新型コロナウイルスの第3波が日本列島を襲っている。
その少し前、11月13日(金)、帰省するついでに京都に寄り道した。
関東からは夜行バスを利用。
恐ろしいことに車内はほぼ満席。
カーテンあるし、車内換気は行き届いているらしいから、予防対策は大丈夫だろうと思うんだけど、ちと不安だった。
世はGoToトラベルキャンペーン真っ盛りだからねぇ。
朝6時、京都到着。
なぜか時間制でなくラウンジ利用ができた。(やはり、人が少ないのか)
天気もよかったし、寒くもなく歩くにはちょうどいい感じ。
八条油小路のVIPラウンジから京都駅の八条口を横断、地下に潜って
地下鉄の一日乗車券を購入。
前回に続き、今回もコレを利用する。
直ぐに電車に乗らず、塩小路側の地上に出た。
そのまま塩小路通りに沿って東へ。
鴨川を渡る。更に東へ。
三十三間堂の門が大きいなぁと思いながら通り過ぎてバス道に突き当たるまで進み、右折。
ほどなく、JRを見下ろす橋を渡る。
橋を渡った先にあるのが新熊野神社。
前回、9月に訪れた時に白河の熊野神社を参拝したから「新」の方もと思って。
熊野詣が大好きだった後白河法皇がここに熊野大社の分社を作ったとか。
そもそもこの界隈が法住寺殿といって、後白河院と建春門院の御所があった場所。
ちょっとだけ面影が残っているような。
元来た道を戻り、三十三間堂の方へ戻り、立派な門を潜る。
いつも七条通から眺めているので、南側から眺めるのは新鮮。
だけど、反対側を注目。
石碑が。
法住寺殿跡の石碑。
ひっそりとした雰囲気の法住寺。
その脇に後白河天皇陵。
実はこの直前に本を読んで、初めてここに後白河天皇陵があると知った。
(大好きな蓮華法院の隣で御満足だろう)
その隣は養源院。
徳川幕府の二代将軍秀忠の御台所・お江さんのお寺。へぇ~、ここにあったのかぁ。
七条通を左折。そのまま七条通を西へ。烏丸通で左折して京都駅に戻った。
京都国立博物館は何度も行ったけど、この界隈を散策したのは初めて。
まぁ、なんとなく院政期のなごりを辿るという今年のテーマに沿ったんだけどね。
まぁ、朝の散歩としてはちょうどいい感じだった。
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