熊本出身の小山薫堂(58歳・2010年生まれのくまモンの生みの親)脚本のお風呂エンターテインメント(娯楽)と宣伝されてましたので、風呂好きの私は 楽しみにしてました・・・・💛
奇病「憩室出血」で9日間もの突然の入院は、臆病者にとっては、生活の全てを怖気つかせ 前に踏み出すことが おっくうに・・・。考えるよりも行動が先だったこの私に、まさかまさか ためらい という文字が75歳の人生で入って来るなんて・・・・。
そんな時、後ずさりすることなく 喜んで 前向き外出をさせてくれたのは、孫♡ 君たちに 生きる勇気をもらったよ!
今でも、ジッと立ってると フラってする感じ・・。これって 気分だろうか? 貧血がまだ続いてるんだろうか? こわー!
気にしても仕方がないので、ひとり静かに楽しめる映画を観に出かけました。
「湯道」は、あの山田洋次監督の「寅さんシリーズ」.のように、いつまでも観ていたい気持ちにさせる昭和の雰囲気の映画でした💛
「茶道」「華道」のような日本文化の精神や様式を「湯道」として描いて見せ、また古くからの「銭湯」では、450円の庶民ホッコリ湯の良さを・・・。定年直近の小日向文世の念願の自宅の風呂は、檜風呂へ改築の喜び。 心も体も温まる127分でした💛
銭湯も湯道家元も、家業を継ぐ兄弟話でもありましたね。
銭湯で、天童よしみ、クリス・ハートが、歌を歌われましたが、ステキでしたね・・。特にクリス・ハートの「上を向いて歩こう」は、もっと聞いていたいと思わせる温かいソフトな巧さでした。だから、刑務所の風呂風景なんか見たくなかった・・気の毒・・(映画初出演)
ラスト近くの橋本環奈の山の家の「五右衛門風呂」に少し疑問が・・・。
55年前、里美姉ちゃんの離島の教員住宅に一人で遊びに行って、初めて、五右衛門風呂に入りました。 五右衛門風呂って鉄で出来てるから、床板踏むのも大変だし、熱い鉄だから背中はつけられないし・・だったけど、映画のも 五右衛門風呂だったのでしょうか ?
また、「湯道」の中の銭湯は、古い西洋風な外観でした。街は、城崎温泉の柳並木に似てましたね・・・。
もしかしたら と私が期待していたのは、新婚だった息子の住まいの近くにあった「明神の湯」(大田区)が出るかも?と・・・。
ここの女将さんが明るく親切で とっても素敵な方でした・・・・♡
ああーもう一度 外観の懐かしさと あの下町の銭湯らしい銭湯のお風呂に入りたい♨
お嫁様からの入浴剤。有難う♡
自宅でも雰囲気が大事なので、入浴剤は欠かせません。私なりの「湯道」です!
風呂上りに見る、我が家の春の風景も大事だね。
「水を飲む 春惜しみ月 湯上りに」 憩室女 なーんてね。