50年前、若者の間で流行ったナホトカ経由・シベリア鉄道で行きたいと憧れたイギリスへ 行ってきました!
(角田光代の小説「三月の招待状」の中で、成田発ロンドン、ブリティッシュ・エアウェイズを成田空港の出発ロビーで読んで、旅した気分になって・・・)と書かれていましたが・・。わかるわかるその孤独な気持ち・・。
でも今 私は、69歳。 もう終活が目の前にあり 考えなくてはいけない人生の課題は一つもなく心残りもない!あるとすれば、ただ、かっての憧れを満たしたい漠然とした願望だけ・・。
私の老後計画では、75歳ぐらいまでは海外も。80歳ぐらいまでは国内へも、GIと二人で旅したい。
ただし、GIには若き日の旅への憧れはなかったようでしたが、まだ歩けるうちに 旅しましょうよ!と強引に・・。
50年前と違って、旅行会社が、世界中どこでもツアー客として、全てが至れり尽くせりで お任せ安心で連れて行ってくれます。但し、成田出発という事で、九州からの参加は二人だけとはビックリ。また、世相を反映して 男女カップルよりも母と40娘の組み合わせが多かったですね。
家庭外となると GI本来の、目配り、気配り、心配りの本領発揮で ありがとう! 私にとっては、愛らしい阪急の〇〇〇ミホ添乗員さんとGIに附いていくだけのお任せ旅。 気楽にのんびりと 楽しみました!
英国って 全てが 圧倒的な伝統と建築群に支えられた かって世界を制覇した大英帝国そのものでした!
特に豊かな国の象徴の、「大英博物館」「ナショナルギャラリー」と二日間めぐりましたが、どちらも入場無料。
世界遺産以上の価値があるお宝の数々を、ゆったりとした豪華な館内で 無料で見せてくれることの驚き!あの名画の数々もよ。
何日あっても終わらない、すばらしさ、充実さ、世界の宝を集めて見せてくれる太っ腹さ。 圧倒的でした!
いろんな、歴史ある教会や宮殿。そして、広大な農場の羊を囲う石積の塀ですら年月と美しさを感じさせ、地震のない王国の揺ぎ無さと凄さが感じられました。 見たこともない美しい童話の世界のような 異国でした。
でも、それにしては、食事はマスかサケやタラのフライ、人参、ジャガイモ、豆が定番でした。お洒落な建物のパブやレストランでもそうでしたよ。GIと二人で、何回かケーキ屋にも寄りましたが、店の豪華で素晴らしい雰囲気に比べて 味は、大味。
それに、イギリス人は、トイレは粗末で汚くっても平気みたい。ヒルトンにすら、ウォッシュレットがないのに、ガッカリ。
イギリスの方々を、天神の各商業施設のトイレと化粧室のゴージャスさに招待して、カルチャーショックを与えたい。 堅牢で美しい外見ばっかり飾っても、お尻が快感じゃないと、人生の真の喜びを知ったことにはならないよと。イギリス人は可哀相だね。
日本は、もっともっと世界に売り込む価値ありますよ。食と尻。この生活の実基本をね。 ああー、日本人で よかったわ。
(もう一つ、オックスフォードって、学園都市はあるけど、オックスフォード大学っていう名の大学は、ないんですってね。)
リバプールで、ビートルズに会ったよ。
街も田舎も、歴史と伝統に満ちていましたよ。
唯一触れ合ったイギリス人です。
全て音声ガイド付きだから、少々離れていても迷子にはならないのですよ。
私は、このロンドンの タワーブリッジ が一番気に入ったかな? 英国人は、雨でも傘ささないのよ。
GIは、英国記念にハンチングを買いました。