアイドルバンドレイジーとして「赤頭巾ちゃんにきおつけて」

など全く違うことをしていたので、当時は一回聞いたと思うがその時にレスポンスが

高くて驚いた記憶があるがアイドルバンドということでそれっきりになったのだ。

ドラムの樋口の訃報は夕方のニュースで取り上げられた。

このてのバンドとしては異例の事だが、日本のバンドでビルボード入りした最初の

バンドだったそうである。

ところで、最近は小さなライブハウスで、時折ライブをしているようだけれど、

それで食べていけるのかなんて事が心配になる。

余計なお世話だとは思うが、例えばメタリカなんていうバンドはモスクワで１９９１年に

行ったライブで５０～１００万人もの観衆を集めていて、

このバンドも現存するが、そして皆おっちゃん化しているが、ライブの映像はそれなりにでかい所ばかりだ

また手抜きもうまくなっているけれど、日本との文化の違いがこんなところにも現れているのかもしれない。