朱の徒然

変形性股関節症の76歳

山口ゆめ花博・バス旅

2018年10月30日 | 日記

 「山口ゆめ花博」を楽しみにしてましたが、TVでCMが、ばんばん始まってから、絶対に行くまい!と、思っていました。

 デブスで太々しいおばさんのCM,大っ嫌い!バカじゃないの、こんなCMに大金使うくらいなら、花だけのCMでいいのに、なんで視聴者を不愉快にするのだろう?それとも親近感をって?   花博・中盤になって、ようやく愛らしい女の子に替わりましたので、バスツアーに申し込みました。残念、後半は、又やっぱりブスデブの太々しいCM。CMで、ここまで行く気が失せたのは、初めてですよ。

 

 昨日行ってみて、花博、やっぱり花少なー、期待してなかったので いいけど・・・。

 でも、平成13年の「山口きらら博」跡地の公園だそうですが、70人が一度にの ブランコが 素晴らしかった!

 凪の海に向かって、ズラリと並んだブランコに老いも若きも幼児も楽しめる、最高の図でした!並ばなくても いいしね。

 GIに、心配されながら、ブランコが高すぎたので ちょっと抱っこして乗せてもらってから漕ぎましたが 楽しかったあ!

             

        もう、この海とブランコだけで、ゆめ花博は OK,OK。

 目標動員数50万人だったそうですが、すでに100万人は、突破してるそうで、平日でも大賑わいでしたよ。

  1時間30分というバス旅の時間制限でしたので、軽くぐるりと回ったラストに「造園庭博」がー。惜しい、時間がない!恐らく、主婦にとっては、ハウステンボスの庭博よりも、数も多くて参考になったのでは?ここなら、一日中でも過ごせると思いましたね。ここって、宇部市?5月のバスツアーで出かけた 素晴らしい「ときわ公園」の近く?

 宇部って凄いね。無料だから、ときわ公園に また行きたいわ。  常盤湖にブランコ作って!!

 

 もう一つの山口県の誇るべき香山公園の「瑠璃光寺五重塔」にも、ツアーに含まれてないのに、思いがけず又行けました。

    

 土産物案内で連れていかれた店の側でしたので、店に入らず、GIと二人で駆け足で回りました。 日本3大名塔の一つ(あとは、法隆寺、醍醐寺)だそうで、装飾のない檜皮葺屋根のシックな色が池に映えて美しい! すてきすてき。  

 隣の、こじんまりとした曹洞宗の本堂にお賽銭を入れてお参りしてから、側の地蔵様にまた浄財を入れて、災い除けの水を掛けての祈りもしました。

 五重塔は、足利義満と戦った大内氏25代の弔い塔。そして、本堂は、大内家の筆頭家老の陶弘房の菩提寺。

側には、萩藩主毛利家の墓所。   まだまだ知らない奥深い歴史的な意味合いの沢山ある場所なんですね。

 それなのに、小京都の古刹は、静かに ひっそりと緑豊かに 迎えてくれました。  バスツアー、出かけて良かった!

   暗くなって 家に着いたら、大人色の小麦色の外灯が 地味に迎えてくれました。娘よ、ありがとう!

           

 

 お嫁様から、ロイズの高級チョコとハローウィンの御煎餅が・・。ハッピー・ハローウィンて、言うんだね。

    西の みんなー、お手紙と写真と あの本・ありがとう!  頑張れ、がんばれ! 人生は、挑戦したもの勝ちだよ!

 

 

(バスツアーに着ていった服は、グリーンをテーマカラーに組み合わせました。

 20年前のシビラのグリーンのシャツ、ロペの最近買った大人色のグリーンのカーディガン、白のパンツ。そして、アクセサリーは、台湾のヒスイのブローチ、シンガポールのインド人街のエメラルドの指輪、大判スカーフは、お嫁様からのグリーンの上海土産。服装で過去がよみがえるのも楽しいね。  さて、今冬のテーマカラーは、何色にしようかな?流行りは何色?こんなことで鼓舞しなきゃ購買意欲も失せる年なんだよ。買って、社会貢献して楽しみたいのよ)

 

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映画「億男」原作・川村元気

2018年10月25日 | 日記

 読書会のみんな、もう映画観た?  次回の会での感想が楽しみですよ!

