私が 嘱託をやめて 数年後 朝日のダイバーが自らサンゴ礁に傷を
つけて それを写真に写して 1面を飾ったことがある。これが、
沖縄の海を知り尽くした地元のダイバーから疑問が噴出、結果的に
このカメラマンは解雇という事件があった。
実は、朝日とか読売は 各エリアの本社があることを知っている人は少ないかも。
問題の写真部員は 写真に向いていないというか、同じ新聞社でも
派閥もあるし 一生懸命=紙面 とはいかない。競争性がある。だから
落ちこぼれていたのだろう。ピュリッツァー賞の写真の部でハゲワシと子供を
写したカメラマンが自殺した。自殺することが すなわち子供をそのまま
見捨ててきたことを証明することになろう。
こういう場合フリーは自己責任であり後ろがいないのではある。
仮に1枚だけ写して そのあと救護をしたのかもしれないが、そう信じたいが
死んでしまえばアウトだ。ピュリッツァー賞の歴代の写真を見ていると、
かなり怪しいものがある、幼子を抱いて道を逃げてくる母 気が付いている
人は多いと思うが なぜか札を握りしめている。しかもドル札。
これは あの有名な写真家のものだが・・・・。
真実を見極めるのは 大変だが 自分で自分のバークヤードつまり知識を
身にまとえば ある程度はわかるかもしれないが やらせについては無理か。
ついでなので アメリカの空母に同行取材とあるとき、状況にもよるが
代表取材と言って 一人だけが乗り込み 各社はその中から必要なものを
必要なら紙面に載せる。この時のキャプション(説明文)がメディアの嘘を
露呈することがある。 撮影=代表取材 これは当たり前だからよいとして
なんとかほにゃらら撮影 別の新聞にはhにゃらら撮影 と自社のカメラマンの
名前を載せて涼しい顔をしている。ふつうはそこまで見ないと思うのですが
こういうはっきり言えば詐欺的行為を行っている。
新聞は 斜めに読んでちょうどいい。しかし信じるかどうかは・・・・・