午前中、所用あり。
お昼は、久しぶりに、日替わりランチと週刊誌の置いてある馴染みの喫茶店に入りました。結構、満席で 週刊誌パラパラっとしか読まずに 食べてすぐにコーヒー半分で席を立ちました。 ホッ当分、つぶれないね・・。頑張ってと! 近くの喫茶プリンスは もうないしね。さみしい。
さて、街の映画館。入れ替わりの午前中の映画「彼女が目覚めるその日まで」ビックリするくらいの観客の多さでした。館内でお聞きすると、NHKで紹介されていたからでは?とのことでした。へー、特に年配男性が多かったね。
映画「ルージュの手紙」を私が観たかったのは、カトリーヌ・ドヌーヴが出るから・・・。映画PRの為に来日して樹木希林と対談されてましたが、何で? ここはやっぱり日本を代表する女優・吉永小百合クラスじゃないと、ドヌーヴが がっかりでしょう? 美人女優出さなきゃね。未だに フランスを代表する美人女優だよ!
でも、映画「ルージュの手紙」のドヌーヴは、重要ですが準主役でした。日本で演じられるのは、誰? まだ美味しい腐れかけた桃・・・。熟しすぎた甘柿・・の魅力がありました。まだ枯れてない!
主役は、一人暮らしの49歳の助産婦。一人息子を医大生にまで女手一つで育て上げた パリ近郊に住む生真面目な主人公。
そこへ、35年前に家出した継母カトリーヌ・ドヌーヴがやってくる。継母の家出が元で実父は、自殺。主人公は実母とは何故か今も不仲。(親と仲たがいできるなんて強いのね)
でも、酒とギャンブルと男が好きな借金魔の継母から頼られる。自由に勝手に生きた報いで頼る人もなく金もなく、一人ぼっちで脳腫瘍の手術をしたので 主人公の自宅で面倒を看ることになる。
また主人公は、セーヌ川沿いの菜園畑で出会った国際便の運転手と恋仲に。
んーん、さみしい中年女と貧相な男と、身を持ち崩した典型の様な70歳ぐらいの女・・・の暮らし・・・。
4000人を一年間に出産予定という超近代的な病院への再就職を蹴り、独自の助産院を作るという前向きさの コツコツというヒールの颯爽とした音に、好感を持ち、ああーいい映画だねと思ったら、なんということでしょう・・・。
最後に菜園側のセーヌ川に、男が放尿。 えっ? 側を流れゆく壊れかけたボートに自殺した継母が乗っているという暗示があったじゃん・・・。
エッツ?違う?そりゃ薄汚い私の妄想やろって? 継母は、好きになった どこかのトラック野郎と森の中を地の果てまで走っているって? ホントのラストは、どうやねん!
映画の中で、もがき苦しむ継母を、優しくマッサージする姿に、やっぱマッサージって万国共通なんだわと感じ入りました。私も、もっと学びたいわ。マッサージを・・・。誰かにしてあげたい!(GIは、触られるのが嫌いなんですよー。残念ス)
我らが、カトリーヌ・ドヌーブ 74歳。身長168センチ。随分肥えてたね。だからなのか鶏ガラではなく、まだ色っぽさもあって、役柄にぴったりだったね。実生活では、一男一女の母。長女は、M・マストロヤニとの子で45歳で女優。残念ながら、ドヌーヴには似てないね。
ラストが納得できないけど、好感の持てる良質のフランス映画でした。
アニキ(義兄)から、クリスマスカードが届きましたよ!上手ね。
オンシジュームまた咲いてくれて 有り難う!