朱の徒然

変形性股関節症の76歳

読書会 「世界を変えた10人の女性」 池上彰

2018年01月27日 | 日記

 池上彰氏を 今、最も国民に影響を与える世相解説者と私は、位置付けています。

 今夜もTVで「池上彰のそうだったのか 常識が変わっていく!?これくらい知ろうSP」で3時間。ホント柔らかい物腰で解り易くNHKの「週刊こどもニュース」の時と同じ。

 今回の読書会は、そんな池上彰(67歳)、5年前のお茶の水女子大での講義録「世界を変えた10人の女性」。

 10人の女性の中には、あまり馴染みのない方もおられましたが、池上氏の解り易い解説と後半の「池上流白熱教室 学生レポート講評会」での質疑応答の上手さで、より楽しく理解できた気がしました。  ここで実名で登場した賢い女子大生達の 今 が知りたいですね。

 今年初の読書会は、和食にしました。掘り炬燵でワインでの乾杯で始まり、楽しいおしゃべり。 湯河原温泉に出かけた方から、梅の花柄の手拭をお土産に頂きました。ありがとう。    皆さん、今年もよろしくね!

 仏の里のスワンと神秘的な青い実。大分って 魅かれるね。

 氷が張って 寒いね。台所の水仙。

 ジュズサンゴの赤い実。オヤジは、節分の豆まき待ちだよ。

 M様とそのお仲間から年賀の品と手作り漬物を頂きました。F子様からも佃煮を・・。

 読書会の仲間からのプレゼントは、そのうちお返しが出来るので、割と気楽に受け取れますが・・・。めったにお目にかからない方々だと、困ったなーですね。

   でも、ありがとうございました。美味しくって・・・。ご飯がすすむすすむ・・・。いつかお返しを・・。

 

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この冬の私・・・と 父さん

2018年01月16日 | 日記

 父は、無法松な人でした。

   して、その実態は、「無法松」好きな 酒と女に明け暮れた気の弱い造船マンでした。

 だから晩年は、孤独でした。

 でも、そんな一人ぼっちの日々にも、心優しい娘婿殿たちの時折の釣りへのお誘いが 楽しみで待たれてましたね。そんな時も「こちらからは誘えないんだよ」と、さみしく話す好い男でした。そりゃあ、そのデリケートな気遣いは 女に もてるよね。

 私のことは、何故か 神経過敏な娘だから…と言っていたね。オヤジ殿こそ 酔うと口癖の『研ぎ澄まされた剃刀の刃の様な精神の男』でしたよ。この年になって解る 真のオヤジ像だね。

 (勤め先の造船所が、軍需工場になったので、父は戦争には行かず兵器を作ったんだよね。義父も・・。)

     原爆の爆風で吹き飛ばされたとは聞いたけど、毎夏・8月9日には、必ず庭に出て黙とうしていたね。

 

 

 この冬、

 年末に、私は電車のホームで署名入りのニモカ・カード入り財布を拾いました。

 1月2日に、GIが道端で同一人物のクレジットカードを4枚拾いました。

 1月10日に、私が地下鉄のホームで折り畳み傘を拾いました。  すぐに届けましたが、皆さんの手元に戻ったかな?

 そして、その日の午後、大分の「宇佐神宮」で、なんと 私が帽子を無くしました。少し、暑かったので脱いで持ってたの。

    あー、あー、昔っから 忘れ物が多いマヌケでした。今までも服や指輪や傘など色んなものを 無くしてきました。 ああー 自己嫌悪!

 それで 今 想い出したことがあります。

 高校生の時、父の永年勤続記念の金の腕時計を、夏の川で外して遊んでいて置き忘れたことを想い出しました。ごめんね。ごめんね。 私、その時 心の底から謝ったのでしょうか?

