知っている人だけでも 竹内敏信、山岸伸、加納典明など一世を風靡した
写真家たちがいる。
病を負うと 写真の方向性ががらりと変わることを半分揶揄しながらブログに書いた。
しかし、今の私も結局同じ何だなぁーと思う。
もし 写真をやめる決定的な要因ー右手の麻痺 その時にアシスタントを使う事も
考えた。セッティングから全てを指示してファインダーだけを覗いて
シャッターを押す。ただ、フリーランスというのは、名前、名指しで仕事が来るのと
今思えば ハードすぎるスケジュールをこなすことは不可能だと判断した。
潔くだったのか わからないが 治るまで待つよといってくれた人たちにも
最期に もう戻れないので・・・と伝えて 紹介できる他の仲間や後輩達を
できる限り紹介した。
ただ 例えば独特の1カットに20回露光とか、ずらし絞り等とシノゴの撮影が
できる人がいなかった。1年経ってもFAXなどで「撮影依頼したい」と・・・。
仕事冥利に尽きるけれど丁重にお断りしていた。
建築写真などは 好きな分野で大手ゼネコンと専属契約を何社も結んでいた。
予兆が全くなかった突然の麻痺だったのでひたすら悔しかった。
人間は やはり 休まないといけないんだなぁ~と思ったし、筋肉注射を打って
もらっていた先生にも同じことを言われた。
なぜか 今日はブルーだ・・。