朱の徒然

変形性股関節症の76歳

映画「LA LA LAND」  大駄作!

2017年03月24日 | 日記

 今日は、GIは町内ゴルフ会へ。夜も親睦宴会ですので、BAは、終日自由。 

  で、電車で地元の大型スーパーの映画館に出かけました。  術後、ここへ電車で出かけたのは、初めて。 最近は、面倒くさいので傘杖もつかなくなってましたが、結構歩いて 持ってくればよかったと ちょっと後悔。  思い出してみると 手術前は、一人の時は ここへは自転車で出かけてました。  そろそろ自転車に乗ってみようかな?歩くより楽だしね。

 久しぶりのスーパーは、春休みの子等でいっぱい!はしゃいでる姿が、みんな可愛くって・・。でも、店舗は様変わり。同じような趣向の若者向けばかりになってました。個性がなく またすぐに、どこか淘汰されるのでしょうね・・。

           

 さて「ラ・ラ・ランド」。(LAってロサンゼルスのことらしい)初っ端の高速道路での唐突なダンスからして、バカみたい! 2時間の全てが、つまらなかった! こんな駄作ミュージカル映画見たのは、初めて!

 目が大きいだけの主演のブス女に、健気さがない。10年前の石丸幹二似の主演男優(36歳)が、キーボードを弾く時、片手をポケットに入れてるのが ちとカッコ良かったけど・・ハイ、そこだけ。 内容もない。

 室内での会話中やクラクションなどの生活音も、音楽映画とは思えないほど、無神経だった。ジャズのうんちく長々入れて どういうつもり?

  かのタモリさんが、「ミュージカルは何の脈略もなく踊り出すから嫌いだ」と昔 言われてましたが、正にこの映画はそうでした。

 映画館には、新高校生ぐらいの子がいっぱいで、アカデミー賞6部門受賞の期待が大きかったのか客席8割もの入りでした。  かって私は、高1で「ウエストサイド物語」の洗礼を受けミュージカルフアンになりました。 残念残念 本物のミュージカル映画って もっと 素晴らしいものだよ!高校生のみんなー。

 

 10年前、ブロードウェイ・ミュージカル「ドリームガールズ」に『アカデミー賞』をやるべきでした!

 あの映画は、黒人による すばらしいミュージカルでした。だから 賞を取ると信じてました。ビヨンセも素晴らしかった!

   映画を見て感動し、CDを即買い。

 今、なんだか、ハリウッドが昨年のボイコット騒動で委縮して、肌の色で区別してませんよの この映画をアカデミー賞批判されないようにノミネートしたのでは?と勘繰りました。

 余談ですが、アカデミー賞授賞式のプレゼンターだったウォーレン・ビューティー(79歳)とフェイ・ダナウェイ(76歳)の老け方に驚きましたね。特に、フェイ・ダナウェイは、髪のかきあげ方が大人っぽくて憧れてたのに・・。

 

   何しろ、何しろ 「らららなんて、どこ見てんの ハリウッド」と叫びたいほどの 愚作 駄作でした。

         最後は、『株主ラウンジ』で、コーヒーとお菓子を頂いて、心静めて帰りました。

   

 雲南月光花というそうです。                ボケがようやく咲きそうで暖かくなるね。

 なでしこは、草と合うね。

 

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「夢のスター歌謡祭」・・・・夢グループ

2017年03月23日 | 日記

 GIと二人で、懐かしのポップスコンサートに出かけました。

            

 

  今回の歌謡祭の一番の興味は、『ロザンナ』でした。NHKEテレで、娘様や愛らしいお孫様との幸せそうなイタリア料理作りを見てましたので、『ヒデ』亡きあと、お一人でどんな歌を歌われるのかな と思っていたら

 なんと『狩人』の弟・高道氏と『タカとロザンナ』と称して「愛の奇跡」や「愛は傷つきやすく」を歌って踊られました!  

 元気いっぱいのフレアースカート姿とヒデとどこか似た面影のタカに、1950年生まれと1960年生まれの 過ぎてきた人生の余裕が感じられ 素敵でした!

 また、タカさんは、『おりも政夫』と一緒に『フォーリーブス』の「ブルドック」も踊って歌われましたが、風邪気味のおりもをリードして、かっこよかった。

 TVで直立不動で歌われる姿しか見たことがありませんでしたので、非常に好感を持ちました。ダンスがお上手なんですね。

 感動したのは、『山本リンダ』でした。

 歌われた曲数が一番多かったのですが、全部の歌を私が知っていたのに 自分がビックリ。ヒット曲が多かったんですね。

 デビューして50周年を超えたと言われていましたが、ムチムチの短パンで豊満な胸元で、魅力的ですごいすごい! 圧倒されました! 若い頃から色々な努力を重ねてこられたのでしょうねー。

 青春の思い出のメロディーでつづられたポップスコンサート。 『チェリッシュ』の夫婦デュオも、そのほか全ての方々を懐かしく思い出しましたが、休憩のない出ずっぱりのバックコーラスの方々も良かったよ。

 

 帰りは、デパートの「アンティーク・マイセン展」を見て(高価で買えないのにGIは熱心に見てたね。もしかして初めて?)レストラン街の『コンチネンタル・カフェロイヤル』で、ディナーを・・。ディナーと言ったら急に、紙マットから布のテーブルクロスに替えられて オイオイ。   でも、さすが洋食専門50年のロイヤルグループ。 美味しかったよ!