 不思議なことに母からも 父からも 叱られた記憶がないのですが・・・。今頃、反省するなんてね、ひどい娘ね。

       あー、あー、振り返って思い出すと、自己嫌悪! なぜ、なぜなの!なぜ忘れるのだろう。

 物や人を失っても あんまり悲しまないけど、 そこから広がる自己嫌悪は より孤独感、脱力感が増しますね。

 

 

 そんな時の冬のお供は、『こぐまくら子ちゃん』と、新しいベロアの電気毛布。

     

         身も心も暖かくして、叱らなかった父さんを想い出しているよ。

 新婚時、夫からファザコンと言われて、そりゃ父娘の実態を知らないからだねと聞き流していたけど、今になって思います。私は、やっぱりファザコンです。父さん、大好きだよ!生きてるときに言ってあげずに、 ごめんね。ファザコン万歳だね!

 

 高校時代の娘。モヘアの帽子は、私の独身時の・。今どこ?

  大宰府の「鬼すべ神事 」の夜の私。この帽子と宇佐神宮でお別れしたの・・。

(余談ですが、宇佐神宮では女性宮司を神社本庁に申請して却下され、現在係争中とか・・・)

娘の高校時のこのコート。暖かくて大好き!まさかこのコートを無くした時は、完ボケと今から覚悟をする新年なんてお粗末でトッホッホーの自己嫌悪。 次にこのコートの譲り手は、きっとオシャレ③孫だね。

 父さん(ひいGI)の帽子を もう被ってるよ。今では ハンチングもね!

  生真面目①の6歳時とカッコつけ③の4歳の時。

ひいGIのハンチングは、①が被ってるのかな?③と⑤戦ってるの?どこ?

 どうか、孫達よ GIが生きてる間に、言葉で『大好き!』をシャワーのように降らしてあげてね!

              懐かしの写真を探してくれたのも、GIだよ!

                物も思い出も続くから無くさないようにしようね。とほほー。 

 階段手すりのバットマンも、子供たちが縁日で当ててきた30年ものだよ。我が家の階段・守り神さね。       

 

 

 

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進水式・佐伯重工業

2018年01月12日 | 日記

 遠い昔、造船マンの父の会社の、進水式に行った記憶がありました。

 父の誇らしげな顔と美しい進水式が心の中にずーっと残ってました。

 だから、今一度見たいという思いがありました。

 昨秋、新年泊りがけバスツアーで行く『佐伯重工業の進水式』というのを見つけました。

 

 バスで着いた佐伯湾の佐伯港の造船所では、お祝いの2匹の獅子舞と舞台上では餅つきが華やかに執り行われていました。20人ぐらいの関係者の方々が餅をつき終わると、餅投げ(餅まき)が、始まりました!

 沢山の見物人の わー、わー、きゃーきゃー、老いも若きも、幼児たちも一緒に、皆が舞台上に手を伸ばして、投げられた餅を拾う拾う。

 GIから「転ぶと危ないから後ろで待ってなさい」と言われていたけど、面白くって、他人と肩ぶつけあいながら たーくさん拾って GIもビックリ! 童心に帰ったね。でも、今日は学校が始まってるので、学生はいなかったね。年寄りが多くって だから拾いやすかったかも・・・。ここでは まだ、私は若手だったかも・・・。と、今になって思いますね。

 

 しばらくして、バンバンと空中で花火の音が鳴り、巨大な船の進水式が始まりました!

 赤と黒の大きな船が水しぶきを上げての航海の始まりに、海風を受けながら見守るこちらも感動!くす玉や風にたなびくテープ、厳かで美しく、泣けて泣けて・・・。 そして、2本の長い錨が厳かに海中に沈んでいく、感動で涙、涙。

     素晴らしい経験でした。これからの長い航海の無事を祈ります。

   おみやげに、紅白饅頭まで頂いて、ありがとうございました!  

        やっぱ、ヘルメット被って海で働く造船マンは、みんなカッコ良かったね!

