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先日、茶師のドキュメンタリー番組を観ていて思った。
「この前入手した抹茶を飲みたいなぁ。。。」
友人を通じてお願いしておいた丸久小山園の『初縁』。
「今年の出来はとてもいいって、関係者もオススメなんだって~」とのこと。
誘われるままに1缶頼んだわけ。(お値段もちょっとお安く入手できたし)
サイトで確認すると『5月中下旬限定 新抹茶金印(早生品種)初縁』らしい。
3年前に工場見学に行って、小山園のプロフェッショナルぶりには感動した。
てなことで、早朝からキッチンでゴソゴソ。
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以前はね、自宅といえども点前のスタイルを保たないとイヤだった。
(形から入るヒトだったため)
だけど、それだと「抹茶を一服点てる」という行為が大仰なことになって、日常生活の中から遠ざかってしまう。
そんなとき、あくあさんのブログを閲覧して目からウロコがポロリ。
「キッチンドランカーでいいんだぁ」(←アルコールじゃないよ)
実際、お茶会でも「水屋」というキッチンで点出しするしなぁ。
以来、気楽にシャカシャカ楽しんでいる。
アイテムはあり合わせ。
茶碗(吉向十三軒窯で祥平さんのご指導で焼いた大樋焼)
お菓子(京都へ研修に行く友人にせがんで買ってきてもらった金平糖)
抹茶ふるいセットは簡易版(カップ、茶漉し、茶漉し置)
コップ(お湯の温度を下げる柄杓がわり)
茶せん
茶碗もこのまえ吉向十三軒展に行ったばかりだから、久しぶりに出した。
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なかなかいいでしょ。
実は☆の形。
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自力ではなく、祥平さんに形作ってもらったんだけどね。
さらに、高度がステキ。
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高台も☆。
脇には六角形で「暁」印。
もちろん、祥平さんに仕上げていただいた。
この作陶は友人たちと計6人で行った。
京都市内で茶道の研修の翌日。
市内から宇治へ行って、丸久小山園の工場へ、そこから近鉄線で生駒山をくぐって東大阪の石切へ向かい、吉向窯で作陶というコースだったんだぁ。
(このプライベートツアーを組んでくれた友人には超感謝!)
1ヶ月後の最終研修で、それに合わせて祥平さん自ら宿舎へ作品を届けてくださった。
「はっきり言って、これが一番苦労しました!」と言わせてしまった。
ま、その苦労をさせてしまったがために、顔と名前はしっかり覚えていただいたので、それはラッキーだったのかもね。
話が脱線してしまったが、『初縁』の感想。
早生らしいスッキリ缶があり、苦味もほとんどなく美味しい!
思えば、こうして美味しい一服が楽しく味わえるのも、
一生懸命に茶葉を育て、ティスティングする茶師がいて、
お菓子を作ってくれる職人さんがいて、
お茶碗など茶道具を真剣に作っている作家さんがいてくれるからなんだよねぇ。
いろんな方々が人生を張って頑張って仕事してくれているおかげで、この一服が楽しめる。
そんなことを実感しながら、しみじみ喫んだ朝。
「この前入手した抹茶を飲みたいなぁ。。。」
友人を通じてお願いしておいた丸久小山園の『初縁』。
「今年の出来はとてもいいって、関係者もオススメなんだって~」とのこと。
誘われるままに1缶頼んだわけ。(お値段もちょっとお安く入手できたし)
サイトで確認すると『5月中下旬限定 新抹茶金印(早生品種)初縁』らしい。
3年前に工場見学に行って、小山園のプロフェッショナルぶりには感動した。
てなことで、早朝からキッチンでゴソゴソ。
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以前はね、自宅といえども点前のスタイルを保たないとイヤだった。
(形から入るヒトだったため)
だけど、それだと「抹茶を一服点てる」という行為が大仰なことになって、日常生活の中から遠ざかってしまう。
そんなとき、あくあさんのブログを閲覧して目からウロコがポロリ。
「キッチンドランカーでいいんだぁ」(←アルコールじゃないよ)
実際、お茶会でも「水屋」というキッチンで点出しするしなぁ。
以来、気楽にシャカシャカ楽しんでいる。
アイテムはあり合わせ。
茶碗(吉向十三軒窯で祥平さんのご指導で焼いた大樋焼)
お菓子(京都へ研修に行く友人にせがんで買ってきてもらった金平糖)
抹茶ふるいセットは簡易版(カップ、茶漉し、茶漉し置)
コップ(お湯の温度を下げる柄杓がわり)
茶せん
茶碗もこのまえ吉向十三軒展に行ったばかりだから、久しぶりに出した。
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なかなかいいでしょ。
実は☆の形。
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自力ではなく、祥平さんに形作ってもらったんだけどね。
さらに、高度がステキ。
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高台も☆。
脇には六角形で「暁」印。
もちろん、祥平さんに仕上げていただいた。
この作陶は友人たちと計6人で行った。
京都市内で茶道の研修の翌日。
市内から宇治へ行って、丸久小山園の工場へ、そこから近鉄線で生駒山をくぐって東大阪の石切へ向かい、吉向窯で作陶というコースだったんだぁ。
(このプライベートツアーを組んでくれた友人には超感謝!)
1ヶ月後の最終研修で、それに合わせて祥平さん自ら宿舎へ作品を届けてくださった。
「はっきり言って、これが一番苦労しました!」と言わせてしまった。
ま、その苦労をさせてしまったがために、顔と名前はしっかり覚えていただいたので、それはラッキーだったのかもね。
話が脱線してしまったが、『初縁』の感想。
早生らしいスッキリ缶があり、苦味もほとんどなく美味しい!
思えば、こうして美味しい一服が楽しく味わえるのも、
一生懸命に茶葉を育て、ティスティングする茶師がいて、
お菓子を作ってくれる職人さんがいて、
お茶碗など茶道具を真剣に作っている作家さんがいてくれるからなんだよねぇ。
いろんな方々が人生を張って頑張って仕事してくれているおかげで、この一服が楽しめる。
そんなことを実感しながら、しみじみ喫んだ朝。
古い記事ですがTBさせていただきます。
Akatsukiさんのお稽古好きはブログからひしひしと伝わってきておりますが、おうちでも(おそらく立礼?)手順を踏んでお点前されていたと知り、「すごい!」と感服いたしました。
私、茶道を知らなければ、ずっと「襖を足で開けるヒト」のままでしたから、陰で超手軽に点てるのも当たり前に思っていました。
今では缶からタッパーに移し替える際に茶こしでふるいにかけています。いちいちふるうの面倒だし、タッパーは50mlのミニサイズを抹茶専用にしています。そのぶん、進歩したかな?
おはようございます。
トラックバック、ありがとうございます。
4年前だったのですねぇ。
ご指摘のコメント、コメントで返すにはもったいないくらいの鋭いポイント!
いずれ日記でちゃんと書きたいので、今回はシンプルにさせて下さい。
☆自習について
最近は盆略点前しかやりませんねぇ。
☆タッパー
抹茶専用で密閉性の高い小さいタッパーはありますよ。
でも、自宅ではその時に喫む分だけ缶から出して漉して、喫みきっています。
タッパーは外出先で数人以上で喫む時くらいしか使いませんねぇ。
1~2人だったフタがきちんと閉まる20g用の茶缶をとっておいて、そこに入れます。
棗は点前に用いるもので、保存するものではないので、棗のまま冷蔵庫に保管することは考えないほうがよいと思いますよ~。