    GIと二人で、過去の思い出に 歌で気楽に浸れる幸せを 『夢グループ』ありがとう!

 

 お墓と同じ百合の花を玄関に。          薔薇に似た椿が今は満開。

 新婚時の出張土産のブローチ。久しぶりに胸元に付けていきました。

 

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三月の読書会「ここは退屈迎えに来て」山内マリコ 解説・熊代亨

2017年03月17日 | 日記

 ロビーが素敵な『タカクラホテル』の、リニューアルされたレストランでの読書会。

 『ここは退屈迎えに来て』は、ロードサイド小説。30歳から16歳までの逆回りの地方女子話。60代70代の私たちは、「若い娘って こんな感じ?好きじゃない小説ね」で、終わっちゃいましたね。

 私は、本に巻かれた帯にビックリ!

 私のには、『岩田剛典』がんちゃーん、嬉しいなあと思っていたら、他の方のには、『ピース又吉』の(友達から同級生のその後を、聞いてるような哀愁)とのコメント帯に替わっていた!   読者に売るための帯って大切なのね。そりゃあ、又吉が唸るなら・・と手に取られた方も 沢山いるよね。10年続くロングベストセラー小説だそうですが、出版社も表面磨いて努力してるよね。

       

 私、

 先日、ファッション講座に出かけました。その時の先生の著書の帯は、『安倍昭恵さん(首相夫人)推薦!』でしたよ。

 恐らく、顔写真入り愚鈍夫人の推薦本は、調べると凄い量になっているのでは?

 

 ホテルのロビーでは、日航のCAやパイロットの方々が、濃紺の制服に身を包み、スーツケースをもって集合中。多分常宿では?空港でお見掛けするよりも みなさん、若々しくってキビキビして 春の新しい朝を 感じました。

 

 

                  我が家の庭の水仙。

                         GIは、学生時代からの仲間と、大好きなゴルフへ。晴れて良かったね!

  

 

 

            

 

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変形性股関節症術後3年・・・・外から見えない義足

2017年03月14日 | 日記

 変形性股関節症の術後3年になりました。

          菜の花の季節。

     太って股関節に負担をかけないように体重増に気を付け

     太腿の筋力をつけるようにストレッチし

     骨の質を良くするように食べ物をバランスよく摂り

     転倒しないように 飛び降りないように

     しゃがまないように 腰をひねらないように 走らないように

ああー、こんなにも努力して3年が経ちました。 

            なのに どうかした拍子に 手術した右足に違和感が!疲労感が!重だるい!

 尻や大腿部や付け根に不調が・・。 誰かの「手術したことなんか2年で忘れるよ」を思い出しては、泣きたくなる。 

 この違和感は、もしかしたら 摩耗?緩み?まさか脱臼ってことはない? (脱臼は、我慢できないほどの痛みだそうだけど)今のこれくらいの痛みは、手術前の あのナイフで刺されまくるほどの激痛ではないのだし・・と、微かな不安を打ち消す毎日。  「元のようになりますよ」の言葉を思い出すと 私の努力が足りないのだろうか?と 悲しくなってました。

 

 そんな時、NHKEテレで『神奈川リハビリテーション病院』の、杉山肇先生が「人工股関節は、外から見えない義足です」と言われました。 

 わー、納得 合点 ありがとうございます!   私は悩まなくって いいんですね。元のように歩けなくっても・・。いい意味で、所詮 義足さね!  義足だからこそ、歩けることに感謝しなくては。

 元のように自然に歩こうとするから、悲しみが襲うんですね。脳で動かす右足でいいんですね。(私の知らぬ間にGIが後ろから動画撮影。全く健常者の普通歩きに見えます)でも、それは外では常にモデル歩きを意識して歩いているからですよ。一般的に 歩行は無意識歩きでしょ?

             運動感覚、皮膚感覚、平衡感覚って 他人に説明できない個人的なものの最たるものですものね。

 他人には見えない義足で、患者のコンプレックスをも隠してくれるのね。ありがとう!医学の進歩と普及。

 手術してくださった先生はじめ、関わって下さった方、有り難うございました。

 勿論 GIや子供達 ありがとう! あれから 3年経ったのだよ。

  日常生活は元通り。それなのに内心の股関節愚痴を言うほど、普通に歩けてます。心配しないでね。少し位疼いても当たり前ということを、「外から見えない義足」と、はっきり杉山先生に告げられて、安心しました。時折の不具合は、今の自分なりの温熱療法(風呂)、運動療法(ポールで遊ぶ)で解決して いいのですね。

     

 

 今の自分の体と向き合う! TVで行われている股関節運動は、股関節の手術をしてない方々のもの。

 術後の人は、股関節を開くストレッチはしない。術後の人は、うつぶせからの上半身そらしはしない。など気を付けて!

