朱の徒然

変形性股関節症の76歳

六郷満山・国東半島バス旅(変形性股関節症術後3年半)

2017年08月28日 | 日記

 昨日は、「二胡と馬頭琴・コンサート」に出かけました。

 ピアノ伴奏と馬頭琴が違和感なく楽しめ、馬頭琴の音が、思ったより太いのにビックリ! 多分、二胡の高い音色を想像していたのだと思います。 モンゴルの広い草原を考えると、馬頭琴は、力強いあの音色ですよね。

 久しぶりで、「スーホの白い馬」と椎名誠事件をGIに話しました。

 2時間半の演奏中、座りっぱなしでしたので、随分とだるいような足の疲れと足裏の痺れを感じました。

              

      

                  

 

   翌日は夏の最後の旅で、「国東半島巡り・バスツアー」に出かけました。

 GIと二人座りの車内では、GIの片足の上に、私の両足を乗させてもらい、足底を宙に浮くようにしてブラ座りしました。スカーフで隠していましたが、やーらしいBAさんと、気づいた方は思われたでしょうね。でも、この座り方で、随分と足は楽になりましたよ。時折、足首を曲げ伸ばしして血栓予防を・・・。GIは何時運動するの?知らんがさ、自分の身体は、自分で守る!(ヒドイ妻やね)

 で、大分の国東半島までは、遠い遠いバス旅でしたが、GIの我慢と車内椅子シートの広さもあり 足は楽でした。アリガト!

 着いた「道の駅くにさき」で、もう昼食の時間でした。初めて、太刀の魚の柔らかい蒲焼を食べました。

 GIと二人で、隣の「黒津崎海岸」を、磯歩きしながら もう秋の訪れを感じる海と風の 優しい和みでした。

 

                                     

 山岳仏教の里らしい風景が続き、山の中に「文殊仙寺」がありました。巨大な岩壁と一体になった本堂への道は、なんと階段数は、300段。観光バスが乗り入れるのだから、途中までの車道路が整備されているだろうと、私は、安易に考えていました。

 まさか、300段を上るとは!変形性股関節症術後3年半、初めての泣きたくなるほどの長くて遠い階段でしたが、皆さんに遅れながらも休み休み上りきりました。

 ここは、手つかずの大自然の中の古の信仰に支えられて1300年の山岳修行の寺。(国東六郷満山霊場第25番札所)

 (三人寄れば文殊の知恵)の発祥の地だそうで、今までは祈りとは、孫たちの健康だけを願ってましたが、ここで初めて孫たち6人の学業向上を祈願し、智恵の水を頂きました。護摩祈願も行われていましたよ。 

 でも、もう私は 2度と上らない!下りは、膝ガクガク・・。二度と降りない!

 

 

 次が、両子山(721m)の中腹にある「六郷満山総寺院・両子寺」。  私が来たかったのは、ここ。ここ。

 宇佐八幡宮の庇護の下、神仏習合の寺院集団の山岳修行の根本道場。開山1300年の天台宗総持寺。一度は峯入り見てみたいわ。

 本堂の入り口に、仏の足形があり その上で、自分の足腰をさすると丈夫になるとのことで、必死にさすりましたが・・。信心心がないくせにね・・。   初めて『般若心経』を買いました。お経を唱えられるかしら?

 

         

 最後が、ひまわり咲く「長崎鼻」でした。

 向日葵は、夏枯れで残念でしたが、パワー・スポット「行者の洞穴」に出会いました。長年の海水の力で浸食されて出来た地質的に珍しい洞穴とか・・。2つ ありました。 岬自体が良く整備されていて、穏やかで 美しかった!

                     桃のソフトクリームも、少しアイスクリン風で美味しかったね。

 

 国東半島4か所巡りの旅は、素晴らしかったけど、遠かったあ。

 9月13日から「九州国立博物館」へ六郷満山展としてくるそうですから、また新たな知識を得るのが楽しみです。

           農業遺産の次は、目指せ・世界遺産ですね。珍しいと思いますよ。山岳仏教の里だなんて・・。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読書会「父の生きる」伊藤比呂美 解説・平松洋子

2017年08月25日 | 日記

 今回は、N新聞で人生相談を担当して20年の、詩人伊藤比呂美の実親・遠距離介護の3年半の記録本でした。

 「一気に読んだ。良かった」という方もあれば、「伊藤比呂美は愚痴が多いね。本当の介護は地獄よ(姑がアルツハイマーだった)」という方もありました。  

 辛い介護とは、排せつ物の始末だけということを考えれば、伊藤比呂美のカリフォルニアの生活と、東京での仕事、と熊本の父親宅訪問の3拠点での暮らしは、多忙な中での精いっぱいの親孝行だったのでは?

