ボンジュール! 一週間前にパリから帰国した BAでーす!
映画「ダリダ」最高! ダリダというフランスの歌姫の波乱万丈の54年の生涯の物語でした。
初っ端から、あーそうそう 私が欲しかったのは、パリのスカーフね と思わせるヒロインを包んだ素敵なスカーフ。だけど、その暗い表情に、アレー、私一週間もフランスにいてフランス人の顔 見てないねー と愕然! ゆっくり人を見る余裕がなく 観光地だけを駆け足でしたねー。 なにせ、あの広大な大地にフランス人は、日本人の人口の半分ですって、人が少ないんだね。
映画の主人公・ダリダは、エジプトのカイロ生まれのイタリア移民ですって・・・。22歳でパリへ。
私は、ダリダという人よりも、彼女の歌のメロディーを知ってました。そのことに自分でビックリ!私がフランス語を?
「あまい囁き」「18歳の彼」「ベサメムーチョ」「バンビーノ」と、日本でもヒットしましたものね。特に「あまい囁き」は、アラン・ドロンとダリダ。細川俊之と中村晃子で、日本でも大ヒット。今より日本人は、国際的だったのね。
ダリダは映画の中で、5回恋をするのですが5番目の男を見たとき、一瞬こんな顔つきの小男は、嫌いだわーと思ったのですが、やっぱり ダメ男でした。アラン・ドロンとの浮気を疑って『46歳のその年じゃあ 誰も寄り付かないよ』と、ののしってましたねー。
思い出しました。かって恋多き私の友人Aさんも、男友達に『今はいいけど そのうち誰からも相手にされなくなるよ』と言われたとショックを受けていました。そこで私のアドバイスは『40の時は40歳と、50では50歳と、60になったら70歳と付き合ったら若いと言ってくれるよ』。このアドバイスに、メチャ喜んでくれて、その後も彼女には次々恋の相手は出て来たよー。
あー、ダリダの側に私がいたら、54歳で自殺しなかったかも・・・。
20年間の歌手生活で、バラードから、ディスコ音楽までの幅広い世界的な活躍。これから年齢を重ねた歌手ならではのシャンソン風でも聴かせてほしかったわ・・。灰色の途?とかー。
私は愛して生きる 言いたいことを何でも言うわ 踊らせて 好きなように・・・ダリダ最高!
(私も そうよ そうよ 踊るわ 好きなように と同感のBA )
♪パルーラ パルーラ パルーラ♪ と いつまでも歌声が耳に残る 素敵な伝記映画でした。
7月の予告映画「セラヴィ!」(フランスで№1大ヒット)を、飛行機の中でビデオで観ましたが、やっぱり映画は、暗い映画館の中で一人で 誰に遠慮会釈もなく前列に座り(人が座らない)、チョコをかじりながら リラックスして楽しむのが一番。
「ダリダ」のダンスに、多分マドンナも影響を受けただろうねーとか思いながら、自らの生い立ちさえも考えられる良質な映画に出会った喜び・大好きな一人の時。映画って 最高! 映画だけだよ 心が揺さぶられ 魂が叫ぶのは!
帰りの新緑のイチョウ並木の下を歩きながら、あっ歩けるね。 足のふくらはぎマッサージも受けて気持ち良くなり、デパートで夏用の麻のブラウスを買って、まだまだ歩けるね と気分も軽く いつもの喫茶店でケーキセットと週刊誌を読んで、ここで絵画の個展を開いている女性と軽くお話して(見てきたデパートの「草間彌生展」の絵の100分の1の値段だけど、貴女の花の絵の方が私は好きよと内心思いながら‥)帰路に着きました。
5年前までは、いつもこんな10000歩越えの歩きの生活でした。楽しくって楽しくって、幸福感に満たされて・・。映画 マッサージ デパート 喫茶店と 天神の街を 自由に闊歩する幸せ・・。それが、戻った!歩ける!
家に帰ると GIと花とメダカが 温かく迎えてくれ、あーダリダもこんな生活を望んでいたのねー と、平凡な暮らしの大切さを思いました。
夕飯は、作っておいた鰻の蒲焼と人参のきんぴら、熱々卵焼き そして、GI農園からの春菊のお吸い物。
もしかして、私の至福の喜びは、今日のような生活!かも? 一人で 軽やかに街を歩く! 自由人!
歩けるようになって 本当に良かった! 神様、GI、みんな ありがとう!
ナメクジに負けずに、今年も開花。 孫ちゃーん いつの間にか一匹増えてるよ。誰の?
ティラちゃんに フランスの紙バック。 裏庭には、紫陽花がたくさん咲いてるね。