 術後 私が読んだ本の中で、一番良かったのは「湘南鎌倉人工関節センター」の先生の本です。手術した人は、こんなストレッチしないで等と親切に書かれてました。生足と義足では、全く違うことを自分で判断しなくてはね。

 

 この春は、沢山お世話になった『のぞみ会』から卒業しました。患者会って 不安な時は有難いですよね。

 でも、未手術の方と術後の方が同じ運動は、やっぱり おかしいよ。

        自分だけが知る大切な自分の体。自分の股関節。考えながら一人で歩けることに感謝して、歩きまーす。

          

  カモの群れ  虫食べてるの?               孤高な白鷺。 一羽でいるから美しい?

 

   3月に 私の為に?河川道路 完成!嬉しいなあ。

   右に川 左に麦畑。車は通れない! 前歩き後ろ歩き 最高の散歩道。幸せよー。

 

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行楽日和・・・佐賀城下

2017年03月10日 | 日記

 春だというのに、寒い日が続きます。

 うかうかしていると、佐賀県多久市出身で、カナダ在住「池田学の細密絵画展」が終わってしまいます。

 昨日の8度の気温は、風も吹き 寒かった。今日は、日中は15度まで上がるというので、今日でしょ!と朝からGIと佐賀城近辺に出かけました。

 

 まず、リニューアルされた「大隈重信記念館」へ。

 大隈重信は、天保9年生まれで、大正11年に85歳で亡くなっていました。 61歳で初の政党内閣を作り、77歳で第2次内閣を・・。と知れば、長い間、日本に与えられた力のほどが分かりますね。

 また52歳の時、玄洋社の来島恒喜に爆弾を投げつけられ、右足切断で義足を使用。足が不自由でも、表舞台で頑張られたのですね。その時の大隈夫人の賢妻ぶりも書かれていました。(現在の我が国の首相夫人の愚鈍さが腹立たしい。夫婦揃って、公から退場退場と毒づきたくなりますね)

  大隈旧宅(生家)で寛ぐ?夫婦。

 

 それから「佐賀城下 ひなまつり」の街なみ 少しだけ拝見。

 

 お昼は「ホテルニューオオタニ佐賀」へ。

 佐賀城濠の護岸には、樹齢300年越えの大楠が何本も群生し、幹の途中には、椿の花まで咲いているのが見えました。 野鳥の遊ぶ佐賀の城濠側ならではの、のんびりと リッチ気分のランチ! やっぱり、ホテルランチは 幸福感に満たされますね。

 

 ロビーーのお雛様。

 

      

 その後「佐賀県立美術館」へ。

 『池田学展  凝縮の宇宙』は、やっぱり大変な人出でした。

 作品名「誕生」も良かったけれど、作者の日常生活のスケッチやお便り、文章の上手さ、字の美しさにも魅かれました。でも、ゆっくり見は 許されない人出でした。

 

 次に、GIが TVで紹介されていたというパン屋「1954江頭」へ連れて行ってくれました。ホント、ふわふわ感、あっさり感が独特で美味しく、価格も安く これからの佐賀訪問には、欠かせなくなりそう・・。(キャラメルアイスも 美味しく、お茶とコーヒーは無料。だから 人も多かったね)

 

 旅のラストは、温泉でしょ?「山茶花の湯」。脊振山・岩清水湧水の露天からの 眼下に広がる佐賀平野。雄大だね。

 

      歴史と暮らしが、濠を囲んだ城下にあるって、美しいですね。 佐賀日和 佐賀満喫の旅でした。

 

  久しぶりの、ドライブのテーマ曲は 天才 さだまさしの「無縁坂」を歌う前川清。GIは、前川清の旅のTV番組見てからフアンに・・。今日の気分は、「東京砂漠」より「無縁坂」でしたね。

                      作詞作曲 さだまさし    泣けるねー。

     母がまだ若い頃 僕の手を引いて この坂を上るたび いつもため息をついた

     ため息つけば それで済む 後ろだけは見ちゃダメと 笑ってた白い手は とても柔らかだった

         運がいいとか悪いとか  人は時々口にするけど

           そういうことって確かにあると  貴方を見ててそう思う

     忍ぶ不忍 無縁坂 かみしめる様な  ささやかな僕の母の人生 

 

     いつかしら 僕よりも母は小さくなった  知らぬ間に白い手は とても小さくなった

     母は全てを暦に刻んで 流して来たんだろう 悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに  

         運がいいとか悪いとか  人は時々口にするけど

           巡る暦は季節の中で  漂いながら 過ぎてゆく

     忍ぶ不忍 無縁坂 かみしめる様な   ささやかな僕の母の人生

  

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