Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

日本橋にて画廊2軒

2012年04月18日 00時00分32秒 | 美術画廊・ギャラリー
この1年、画廊やギャラリーを覗く頻度が少なくなった。
節電で店じまいの時間が早くなったのと、茶会に行く機会の減少がその影響。
(お茶会に行ってないと、現代物の作家への興味も薄れてくるのだ)

そんな中、細切れに時間が出来たので日本橋で珍しく画廊をはしご。

★『中里壽 蒔絵(まきえ)展――幸せをもたらすもの』
  壺中居(こちゅうきょ)3階ホール 21日(土)まで
中尊寺金色堂の修復に携わるなど、漆芸修復では第一人者として活躍する作家さんの個展。
 初めて拝見したんだけど、繊細さと緻密さは故・松田権六さんや室井和美さんに通じるものがある。
 茶道具はなかったので、自分の基準に照らし合わせて見ることができなかったのだけど、
 高坏や香合はすごいなぁと思った。

★大樋年雄「対話の個展」
  日本橋タカシマヤ ※17日が最終日
 会期が2週間あったようだ。
 10日ほど前の茶事の席で「高島屋で大樋さんの展覧会が~」と話題に上って、
 「ん? 大樋さんなら昨秋の文化勲章受章時に日本橋の三越で~」と思っていたら、息子さんの方だった。
 最終日に駆け込みで間に合った、というか。
 
 以前から何度か拝見しているけれど、とても前衛的な作品。
 でも、売れ行きがいいのはやはり、オーソドックスな飴釉のお茶碗のようで。
 個人的には飴釉の茶入が好きだ。お値段もお手頃価格だし。
 今回は轆轤で挽いた口回りが少し細くなった均整のとれた壺形のモノがでていて、使いやすそう。
 でも、赤シールがついてなくて、「惜しいな」と思った。
 なんでだろう? 私の感覚がズレているのだろうか。

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