 私達は、全員が親を見送った世代。作品の最後に「親の介護とは、親を送るということは、自分の成長の完了。大人になり終えるということ」と書かれていました。今、伊藤比呂美は61歳。年の離れた英国人の夫も すでに見送っている。

 読書会の70歳前後の会員全員に、まだ夫がいる。これから、団塊世代の老々介護という前人未到の老いた心身での日常世界に突入するんですね。  ガンバロ!、 仲間たち! 

 伊藤比呂美は一人娘。 私の知る限り、一人娘で育った方々は、姉妹間の競争にさらされていないので、皆人柄が良く、おっとりしていて、付き合いやすい。他人を批判しない。 一人で楽しみ、ひとりで考え、一人で世に出たんだものね。親の介護も一人でと思うと、悲しみも一人で乗り越えてきたのねと、肩を抱いて ねぎらいたくなりますね。

 

                                   

2姉からのハス。茎は、みそ汁で故郷を想い、葉っぱは、飾ってみました。台所の「ピカチュウとカエル少年」の日よけとリビングの「フィカス」の上にも拡げてみました。

 

 

 

 お中元とは別に、長姉と3姉から沢山のお菓子が・・。

 甘党GIは、大喜び!有り難う! 親の看取りも近くの姉ちゃん達には 苦労かけたね。有難う!感謝してるよ!

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

敗戦後72年の今 考えること

2017年08月17日 | 日記

 戦争を知らずに生まれた私も70歳。 戦後72年、平和を信じてきたけれど、今、戦争が起こりそう・・。

 1941年12月の対米開戦。あのパールハーバーと今 北朝鮮が名指したグアムが重なる。誰もが戦争を避けたいはずなのに、仲介者はいないの? 国と国とは、外交が基本でしょ?  ああー米国大統領が賢いオバマさんだったら・・。

 「何で戦争に反対しなかったの?」と聞いた幼い私に「知らない間に偉い人たちが、戦争始めていたのよ」といった母のように、私も孫達への言い訳もできない立場に このままなるのでしょうか?

 日本人が忘れていけないことは、過去の全ての戦争の口火を切ったのは、日本。それも理由は、領土と資源確保のため・・・。今の安倍首相は、加害の歴史への反省もなく、不戦の誓いもしない。核の廃絶にも言及しない。自国の被害だけを強調する無知さ。

 ガッカリしていたら、首相の御用新聞と化したかと思われたY新聞の二人の編集委員の方が、きちんと真の正義を書いてくださいました。

「現在の北朝鮮が、無謀な対米戦に突入した日本と重なる」また「日本が戦争で加害者になった事実と被害国の感情には、鈍感であってはならない」と・・。

 昨年、N新聞は『真珠湾への33日間』としてシリーズ化され、毎朝ドキドキしながら、新聞を開きました。今年は、何もないと思ってましたら「台湾の片隅で」という記事が載り ホッとしています。まだ新聞に期待できると・・。

 何とか戦いを回避して、平和な世界を孫達に引き継ぎたい! 70歳の切なる夏の願いです。

 

    

  お盆過ぎという指定で、F子様から 夏物語というせんべいセットが送られてきました。心遣いがステキね。

 

 40年前の夏の贈り物に義母と母に。そして、自分にも・・。昔からお揃い好きよ。

 

 

 

 4姉から、見事なジュズサンゴと、手作りらっきょう漬を頂きました。ありがとう!

 後ろの浴衣地は、姑の形見として嫁と娘と私と3人で分けました。夏には出して思い出してますよ。おばあちゃん!アリガト。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西の孫の夏休みは「宗像」へ

2017年08月14日 | 日記

 西に住む10歳、7歳、4歳の孫がやってきました。

                              

              

 ついた翌早朝から、朝練です。無類のスポーツ大好き兄弟。今回は、PAPAがいるので、ホントは遠い公園でバットを振りたいところですが、PAPA眠いし、それに今日は、お泊り旅。仕方なく傍の公園で早朝キャッチボールを始めました。汗かいてシャワーと洗濯。MAMA大変だね。ご苦労様、少しでも手伝いたいわ。

 朝食後、車の中でアニメ見ながら長いドライブ。   着いたところは、「玄界灘の海」です。荒いね! 孫3人とGIだけが泳ぎました。

 

                           

 長男10歳は、少しだけ波乗り出来て、海 の怖さ、面白さも初めて認識したかな?GIの体力には感心!  それから探し求めての海鮮昼食へ。  あれっ ホテルまで すぐでしたね。