 

                            

 この「億男」。BAが本を娘に送ったら、小6の孫から本と映画の感想が届きました。孫は、娘と二人っきりで映画館にも行ったそうで、いいねー。 母子二人での大人の映画鑑賞第1作目が「億男」。金と幸せを考えるって 大人になったんだね。

 いつの間にか BAも孫と本や映画のことを語り合えるようになって嬉しい成長だね。本が、君の心の中にも 据わったんだね。

 生真面目な孫らしく、小説と映画の話の順番が違うって言ってたね。でも、最初もラストもきちんとしていて、分かりやすくって80点だそうです。

 ママは、やっぱ健君より年上の一生君の方が 素敵な感じって・・・さ。

 さて、私ですが、初っ端の健君が、重そうに100万円の帯封をパラパラとリュックから出した時、あれっつ 違うよ。銀行は、一千万円単位の十字の帯封だよって思ったね。多分、お金を沢山に見せるためでしょうけどねー。(BAはバブルに踊ったおばはんです。あの頃は、近くで大金を見てましたよ)

 お金をばらまくパーティーも、たった?3億なんだから これじゃあ直ぐなくなるねと思ってみていました。孫は、どんな風に思ったのかな? あれは、一生君のお金?企業を売った10億の残り? 企業売却の顛末をもっと広げてほしかったわ。

 高橋一生も佐藤健も それぞれ良かったけど、北村一輝、藤原竜也も個性的で、良かったね。女性陣も・・・。

 でも、一番良かったのは、モロッコ! モロッコ行きたいー。

 サハラ砂漠のある異国を、カサブランカという雰囲気のある都市を異邦人として歩きたーい!と思わせてくれたね。

 くだらない金の話より、イケメンのモロッコを旅する様子だけでドラマチックで いいのに・・・。のんびり見る価値がモロッコにありましたね。モロッコと旅行会社と本とイケメンとのタイアップ・フィルム映像を映画館でやったら?  TVとは違う魅力が出るのでは?

   多分、「億男」の本も映画も こちらの読み込み、感じ方が足りないんでしょうね。サッパリ乗らず でした。

大好きペコちゃんの店が閉店。さみしいなあ。ラストケーキ美味しかったよ。

銀行から、ビル移転と同時に貸金庫廃止なので出て下さいと通知が・・。年寄りは、次を見つけるのに オタオタするね。

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老親見守り隊長の 息子がやってきた! 

2018年10月23日 | 日記

 息子と たまに電話越しに話すとき、「こっちに来ることは、ないの?」と聞く母の私。すると、息子は「仕事を調整して、お伺いさせて頂きますから」と、いつもビジネス口調に答える。  だって、それ以外に70歳の母と43歳の息子との話ってないものね・・・。

 春以来?久しぶりだね。

 そりゃあ嬉しくって、母ちゃん 息子の好きそうな料理を、たくさん作ったよ。長く、台所に立つってことは、久しぶりに音楽を・・・。

今日の繰り返しの曲は、甲斐バンドの「昨日鳴る鐘の音」。

       僕の前に僕の荒野と海が  果てしなく続いている

       時として やり過ごす人生は あるけれど  それもいいさ

       あてもなく 一人座っても 誰も起こしてはくれはしない

       次のページを誰がめくるものか     僕を友として歩き始める

                  昨日鳴る鐘の音は  今日を過ぎて明日はない

 

 料理しながら  ♪昨日鳴る鐘の音は、今日を過ぎて 明日はない♪  と、口づさみながら、こうして、息子の為に台所に立てる幸せを、有難いと思います。 だって、彼にとっては、この家は住んだこともない、故郷ではないものね。

 転勤族で、故郷という土地がない事は、ごめんなさいね。 父と母だけを懐かしんでね。 ここが、君の故郷だよ。

 彼にとって、この場所が、より居心地の良い家にするために、晩御飯がすんだら、母は、彼の好きな近くのスパ・岩盤浴を勧めます。そりゃあ、チト 父のうんちく話と母の手料理だけでは、実家としては 魅力不足でしょ?息子に もっと楽しんでほしいの・・・。 

 これからも積極的に来てねという 母の深謀遠慮ですよ!   ありがとう、忙しいのに寄ってくれて!

