朱の徒然

変形性股関節症の76歳

家族葬と 南蔵院への納骨

2017年02月23日 | 日記

 1月に 身寄りは、甥っ子姪っ子5人だけの、夫の94歳の叔母が、北九州の老人ホームで亡くなりました。

 葬儀は、これまで全ての世話をしてくれていた70歳の甥御夫婦に近い折尾(私は初めての地)で 6人だけの家族葬でした。

 ホテルの中の葬儀場でしたので、私は通夜は、ホテルの一室で寝ませてもらいました。

 葬儀などの全てが、葬祭1級ディレクターの方々の心温まる流れの運び方で、私も、こんな風に 家族葬で静かに見送られたいと思いました。

 

 そして、2月になって 49日と納骨法要が、「南蔵院」で、行われました。

 30年も前に、亡き姑がお世話して、この南蔵院に年間管理費、維持管理費を含めての永代納骨堂が、用意されていました。

 私は、前から一度は「南蔵院」の涅槃像を まじかに観たいと思っていました。

 昭和28年生まれの3代目林覚乗住職の、祈禱寺から先祖供養寺への移行に合わせて 平成7年に造られた涅槃像は、体内に仏舎利(釈迦の骨)を納めるためのものだそうですが、それはそれは、お優しいお顔で、ブロンズ(青銅)では世界一らしいデカさでした。

全長41m、高さ11m、重さ300トン。

 終の住処の熱海からの、ユーモラスな義弟も加わった7人での、最後の食事会も「南蔵院」経営の美味しい会席料理でした。

 長い間、叔母さまの全ての事柄に尽くして下さった優しい従兄ご夫妻と、94歳での死を 負の遺産にすることなく、一人で、スッキリと往生された叔母さまに 感謝・感服した 一日でした。

 

 近くには、「鳴淵ダム」が、ありました。県道にサーッと流れているような、住宅地にビックリする近さのダムでした。

 

 堤高67,4m堤頂長308m。

  

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映画「スノーデン」 オリバー・ストーン監督

2017年02月17日 | 日記

 実話に基づく映画「スノーデン」を観ました。(ドイツとフランスの出資)

                            

 祖父は、国防省。父は、湾岸警備隊。スノーデンは、両親の離婚により高校中退して、生活のため軍隊へ入隊。軍のベットから落ちて骨折して除隊。

 独学で学んだパソコンの技術でCIA(アメリカ大統領直属の中央情報局)に入局。SNSで恋人も出来 順調な暮らし。

 でも、『テロを止めるのは、爆弾ではなくコンピューター。ここが戦場』といいながら、テロだけではなく一般市民への通信傍受が平然と行われている現実についていけなくなる。で、CIAを退職し、次はNSA(アメリカ国家安全保障局)へ入局し、計10年の勤務の後、2013年 史上最大の内部告発者として、29歳で祖国米国を追われ、ロシアへ亡命。ここまでの話でした。

 2014年に「シチズンフォー スノーデンの暴露」というドキュメンタリー映画が存在しますので、本作をオリバーストーン監督は、ある種の青春映画として描きたかったのでしょうか?

 スノーデンが開発したプログラム『ハートビート』の暗号名が、昨年観逃した映画の題名でしたので「LA LA LAND」が来る今、私にとっての暗号のような気がしました。

 もしかしたら コンピューター開発での出世欲の強いスノーデン。てんかんの発作持ちで、精神の安定が難しかったのでは?

 米政府の闇と言いたいところだけど、今や国際的盗聴監視プログラムは、当たり前。

 逆に、トランプ大統領のNSA担当大統領補佐官が駐米ロシア大使との電話の中身をFBI(連邦捜査局)に録音記録され失脚なんて、情報部出身のくせに・・と、あまりの愚かさに呆れた。   

 ちーなみに、私、60歳の時、ちょびっとNTTにパートで勤めました。回線が同じなら他社の盗聴も、当たり前ですよ。

                   世の中って 

                  甘くないのよ。通信網での秘密なんて信用してない。

 スノーデンが本当に義憤にかられたのなら、ロシアに亡命してどうする? 今頃は、アメリカのシステムを教え、大規模な違法プログラムを作っているのでは?じゃないと、ロシアが保護する意味はないでしょ? 浅はかで 気の毒ね。

 スノーデンには、恋人はいたけど、 自分が心預けられる 家族 がいなかったのね。悩んで裏切るくらいなら、全く関係ない方向へ進むべきでしたね。  

 スノーデンの功績?ない。      国家的ハッカー集団なんて、世界中の人が知っている。

 だからこそ、政府は、情報は隠さず、国民に見せること。他人とシステムは、疑う時代ってごく当たり前の事。

         スノーデンが、用心して手話で話す場面は、印象的でした。ルービックキューブもね。

 

   

         お姑様の遺された毛糸2玉で、ティラの帽子とコートを編みました。暖かいね。

 

       

 2年間、場所を変えても咲き続けるシャコバサボテンに ありがとう!切り花でも、開花は長いね。

 

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クラシック コンサート「グルッポ・ジョット」

2017年02月09日 | 日記

 久しぶりに、クラシックコンサートに出かけました。

 

          

 バイオリンの生演奏は、息子の結婚式以来でした。

 披露宴で、お嫁様のピアノとプロのバイオリン奏者になられた妹様との合奏をお聞きしながら、お嫁様のご両親様に対して、こんな田舎のガラッパチ姑で申し訳ありませんという気持ちで、聴いていたことを思い出しました。お嫁様は、ピアノ弾いているかな?

