震災後初めて、熊本に出かけました。
国の観光支援交付金で、少しお得旅で、阿蘇の米1Kgのお土産付きでした。
まず、阿蘇外輪山の最高峰「大観峰」へ。
緑の草原が続く大自然は、すばらしい! 迂回して行くので、震災の爪痕は皆無。 かってと同じ、阿蘇ならではの放牧と山々の連なり。 「大観峰」からの、涅槃像姿の「阿蘇五岳」は、神々しくもあり、 絶景!
あか牛のしゃぶしゃぶの昼食後、「阿蘇神社」へ。
縁結びの松は無事。
ここが全国に450社ある「阿蘇神社」の総本山。
阿蘇大宮司は、(阿蘇治隆)というお名前で、92代目だそうで、この神社は、皇室に次ぐ旧家とのこと。
バスツアーでは、旅行代金のうち100円が寄付。 お賽銭箱は別にありました。お手水も前と同じでした。
阿蘇神社の神殿は無事で、楼門と拝殿は、屋根がストンと落ちていました。中は立ち入り禁止。再建に10年で20億円の費用がかかるとのことでした。
阿蘇神社には、震災前にも何度か訪れていました。門前通りの「水基巡りの里」が大好きでした。阿蘇一宮・湧き水の里として知られていて、どうなっているだろうか?と心配でした。
でも門前通りは、震災前と同じ。苔も美しく水に濡れ輝いていました。 いくつか出なくなった湧水があるそうですが、それぞれの店の建物も元のまま。 だったら、もう少し、無事を強調してもいいのでは? 地下水の湧く清泉の里として、夏の涼を呼び、観光客に喜ばれるのに・・。
阿蘇神社あっての通りなので、無事 再開とは、言い出しにくいのでしょうか?
日帰り旅のラストは、「阿蘇温泉郷」で入浴。 5年ぐらい前のお正月に泊まりましたが、ここも震災の爪痕は感じられませんでした。それとも、私が鈍感?
もしかしたら、風評被害のほうが多いのでは?
草千里は、いまだに 通行禁止とのことですので、少し活断層が違うのかな?とも思いました。
これだけ回っても、自宅に夕方6時前着でしたので、我が家と熊本との距離の近さを再認識しました。
頑張れ!熊本! また行くよ!