            いつまでも自分の家族を大事にして、健康で頑張るんだよ!

 

 (世間では、オレオレ詐欺にあう老いたる母に どうしてとあきれられていますが、私には、母親たちの気持ちが良ーくわかります。息子の役に立ちたいのよ。思いがけず息子が母を頼ってくれたという嬉しさですよ。息子には尽くしたいの。だから、事件で一番気の毒なのは、現金の受け取りに来た「受け子」の若者ですよ。恐らく、母の盲目的な愛を知らずに大きくなって、犯罪の末端で知った、他家の母の息子への愛に ここまで?・・・て驚いてるのでは?)

 東京にしかないものだそうで、行列苦手だけどお嫁様の為に並びましたよ。

    S様の、東京土産と一緒に老父母も食べてみました。どちらも、初めての味のゴージャス・チョコでしたね。

 東の孫から伯父さんへというFAXがきました。

「任天堂スイッチのオンラインが有料なので、そちらのファミリープランに入れて下さい」と、お願いFAXがー。

  息子よ、甥っ子の願い叶えてあげてね。何のことかBAには、分からないけど、こんなことで家族って繋がれるんだね。

 

 

 

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変形性股関節症術後4年7か月・・・・・・ピラティスって?

2018年10月20日 | 日記

 

 

 丁度5年前、町の運動教室で、バレーボールや卓球やエクササイズを楽しんでいました。

 10月になって、なんだか足が開脚しずらいなーと思って、痛くないけど 近くの整形外科で診てもらいました。X線を見ながら先生が「貴方、歩けないでしょ?」と言われ、失礼な大げさな医者だな と思って歩いて帰りました。それから、11月、12月どんどん痛くなり、仕方なく、また先生のところへ。すると「手術のできる大きい病院を紹介しましょう・・・」とおっしゃって、とうとう医療センターで翌年の3月に右足の手術をしました。  

 絶望の数か月から 手術を経て、4年7か月が経ちました。  

 先月の平戸の旅で、GIが こっそり 歩く姿を動画撮影していてくれました。全く、普通にスマートに歩いてました。それを見て、少し泣きました。やっと元に戻ったと嬉しくて・・・。また、翌朝、ホテルの卓球室で、GIとの卓球も5年ぶりにしました。20分だけなのに、すごく運動したような、久しぶりの心地よい疲れ・・。心が懐かしく弾みました。

 そして、今月、健康診断も、ヘモグロビンA1Cが少々高めだけど(薬は飲んでません)、その他はOK。 で、苦痛から5年目にして、そろそろ運動でもしたいなあと思い始めていました。(朝のTV体操も、 早起きで体操ってなんだか義務化してる、楽しくない、いやだなーと思って、近頃は止めてます)

 気分の義務化からも束縛されない自由でありたい私。 ある朝 新聞のチラシ?に「ピラティス体験」無料募集がありました。

 どんな運動なんだろうと、参加してみました。

 ピラティスは、ヨガに似ているけど、瞑想が入らない心身の運動ですって・・・。

 始まる前に、先生が「どこか体の不調がある方はありませんか?膝とか股関節とか・・・」と言われましたが、黙ってました。初めから皆さんの気を削ぐくらいなら出席しちゃダメでしょ?

 で、ピラティスって、マットと大好きポールを使っての、ゆっくりした動きの運動でした。無理しない楽しい動きでした。

 腹式,胸式呼吸の緩やかだけど、結構な運動量。久しぶりの運動なので、30分もしたら、クタクタに・・・。結局80分の運動は、家に帰ったら すぐに ベットに横になり、疲れて眠りこけました。5年の空白で、体力の衰えを痛感したピラティス体験でした。

 体幹の深層筋を、体に負担をかけずに鍛えるそうなので、股関節症の術後の方にも適した運動ではないかしら?