 

 

 

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太宰府天満宮・鬼すべ神事

2018年01月08日 | 日記

 昨夜は、「七草がゆ」を食べてから、太宰府天満宮の「鬼すべ神事」を見に、GIと初めて出かけました。

夜の飛梅

 菅原道真公のひ孫が始めた、火除けと招福を祈る神事とか・・・。正月七日の夜、氏子300名での『鬼じゃ 鬼じゃ』の勇ましい掛け声と共に、立派な高い屋根の鬼すべ堂の前に火がつけられ、火煙が上がり、団扇で煙を送り込み、天棒で板壁が激しく叩かれ打ち破られる音の凄さ!

   たくさんの松明(たいまつ)も大きな鬼すべ堂を回る廻る。火煙が、炎が 天空まで舞い上がる!

 見物客は、山の中腹での立ったままでしたので、時折の小雨もあり、運動靴、傘杖、リュックの3点セットにして良かったと思いました。  長い立ち待ち時間でしたので、くたびれて休めの姿勢を何回も意識して取りました。

 左足を軸足にしての休め姿勢は、腰すらも休める。でも、人工骨の右足では、ただ棒きれを軸にしたつもりの感覚でしかない。これでは、ホントの休めは人口骨では出来ないと何度も自覚した1時間の長い待ち時間でした。

  でも大迫力の火祭りは、待つ価値ありの すばらしさ!氏子の皆さん ご苦労様!高校生鬼 多かったね。 

 夜の10時過ぎの参道では、梅が枝餅屋が1軒だけ開いてましたので、太宰府駅で熱々を食べました。美味しかったね。

    お正月なのに暖かいよね、今年は・・・と、心地よい疲れで 帰りました。

     

 

 

 

 

 

 

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筑後三社詣り・バスツアー

2018年01月03日 | 日記

 お正月二日目は、家の中で老夫婦二人 何もすることが無いので(トホッホー) バスツアーに出かけました。

 今年は、筑後の三社詣りの旅。

 まず柳川の「日吉神社」。巨大お多福面をくぐって、広域家族12人の笑顔の幸せを願いました。  また無病息災の焚火をされてましたので、S姉と読書仲間のO様と幼馴染Mちゃんの健康回復をお願いしました。

                        

       

 次に大川の「風浪宮」。白鷺を勝ち運の神として少童命(ワダツミノミコト)の化身として祭られているという。 白鷺は、私の一番身近な美しい鳥です。いつもいつも 散歩道の河原で心慰められています。

                

 最後は、久留米の「水天宮」。あっ、ここ! 

 5年前、ウォーキング大会で歩いて、もう少しでラスト地点でしたが、歩けず・脱落!この河原で寝転んでGIを待ったんです。   まさか、まさか、股関節症末期なんて、思いもよらない頃でした。 だって、しばらく休むと また元のように 元気に歩けたんですものー。

 へー、この厳かな調べの流れる「水天宮」。そんなに広くも大きくもなく参拝客も多くないけど、安産の神で、全国の水天宮の総本山。平家一門の霊を祀ってるんだってー。

 酔った父は、我が家は平家の落人とよく言ってたけど、それに対して幼い時から冷静な4姉は、フン、日本の百姓みんな平家でしょと陰で言ってたね。そんな大人びた姉に感心してた私。4姉から見ると、アニメのちびまるこちゃんは、私の小さい時に似てるとか・・・。今度TV放映ちゃんと見なきゃね。

 三神社とも、初めてかと思っていたら、思いがけず「水天宮」が、涙ぐんだ懐かしい場所でした。

 「水天宮」から見た 筑後川に落ちる夕日の美しさ・・。

 

 

   こうして、気楽にお詣りが出来るバスツアーって、有難いですね。だから、老人でいっぱいのバス3台ツアーでした。車渋滞は、歩き疲れて眠ってればOKの楽しい旅。 GI,今年も元気で いっぱい行こうね!

      昼食の「こがね荘」海鮮おせち料理も、料亭らしく上品な味付けでした。

 

 

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