蝉と思われる羽が1枚動いていた。えー新種の昆虫かと思って見直して
みたら 一匹のアリさんがその大きな羽を運んでいるのだった。
アリさんは 自分の体の60倍ぐらいあるその羽を一生懸命一匹で引っ張っていた
でも どう考えても巣穴には入らないし、栄養もないしってことでこんな会話が
ー大収穫だぁ~。頑張って運んできたぞー
ーそんなに大きいのどうするんだよ。餌にもならないし巣にも入らないじゃないか
ーそんなぁー、ひどいなー、
ーうーん、じゃぁ雨が降ってきたときのために 巣穴の出入り口においておこうか
ーそういえばさー俺たちって格差社会だよなー
ー一日働いてばかりで・・・でも、、うぅっ
ーどうした、
ーどうも寿命みたいだ。。
ーおぃしっかりしろ ・・・そういえばお前の名前聞いていなかったな
ーも もはめど あり、だ。 すマネーあとはよろしく頼んだ
おしまい