    これに、 ジャングルの光を感じるガムランの音楽が流れれば、最高!なんですがー。

その前に、もっと私は、皆さんについていくだけの体力を一人で鍛えなきゃねー、ここまで、疲れるとはー。年取ったね。トホッホ。

  

この川沿いを散歩するのが一番好きかなー。でも、まだ体力のある間にインナーマッスル(体の奥にある筋肉)を、鍛えようか?

 

勝ちガラスと白鷺。

彼らと一緒に暮らせるのも、昔ながらの自然があればこそ!穏やかにゆっくりと川も藪もそのままに・・・。お願いします!

  幸福を失って、思い出だけに生きるのは、いや。    豊かな老後って、何よりも 自然と共に ですよ。

 

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読書会「私の方丈記」三木卓

2018年10月18日 | 日記

 10月の読書会は「私の方丈記」。

  帯には、幸福と老いの境地を見据えた名著と・・。

 古典文学 学ぶのに、非常にお得感のある「方丈記」でした。

 1冊の河出文庫本の中に、三木卓の現代語訳の「方丈記」が、まずあり、その後の中心に三木卓の「私の方丈記」が書かれていて、ラストに また原文の「方丈記」(三木紀人校訂)が・・・。ねっ、何度も方丈記で 読者に至れり尽くせりでしょ? それで650円は安いよ!

 800年前の作品で、原稿用紙にすると、たった25枚のエッセイが、未だに こんなに日本人の心を揺さぶるなんて・・・。

『ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし』なあーんて、どっかで聞いて、日本人なら誰でも知ってるよねー。

 何とも、心にしみる諸行無常・・・。私の中の鴨長明は、和歌を詠み、琵琶を奏でる 品の良い世捨て人。

 で 三木氏は、引揚者でご苦労は多かったと思うけど、翻訳家で芥川賞作家で、鎌倉に仕事場と自宅を持ってる裕福な人だよね。

 共感できたのは、『今年の紅葉は、…とても美しかった。年一年、風景がより美しく見え、この世界の素晴らしさを感じて生きている。それは、僕がそれほど遠くない未来にこの世を去る、という気持ちのあらわれだろう』でした。

          読書会では?それぞれの無常観・終の棲家と、「雑談力」と「絶つ力」で、話しは弾みましたね。

 日本料理の店の個室で、こっそりとシュークリームとリングケーキを食べながらね。おばちゃんだけの小さな読書会の良さですね。

 

 雑誌を読んでたら、現在日本では、一年間に1457点の新書(2017年)が発行されているという。「私の方丈記」も、当初は新書として発行・・・。そりゃあ、本が多すぎて、出版社はジャンジャンあの手この手で工夫して・・・。何だか、かっての映画界斜陽の嘆きを想い出しますね。 ところが今や、いつの間にか日本映画界は、アニメ漫画が中心に座って 凄い厚いフアン層ですよね。フイルムの回し配達映写ではなく、ダビング機能のフルで、全国一斉同時映写・TV放映ですものね。昔も今も 娯楽の王様は、映画ですよ。昔の心配が嘘みたいね。

 おそらく、本は、これから もっと違う形で生き残るのでは?AIのセレクトで、個人一人一人の好みに合わせて目線や声が届くとか?

  今、作家は、年間何人がプロとして、出現かしら?と考えると、読書会の誰かが言った鴨長明は縮小していき、三木卓は、拡大していったくせに今更嘆くなんて・・・と・・・。三木さん、作家として大成功者ですぞえ。

 ティラちゃんの服でも・・と、季離宮のドール展へ、帰りに寄りました。

 やっぱ、うちのティラが、一番かわいい!

 服も小さくて高かった。「誂えは高いですよ」とドール衣装服のデブ女が意地悪く言ったね。もう少し待ってね。ティラちゃん!

娘から、GIの誕生祝が届きました。庭を明るく黄色に照らしてくれる外灯。ありがとう!

   でもさ、嬉しいけど あんまり立派過ぎて、狭い庭と古びたGI&BAは、こっぱかずかしいーね。

 

 急に寒くなったので、駐車場と室内にメダカを入れました。そしたら、水草の花が開きました。アリガト。

 

 

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