 また、イギリスから戻ったばかりなので、あの風景、風土にはクラシックだよねーと思ったりー。

 後半は、私にも馴染みのタンゴでしたので、曲に合わせて心の中で思いっきり大きく股を広げてタンゴダンスを踊りました。来世は、ブエノスアイレス辺りのうらぶれた路地裏で踊りながら「ジェルソミーナ」と叫んで! 妄想に 音楽は、いいね。

 現実は、GIと二人で、ホテルの花で彩られた美しい中庭を眺めながら、アメリカンクラブサンドをアフターヌーンティーにし、ホテルのブティックで、春のアンサンブルセーターを買い、演奏会の後は、親不孝通りで ビールと焼き鳥で乾杯。

 こんな夜を GI&BA の 幸せ って言うのでしょうね。

                    T様とお嬢様 有難うございました。大いに冬の夜を 楽しみましたよ。

                     最後の「ロミオとジュリエット」素敵だったね!

 

 

 ローラアシュレイの店は、イギリスの町には、あちこちに・・。

    11月からの黄色の蘭の花びら。がんばるねー。ローラアシュレイの華やかネックレスと釣り合うね。

 

 お庭には、黄色の水仙が咲いていました。待って待ってカエルと帰国。

     

我が家の子たちも、情操教育にピアノをー。もう忘れた? カワイかったね!

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霧雨の英国8日間の旅

2017年02月05日 | 日記

 50年前、若者の間で流行ったナホトカ経由・シベリア鉄道で行きたいと憧れたイギリスへ 行ってきました!                  

(角田光代の小説「三月の招待状」の中で、成田発ロンドン、ブリティッシュ・エアウェイズを成田空港の出発ロビーで読んで、旅した気分になって・・・)と書かれていましたが・・。わかるわかるその孤独な気持ち・・。

 でも今 私は、69歳。   もう終活が目の前にあり 考えなくてはいけない人生の課題は一つもなく心残りもない!あるとすれば、ただ、かっての憧れを満たしたい漠然とした願望だけ・・。

 私の老後計画では、75歳ぐらいまでは海外も。80歳ぐらいまでは国内へも、GIと二人で旅したい。

 ただし、GIには若き日の旅への憧れはなかったようでしたが、まだ歩けるうちに 旅しましょうよ!と強引に・・。

 50年前と違って、旅行会社が、世界中どこでもツアー客として、全てが至れり尽くせりで お任せ安心で連れて行ってくれます。但し、成田出発という事で、九州からの参加は二人だけとはビックリ。また、世相を反映して 男女カップルよりも母と40娘の組み合わせが多かったですね。

 家庭外となると GI本来の、目配り、気配り、心配りの本領発揮で ありがとう!  私にとっては、愛らしい阪急の〇〇〇ミホ添乗員さんとGIに附いていくだけのお任せ旅。 気楽にのんびりと 楽しみました!

 英国って 全てが 圧倒的な伝統と建築群に支えられた かって世界を制覇した大英帝国そのものでした!

 特に豊かな国の象徴の、「大英博物館」「ナショナルギャラリー」と二日間めぐりましたが、どちらも入場無料。

 世界遺産以上の価値があるお宝の数々を、ゆったりとした豪華な館内で 無料で見せてくれることの驚き!あの名画の数々もよ。

 何日あっても終わらない、すばらしさ、充実さ、世界の宝を集めて見せてくれる太っ腹さ。 圧倒的でした!

 いろんな、歴史ある教会や宮殿。そして、広大な農場の羊を囲う石積の塀ですら年月と美しさを感じさせ、地震のない王国の揺ぎ無さと凄さが感じられました。   見たこともない美しい童話の世界のような 異国でした。

 

 でも、それにしては、食事はマスかサケやタラのフライ、人参、ジャガイモ、豆が定番でした。お洒落な建物のパブやレストランでもそうでしたよ。GIと二人で、何回かケーキ屋にも寄りましたが、店の豪華で素晴らしい雰囲気に比べて 味は、大味。

  それに、イギリス人は、トイレは粗末で汚くっても平気みたい。ヒルトンにすら、ウォッシュレットがないのに、ガッカリ。

  イギリスの方々を、天神の各商業施設のトイレと化粧室のゴージャスさに招待して、カルチャーショックを与えたい。   堅牢で美しい外見ばっかり飾っても、お尻が快感じゃないと、人生の真の喜びを知ったことにはならないよと。イギリス人は可哀相だね。

 日本は、もっともっと世界に売り込む価値ありますよ。食と尻。この生活の実基本をね。  ああー、日本人で よかったわ。

 (もう一つ、オックスフォードって、学園都市はあるけど、オックスフォード大学っていう名の大学は、ないんですってね。)

        

        リバプールで、ビートルズに会ったよ。

              

     

 

   

  

 

 街も田舎も、歴史と伝統に満ちていましたよ。

 

 唯一触れ合ったイギリス人です。

 

 全て音声ガイド付きだから、少々離れていても迷子にはならないのですよ。 

 

 

私は、このロンドンの タワーブリッジ が一番気に入ったかな? 英国人は、雨でも傘ささないのよ。

 GIは、英国記念にハンチングを買いました。

 

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