 着いてすぐに、ホテルで「テニス」。  GIも、生まれて初めてテニスに挑戦!東の長男11歳も春から始めたとのことで、試したけどラケットは振るのも難しい・・・と。     BAは、夕暮れてからホテルの「プール」で一人浮きながら青空を見上げ、孫6人がいる 幸せ を感じました。

 

 

                                    

 翌日は「宗像大社」へ。我ら子供グループは「海の道・むなかた館」で、宗像人の3Dアニメーションを見ながら、のんびりしました。  さぞや、大勢の人と思っていたので、人出の少なさが気の毒・・。特急バス「むなかた号」まで出てるのに・・・・。

 

 

 眼鏡かけて3D映画を。貸し切り状態だったね。古代人って入れ墨してたの?

 翌日は、子供達の最大の楽しみ「ヤフオクドーム」へ。4歳の孫のソフトバンク選手への的確ウンチク考にビックリ。

 

           

 BAは、留守番で夕飯つくり。自分でもアレッと思うほど、料理も下手でした。  やっぱ、年にはかないません。東と西の間が 中、2日間だけの休養でしたので疲れていたのでしょうか? 

 

  初の5人での墓参り。GI内心・喜びと感謝だね!

 

                                        

 

      6人の孫達と今年も思いっきりの楽しい夏を過ごすことが出来ました。有難う!

 

 一つ残念だったのは、孫6人が一緒の夏が過ごせなかったこと! 故郷の我が家は 狭いし、仕方ないね。

 でも、東西の5年生は、もう大人の心を持つ子供に成長していました。

     冬には、5年生ひとり旅で GIBAの元へ東西合流 どうでしょ?

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東の孫の夏休みは「長崎」へ   (変形性股関節症術後・3年5か月)

2017年08月06日 | 日記

 

 11歳、9歳、5歳の孫たちがやってきました!

 今夏は、1週間だけでしたので、のんびりする暇もなく 毎日忙しかったね。

 一番の思い出つくりは、「長崎への旅」。

 『大浦天主堂』の隣の『グラバー園』 は、暑くて 暑くてみんなバテたね。だから、ランチで中華街の和室で寛げて少し疲れがとれました。

 夕方、港の街を見下ろしながらのホテルの大浴場は、気持ち良かったね! 山肌に人の住む異国情緒の小さな港街・長崎。

 翌早朝は『二十六聖人』へ。 ホテルから5分とのことで皆で散歩しようと歩き出しましたが、小さな階段の長い道のりの下りに、帰りの登りを考えるとBAは途中ギブアップ。

 『五社公園』で待ちました。台風が近づく朝の風の心地よい事!誰もいないベンチでゴロっと・・・。汗かいて戻ってきた孫達と、公園端の「原爆殉難の碑」で祈りを捧げました。千羽鶴もありました。

(昭和20年8月9日午前11時2分原子爆弾投下。 BAは、被爆2世で、ママは3世、君たちは4世だよと 小さな平和学習をしました)

  

                                                     

 こうして、今夏も孫達と旅を楽しむことが出来て良かったわ・・。『徘徊タクシー』(坂口恭平・新潮文庫)のように、成人したらGI&BAを乗せて優しい旅をしてくれるかな?

 

 

         

夏のママと兄が大好きだった水風船投げは、孫達も大好き。     ママは、運動神経抜群の元気娘でしたね。

 

                         

川遊びも楽しかったし、中学生になったご近所のチーちゃんとの花火の夜も出来て良かったね。アリガト、チーちゃん!

 

 娘が、一宿一飯のお礼にと、洗濯機周りの大掃除をしてくれました。

 その時、秘密の小箱から、ミルキー叔母の手作りキューピーが出てきました。叔母72歳の早すぎる死でした。S姉ちゃん! 心配しないでね。KくんもYちゃんも、幸せに暮らしてるよ! いつも可愛がって下さっていたご恩は忘れません。私を秘かに守ってくれてるのよね、キューピーさんが今も・・。

 

 

 

            

 BABAと電車を見るのが大好きだった子が、大きくなって今年は、仲良し弟と見ました。

 

 変形性股関節症・術後3年5か月。

 孫と朝の散歩中 、草むらから生まれたての子猫が次々と出てくる・・。「来ないでー」と叫びながら全力疾走で逃げました。術後初めての全力疾走!  3年5か月で全く、人工脚を忘れてました。 痛みなんて、全くありません。全く自分の足です。 なにせ、逃げましたあ。 孫、唖然!  

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする