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初冬の京都寄り道~その2 一年越しの朝食

2020年11月24日 13時49分06秒 | カフェ・喫茶・Shop

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前回からの続き~

11月13日(金)の早朝、夜行バスで京都に到着した後、
朝食処が開店するまでの時間つぶしの意図もあり、法住寺殿跡周辺を散策した。

午前6時半ぐらいから7時半ぐらいまで、だいたい1時間ほどかけただろうか、
ほどよく時間も経過し、歩数も稼げたし、お腹もいい具合に空いてきたので、
京都駅から地下鉄に乗って、四条まで移動した。

四条烏丸の北西の角にあたる出口から地上に上がり、四条通りを西に向かって少し歩く。
新町通りを右折し、しばらく上がると目指すお店が見えてきた。

 「いっかくじゅう」さん。「おっ、今朝は開いてる!」とホッとした。

実は昨年秋、10月に京都を訪れた際にここで朝ご飯を食べようとしたのだけど、
店の前まで行ったのだけど、お店が閉まっていた。

そもそも、お好み焼きと鉄板焼きのお店で基本的には夜のお店っぽいし。
(私がGetした情報は何かの間違い?)

その後、何度か昼間にお店の前を通る機会はあったのだけど、「本当に朝営業やっているのかな」と。

今回も当初は進々堂でパンモーニングでもと考えていたのだが、
どうしても気になるので、再度検索して、朝7時から営業している旨を確認して、ダメ元で行ってみた。

で、やっと一年越しでおにぎりモーニングをいただくことができた。

 

やや小さめだけど、お握り3つにサラダと味噌汁で500円はオトク。美味しかったし。

たぶん、夜のスタッフさんとは別の方なのだろう。(夜と昼でお店をシェアしている感じ。いい考えダ)
一人でせっせとお握りを握っている姿が微笑ましかった。

満足して、お店を出る。
この日は朝10時に茶道資料館の見学を予約していたから、それまで約2時間。
時間はたっぷりある。

新町通りを姉小路通りまで上がり、左折。
しばらく行くと、「院政期ポイント」に到達。

 

高松殿跡。後白河天皇が即位してすぐの頃に御座所としていたところ。
ここから平清盛や源義朝が白河南殿に向かって攻めていった。
そう、「保元の乱」で重要な役割を果たした場所の一つというワケ。

何度か通っているけど、そういう歴史的な場所だとは知らなかった。

神社に参拝してから、東へ歩いて両替通りで右折して三条通へ。
この辺りは三条西殿。待賢門院璋子が住んでいた場所の一つ。
前回(9月)に石碑の写真を撮ったので、今回は素通り。

この角に建つビルの1階にスタバが入っている。
今思えば、ここで珈琲飲んでもよかったかな。

しかし、その時は私は烏丸通りを渡り、また北上して姉小路通りの角へ。

 

新風館の辺りは三条東殿跡。鳥羽天皇が御座所としたことがある。
そっか、璋子ちゃんは烏丸通りを行ったり来たりしていたのねぇ。
そして、そしてそれが何十年か後に戦の種となり、その場所を武士たちが怒濤のごとく、走り抜けたのかぁ。

と、約850年前の出来事に思いを馳せた。

で、結局「珈琲ブレイク」したのは、東洞院通のセンティード(Sentido)

2015年5月に朝食を食べに訪れたことがある。→こちら
当時とはメニューが変わったなぁ。経営も変わったかも~と思いつつ、珈琲を一杯飲んだ。

次回に続く~
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