昨日は、「二胡と馬頭琴・コンサート」に出かけました。
ピアノ伴奏と馬頭琴が違和感なく楽しめ、馬頭琴の音が、思ったより太いのにビックリ! 多分、二胡の高い音色を想像していたのだと思います。 モンゴルの広い草原を考えると、馬頭琴は、力強いあの音色ですよね。
久しぶりで、「スーホの白い馬」と椎名誠事件をGIに話しました。
2時間半の演奏中、座りっぱなしでしたので、随分とだるいような足の疲れと足裏の痺れを感じました。
翌日は夏の最後の旅で、「国東半島巡り・バスツアー」に出かけました。
GIと二人座りの車内では、GIの片足の上に、私の両足を乗させてもらい、足底を宙に浮くようにしてブラ座りしました。スカーフで隠していましたが、やーらしいBAさんと、気づいた方は思われたでしょうね。でも、この座り方で、随分と足は楽になりましたよ。時折、足首を曲げ伸ばしして血栓予防を・・・。GIは何時運動するの?知らんがさ、自分の身体は、自分で守る!(ヒドイ妻やね)
で、大分の国東半島までは、遠い遠いバス旅でしたが、GIの我慢と車内椅子シートの広さもあり 足は楽でした。アリガト!
着いた「道の駅くにさき」で、もう昼食の時間でした。初めて、太刀の魚の柔らかい蒲焼を食べました。
GIと二人で、隣の「黒津崎海岸」を、磯歩きしながら もう秋の訪れを感じる海と風の 優しい和みでした。
山岳仏教の里らしい風景が続き、山の中に「文殊仙寺」がありました。巨大な岩壁と一体になった本堂への道は、なんと階段数は、300段。観光バスが乗り入れるのだから、途中までの車道路が整備されているだろうと、私は、安易に考えていました。
まさか、300段を上るとは!変形性股関節症術後3年半、初めての泣きたくなるほどの長くて遠い階段でしたが、皆さんに遅れながらも休み休み上りきりました。
ここは、手つかずの大自然の中の古の信仰に支えられて1300年の山岳修行の寺。(国東六郷満山霊場第25番札所)
(三人寄れば文殊の知恵)の発祥の地だそうで、今までは祈りとは、孫たちの健康だけを願ってましたが、ここで初めて孫たち6人の学業向上を祈願し、智恵の水を頂きました。護摩祈願も行われていましたよ。
でも、もう私は 2度と上らない!下りは、膝ガクガク・・。二度と降りない!
次が、両子山(721m)の中腹にある「六郷満山総寺院・両子寺」。 私が来たかったのは、ここ。ここ。
宇佐八幡宮の庇護の下、神仏習合の寺院集団の山岳修行の根本道場。開山1300年の天台宗総持寺。一度は峯入り見てみたいわ。
本堂の入り口に、仏の足形があり その上で、自分の足腰をさすると丈夫になるとのことで、必死にさすりましたが・・。信心心がないくせにね・・。 初めて『般若心経』を買いました。お経を唱えられるかしら?
最後が、ひまわり咲く「長崎鼻」でした。
向日葵は、夏枯れで残念でしたが、パワー・スポット「行者の洞穴」に出会いました。長年の海水の力で浸食されて出来た地質的に珍しい洞穴とか・・。2つ ありました。 岬自体が良く整備されていて、穏やかで 美しかった!
桃のソフトクリームも、少しアイスクリン風で美味しかったね。
国東半島4か所巡りの旅は、素晴らしかったけど、遠かったあ。
9月13日から「九州国立博物館」へ六郷満山展としてくるそうですから、また新たな知識を得るのが楽しみです。
農業遺産の次は、目指せ・世界遺産ですね。珍しいと思いますよ。山岳仏教の里だなんて・・。