春らしい暖かい日曜日。
横浜の郊外にある古民家にて催された雛祭り茶会のお手伝いに参加した。
こちらへ伺うのは昨年11月に続いて2度目。→前回のお手伝い
それにしても、重厚な門。内側には蔵もあって、中を覗いたら立派な雛飾り。
前回、お茶会の会場となった座敷もお雛様がいっぱい。吊るし雛も。
(親から雛人形を与えられなかったワタシは、段飾りのお雛様を見るとコンプレックスみたいな心持ちになる。
だけど、これだけ団体のお雛様を一堂に見ると、ただただ圧倒されてネガティブ心理になる余地なし、だなぁ)
お茶会は吊るし雛の前で囲炉裏端の一角に五徳を置き、釜をかける設え。
(注)点前座にいるのはワタシではありません
「お点前は台目切で~」と云われて、一瞬ギクッ
前の日、本勝手の八炉の稽古をサボって、茶道文化セミナーの聴講に行っちゃったバチが当たった?
位置と道具の扱いだけ打ち合わせてから、第1席目の点前をさせていただいた。
囲炉裏端での点前なんて初めてだし、人前で点前するのも昨秋以来といっても一組だけで実質は5年ぶりくらい。
加えて、当blogの案内を見てお越し下さった方もいらっしゃったので、キンチョーするかも~と思ったんだけど、
点前座に座ってしまえば、囲炉裏の感じがアットホームな“いい感じ”で落ち着いて出来た。
意外だったのが、お釜の煮えがあまりつかなかったこと。
囲炉裏の大きさゆえに沸く沸くかと思いきや、その逆
熱が周囲に分散して、真上の釜に上がっていかないのよね。(五徳の高さがネック?)
炉の場合は小さい、というか茶釜も炉の大きさに作ってあるから、燃えた炭の熱は真上に上がらずを得ないワケで
それで釜の湯は沸く。
ナルホド 炉って、効率的に作られているんだなぁって、妙なことに感心した。
もう一つ感心したのは板の間。
初回は途中から参会されたお客様もいらっしゃったので、数服点てさせていただいたし、
2席めと3席めは半東で控えていたので、けっこうな時間板の間に正座していたにも関わらず痺れが来なかった。
お手伝いに参加された他の方も「全然しびれなかったワ」とのこと。
同じ板の間でも、自宅のフローリングは下がコンクリート。古民家は板の下は板?だから~?
木造家屋の柔軟さに感心した。
写真は撮らなかったかも天井も高くて、侘びた感じだった。
土間から縁側から開け放されていたので、お客様とも「野点のようですネ」と話していた。
お天気もよかったし、1ヶ月先くらいの陽気だったしねぇ。
お菓子もお雛様。(黒文字の楊枝は長屋門公園のボランティアスタッフの方々が削られたものらしい)
何分、“公の広報”は一週間前から門の前に設置されていた看板のみ。
前回は2組だけだったので、今回も「誰も入ってくれなかったらどうしよう」と半信半疑。
終わったみれば、大人用の茶券が14枚、子ども茶券が5枚とまずまず
お手伝いの方々とも2回めだったので、コミュニケーションもスムーズにいって、ヨカッタ
公園自体は地元の市民の憩いの場だし、こういう茶会も少しずつ浸透していったらいいナと思った。
久しぶりに楽しいひとときが過ごせて、よかった。
もっとも、たまーにだから出来るお手伝い
昔のペースはもう無理っ
これからもマイペースでお茶席も機会があれば、、、くらいかな
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こちらへ伺うのは昨年11月に続いて2度目。→前回のお手伝い
それにしても、重厚な門。内側には蔵もあって、中を覗いたら立派な雛飾り。
前回、お茶会の会場となった座敷もお雛様がいっぱい。吊るし雛も。
(親から雛人形を与えられなかったワタシは、段飾りのお雛様を見るとコンプレックスみたいな心持ちになる。
だけど、これだけ団体のお雛様を一堂に見ると、ただただ圧倒されてネガティブ心理になる余地なし、だなぁ)
お茶会は吊るし雛の前で囲炉裏端の一角に五徳を置き、釜をかける設え。
(注)点前座にいるのはワタシではありません
「お点前は台目切で~」と云われて、一瞬ギクッ
前の日、本勝手の八炉の稽古をサボって、茶道文化セミナーの聴講に行っちゃったバチが当たった?
位置と道具の扱いだけ打ち合わせてから、第1席目の点前をさせていただいた。
囲炉裏端での点前なんて初めてだし、人前で点前するのも昨秋以来といっても一組だけで実質は5年ぶりくらい。
加えて、当blogの案内を見てお越し下さった方もいらっしゃったので、キンチョーするかも~と思ったんだけど、
点前座に座ってしまえば、囲炉裏の感じがアットホームな“いい感じ”で落ち着いて出来た。
意外だったのが、お釜の煮えがあまりつかなかったこと。
囲炉裏の大きさゆえに沸く沸くかと思いきや、その逆
熱が周囲に分散して、真上の釜に上がっていかないのよね。(五徳の高さがネック?)
炉の場合は小さい、というか茶釜も炉の大きさに作ってあるから、燃えた炭の熱は真上に上がらずを得ないワケで
それで釜の湯は沸く。
ナルホド 炉って、効率的に作られているんだなぁって、妙なことに感心した。
もう一つ感心したのは板の間。
初回は途中から参会されたお客様もいらっしゃったので、数服点てさせていただいたし、
2席めと3席めは半東で控えていたので、けっこうな時間板の間に正座していたにも関わらず痺れが来なかった。
お手伝いに参加された他の方も「全然しびれなかったワ」とのこと。
同じ板の間でも、自宅のフローリングは下がコンクリート。古民家は板の下は板?だから~?
木造家屋の柔軟さに感心した。
写真は撮らなかったかも天井も高くて、侘びた感じだった。
土間から縁側から開け放されていたので、お客様とも「野点のようですネ」と話していた。
お天気もよかったし、1ヶ月先くらいの陽気だったしねぇ。
お菓子もお雛様。(黒文字の楊枝は長屋門公園のボランティアスタッフの方々が削られたものらしい)
何分、“公の広報”は一週間前から門の前に設置されていた看板のみ。
前回は2組だけだったので、今回も「誰も入ってくれなかったらどうしよう」と半信半疑。
終わったみれば、大人用の茶券が14枚、子ども茶券が5枚とまずまず
お手伝いの方々とも2回めだったので、コミュニケーションもスムーズにいって、ヨカッタ
公園自体は地元の市民の憩いの場だし、こういう茶会も少しずつ浸透していったらいいナと思った。
久しぶりに楽しいひとときが過ごせて、よかった。
もっとも、たまーにだから出来るお手伝い
昔のペースはもう無理っ
これからもマイペースでお茶席も機会があれば、、、くらいかな
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大炉は地獄のように沸く。以前囲炉裏の中に仕切り立ててある写真見たことありますが その意味がわかりました。
民家の床下は板ではなく空洞ですね。床下高い、昔なら根太の上に一寸くらいの厚い板それが床ですねぇ。
我が家に黒文字ありますが、削り立てはイイ香りがします。 樟脳と同じ仲間ですからね、黒文字の木。
都内を離れていてお伺いができませんでしたが、また機会がありましたら、ぜひ告知をお願いします。
せっかくのお雛祭りのお茶会、お天気がよくて良かったですね。
なるほど、大炉の雪輪みたく熱が分散しない工夫をすればよかったわけですね。
大炉やったことがないので、思いもしませんでした。
板の間も、そっか、下は空洞だから押し返し?がなくて痛くならなかったわけだ。
やはり、日本家屋でお点前すると勉強になりますねぇ。
(お座敷や茶室仕様とはまた違ったよさが勉強になります)
ももさん
コメントありがとうございます。
次は秋の予定です。
早めに告知させていただくようにします。